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安曇野市から松本市を経て塩尻市に至る全区間が長野県内にあるサイクリングロード。 県道441号穂高松本塩尻自転車道線の愛称。
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メンテ・パーツ交換2へ続きます https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html 作業台◆メンテナンススタンド https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/92.html 最終更新日: 2018.11.25 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) 2018.11.11 ●バック拡げ工具について 2018.04.22 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) 2018.04.08 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 2017.12.31 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 2017.11.19 ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい 2017.06.04 ●3つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする 2017.05.21 ●修理か交換か 2017.04.16 ●異音解消までの長い道のり 2017.01.22 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法 2016.12.11 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(一部追記12.25) 2016.12.04 ●タイヤ・チューブ交換と前ブレーキシュー交換からプチオーバーホール 2016.11.27 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4)、●異音解消までの長い道のり(軋み音) 2016.11.13 ●自転車の価値と予算 2016.10.09 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方(微修正) 2016.08.21 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 2016.07.31 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから 2016.07.10 ●なぜメンテが必要か 2016.06.19 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? 2016.06.05 ●一目で症状を判断できるとは限らない 2016.05.22 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない 2016.05.22 ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 2016.05.15 ●「違和感」は不具合の目安、●高校生向けメンテナンス記事、 2016.04.24 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 2016.04.10 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 2016.04.10 ●修理が得か買い替えが得か、●[京都]駐輪場にて無料点検(移動) 2016.04.03 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき 、●会社で使う自転車でも定期点検が疎か 2016.03.13 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか 2016.03.06 ▼過小メンテナンスになっている一因 2016.02.21 ●修理か新車購入か 2016.02.14 ■パンク修理関連を単独ページに移動 2016.01.03 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう 2015.12.20 ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない 2015.11.22 ライト(灯火)項目 2015.11.01 ●自転車をどこから補修すべきか、●大学の自転車80台の点検の模様 2015.10.25 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 2015.10.25 ●折れていても気づかない、 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) 2015.10.17 雑感●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か 2015.10.17 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ 2015.10.06 ●異音の原因の一例 2015.09.20 ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 2015.09.06 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン 2015.07.02 ■各部の名称 2015.06.20 ■定期メンテナンス項目の追加 2015.05.15 目次の設置 2015.04.16 日常的なメンテナンス(車体保護、他)、他 2015.03.14 2項目追加 2015.02.15 異音の原因と対策 2015.01.25 UP ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★5つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする (早く壊れて欲しいと思っている自転車店では絶対に教えてもらえない方法) ★【空気】(チューブが英式であれば)米式化し月1で適正な空気量を充填 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html ★【変速】切り替えできる変速機付きであれば、適切に使いこなす。 (停止前や減速時には「軽く」、回転が「重くならないように」選択すること) ★【注油】週1もしくは雨天後には必ず水気を拭き取り適切に注油 (556はNG!!!) (チェーンオイルなどはこちらのページで解説) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/82.html ★【保管】屋根下を含め屋外保管であればカバーをかける https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/118.html ★【補修】タイヤやブレーキシューは摩耗・劣化する前に早めに交換すること! (タイヤの交換時期) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/119.html (ブレーキシュー全般) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●バック拡げ工具について blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/1070805.html 他のページにも書いているがこちらにも。 小径でも電アシでもない鉄フレームなら使っても問題ないという話ではなく、使えば確実に歪む。 「工具を使わずに作業すれば時間がかかる」というような言い訳で使うのは、典型的な「技術力が低い店」。 こちらから使わないように指定しなければ黙って使うような店にも関わらないことを強く薦める。 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) prestigebike.hamazo.tv/e8259472.html フロントフォークの在庫の問題。 入荷が早い汎用品と互換性があれば取り付れば済むかもしれないが 「色が合わず変」になるが、気にしない人ならそれでもいいのだろう。 基本的には「走行方法を誤って事故を起こさなければ」自分の自転車が 1ヶ月も使えなくなるということにもならないので、 こういう観点からも日頃の走行を見直す価値があるといえる。 (「もともと一般車を複数所有しているので問題なし」という人は稀だろう) 「1ヶ月も待たされるなら安物の新車を買う」という人もいるかもしれないが、 安物に買い替えて乗り心地が明らかに落ちたところで、これも自業自得。 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) sites.google.com/site/keymartcycle/1nen/yanguidenoburekidiaozhengkarano ▼「何がどう悪いのか」 客:(フォーク曲がりの不具合を知らないため)ブレーキシューの交換と調整だけで直るはずという考え 店:フォークの曲がりによってブレーキ周りだけでなく直進性も劣ることを説明。 説明の段階で実際にこういう状態なので大がかりな修理が必要になるということを 「実際に乗って確認してもらっている」のが良い対応。 「○○に置いておくので勝手に修理しておいてくれ」では 不具合の確認や追加修理や取寄せが必要になった際に再度連絡をする必要が生じて確実に2度手間。 修理するためには「実車の状態の確認が必須=店に持ち込む必要がある」ため、 電話口で安易に修理料金を聞いて、その料金で必ず出来ると思い込んでしまうと、 双方とも非常に困ったことになる。 ▼「放置すればどうなるのか」 自然治癒はしないので違和感は残り続け、走りにくい自転車を使い続けることになる。 ▼「車体の状態を実際に確認してもらった上で 修理すれば値段はいくらで日数はどれくらい必要なのか」 純正部品と思われる部品では安い自転車=1万円必要になった。 半額以下で汎用フォークもあるにはあるが、それが使えるかどうかは現物合わせになるので賭け。 色も当然合わないはずなので非常に不格好で貧相に見えるというデメリットもある。 ─取寄せが可能としても 「車種と色」がメーカー在庫としてあるかどうか。 もしなければ再生産まで半年以上待たなければならないということも十分あり得る話。 ─もしメーカー在庫が切れていて生産も既に終了し再生産もなく、メーカー代替品も見つからないとき 汎用品が使えるかどうか賭ける、アテのない中古を探す、 最悪は「特殊な規格のため買い替えるしかない」ということも考えられる。 ────────────── 衝突しなければ前フォークも壊れずお金も時間も無駄にすることはなかった ────────────── 1万円以内の細かい修理費用であれば、 日頃から適切なメンテナンスをしていればタイヤもチューブも早々に交換しなければならないような事態にはならないため、 「点検や整備を疎かにしない」ということで大抵は防げる。 しかし、事故は単に時間やお金がかかるだけでは済まない可能性もあるということをよく考えたい。 「取寄せに1ヶ月もかかった」「部品代に1万円もかかった」から今度から気を付けようという きっかけを得たことを勉強と考えるのは構わないが、 自転車の修理は可能でも、乗車している人自身は大怪我では済まない場合も考えられる。 ヘルメットや保険で備えるという以前に、事故にならないような走行方法を身に付けることが、 修理費用も発生することなく、無事に毎日を過ごしやすいと考えれば「それだけで得している」といえる。 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 実店舗であれば「初期調整の概念が存在するかどうか」「まともな点検をしているかどうか」 ネット購入で「70%から自分組立であれば自業自得」「100%完組であれば信用しすぎ」 安く買ったつもりでも、どこかで安くするために作業が簡略化されていると見て、 あとで高くついたとしてもその安く買えたぶんの工程を後から払っているに過ぎないことに気付くべき。 (しかし、定価購入でもロクな説明もなく納車前整備も酷い店が絶対に存在しないとも言えない) 自転車はテレビのような買ったら繋いで初期設定して終わりではなく 「調整が不可欠な”乗り物”」と知ってもらいたい。 ※鈍感を極めている人であれば、不具合のオンパレードでも「全く気にしない」ということもあるのかもしれないが、 公道を走る乗り物として必要最小限の安全基準すら満たしていないもので満足しているような人は 考えなおして欲しいと切に願う。 ●購入後の維持費も必要 jitensyazamurai.com/db/archives/8728 それでも原付やオートバイより安いことは間違いない。 ※本格的なスポーツ自転車や国産電動アシストで無茶苦茶な使い方をして早々に壊すケースは考慮しない。 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 jitensyazamurai.com/db/archives/8141 最初に 「どれだけ酷い状態でも安く早く簡単に直せると思っているのであれば諦めて下さい」 ▼断られる理由 もしかしたら… お店によっては「レストアが面倒だから、新しいのを買え」とか、 「新しいのを買ってもらうほうが儲かるから、新車買って」と言う場合もあるかもしれません。 そんな話も、聞いたことがあったりします。 「面倒」「儲かるから」なのか、「本当にできない」「あなたのために止める」なのかは、正直むずかしいところ。 1:(適正な金額を払ってもらえるとしても)「面倒」「新車売った方が楽」だから依頼を受けない ↑話にならないので今後この店には近づかないほうが身のため。 2:「(技術力不足や部品の販路から)本当に出来ない」・・・これは仕方がない。 3:「フレーム自体が折れそうな致命的な状態」であれば「レストアそのものを止める」のは当然。 ▼古いパーツから現行品への交換への注意点 古い特殊なパーツは手に入れることができなくても、 「互換性を現物合わせした上で交換可能な場合もある」が、 当然「付けられても付けられなくても工賃は必要で、取寄せになった場合は部品代も必要になる」。 ▼再生にはお金がかかる レストアって高価になる可能性が高いです。 基本のメンテナンスだけでも数千円~1万円くらい。ワイヤを交換するとさらに数千円。 タイヤは1本安くて3000~4000円、チューブも必要、ブレーキシューも変えたい。 錆びたチェーンは交換して…… なんて重ねていくと、あっという間に3万円~5万円、 もっというと10万円近くになっちゃうこともあります。 「ちょっと走れるように簡単に直すだけでいいから」というのは まともな店であれば「申し訳ないですが安全面軽視の範囲での修理は受けられません」と返ってくるだろう。 10万円というのは古いレア部品を調達するためにオークションを使った場合とか、 電動アシストのバッテリーだけでなくユニット部分も交換する場合や、 高額なスポーツ車独特の高額なパーツ類を使ったときくらいで 一般車ではなかなかそこまでの金額になることはないはず。 各パーツ単位までまで完全分解した上で9割交換したとして 「工賃別」で部品代だけで5,6万円くらいあれば大抵はどうにかなるはず。 (あとは、めったに使わない特殊な高価な工具の購入が新たに必要な場合は別) ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい jitensyazamurai.com/db/archives/7952 いつもいつも書いていますが、「自転車は歯と同じ」。 普段からコマメにブラッシングしたり、歯科でクリーニングを受けていると 虫歯や歯周病を予防できますし、仮になってしまっていても早めに気づけますので、早期治療ができます。 さて、予防や早期治療をしていると、いつまでも健康ですし、治療にもお金を使わなくて済みます。 メンテや日頃のケアには費用がかかりますので、 つい「何もなっていないのにもったいない」と思うかもしれませんが、 ここでしっかり「する」か「しない」かで、将来に大きな差が出てきます。 例えばパンクの状態でも段階があり・・・ 【初期】空気がすぐに抜ける (この段階で直せば高くても2000円くらいで済みやすい) 小さい穴からスローパンクと呼ばれる状態になっているケースの他にも、 虫ゴムの劣化が原因の場合もある。 (「空気を入れるという習慣化」が無く、「適正な空気圧」を知らなければ減っているのかどうか気付きにくい) ↑ この段階で出張修理を呼ぶか「乗らずに」自転車店に持って行くと安く済む。 ※乗っていくとチューブまで交換しなければならない状態になりやすい 【中期】チューブだけでなく、タイヤも交換 (前輪か後輪は別で最低でも4000円以上、マラソンプラスのような高級タイヤを付けるなら工賃込で片輪1万円以上になる可能性大) パンクを放置し空気圧不足のまま乗り続ければタイヤのサイドが破れて修理不能になる。 【重傷】車輪ごと交換 空気圧で緩和するはずのダメージを車輪のベアリング球で直接受け続けることになり、 車軸付近の筒(ハブ)の球受け内部に虫食いが起きてハブ交換、または車輪ごと交換になる チューブとタイヤだけでなく車輪も交換になれば、 一般車でハブダイナモ(オートライト)等の別機能「無し」で最低ランクのタイヤ込みで店で頼むなら8000円くらいから? 内装5段等でも確実に1万円以上必要だが前輪駆動の電アシの車輪であれば恐らく数万円コース。 ●修理か交換か もし、「完全に壊れたら買い直す」という感覚の客だったとしても、 大怪我に繋がる可能性も上がるとすれば 店としては危険性を放置できないとして「ブレーキ部分を修理しない」という客は 「本当に客をことを考えるのであれば」断るしかないだろう。 とにかく最低限の箇所を直してもらわないことには、パンク修理だけで応対することが最善とは言えない。 記事内で書いているように「自転車には最低限の安全性を確保するための車検」はない。 ※TSマーク発行は「任意」で自主的に行わなければならないし、 しかもその点検自体も「目視しただけ」のような 安全性も客の命すら軽視するような店もあると考えると非常に困りもの。 (そもそもTSシール発行のために得るような自転車整備の資格は国家資格ではないということもある) パーツ単位だけでなく、自転車ごと買い替えるという選択肢もある中で、 安全性を確保しながら使う場合、結果的に「修理のほうが安い」か、「交換したほうが安い」かを 判断するのは今後使用する期間とは思うが・・・、 客にとっては期間どうこうではなく「その作業やパーツに対して対価を払う意味がある」か「意味がない」か 納得できるかどうかなんだろうと思う。 ●「交換が必要なことを説明されても納得できない」「払いたくない」 「少々自転車のリムが削れようが、タイヤがバーストしようが事故なんて早々起きやしない」 という感覚に陥るのは、自転車を単なる「近所履きの靴」のように捉えているのだろう。 空気圧も含めてこういう無頓着を改めるには、やはり「知識の底上げ」というか 「糠に釘」にならないようには「最低限の交通教育」が必要だと考える。 それにしても、日常生活に本当は必須ではない「どうでもいい健康食品」や 「趣味品」等には金を払うことには躊躇しなくても、 「健康に寄与する」「日常的に必要な乗り物」の自転車に対しては気を使わないとすれば よく考えれば非常におかしな話でもある。 そして、やはり「まともに整備されている自転車」がどういうものなのか 乗り心地や使い勝手の良さも含めて「知らない・体験したことがない」というのも 理由としては大きいのではないだろうか。 ●異音解消までの長い道のり チェーンの伸び、後輪ハブ不良、チェーン、サスペンション、 BB、サドル・シートポスト、ナットの増し締め、スポークテンション、ハブ椀のグリス、他。 異音なんてプロが見ればパッと簡単に直せるというわけでもない。 運良く予想をつけて最初に手をつけて分解清掃していればすぐに解消することもあるが、 料金的にも後輪ハブの脱着・清掃・グリスアップまで手を付けるということは、 それなりに手間も増える工程のため「それなりの工賃が必要」であることを覚悟しなくてはならない。 「時間」「予算」をかけたとして、「本当に異音が解消するまで料金がかかったとしても構わない」という前提でも、 最悪のケースとしては、 もしあれこれと手を尽くしたが、最終的に「フレーム内部に発生している微細な亀裂が原因?」 ということになれば、それまでに支払った工賃を支払った上で、 結果的に解消せず買い替え以外どうにもならないというのも事実。 そして、悪徳修理店であれば、不具合を発見していたとしても該当箇所は見逃し、 それ以外の交換する意味も必要もないパーツ群を交換するように提案し、 挙句異音が解消しなくても「気のせいでしょう」で済ませるようなケースがゼロとは言えないだけに 本当に信頼できる店かどうか、 「その店の評判を事前に把握しておく」など十分に注意しておきたい。 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法(一部追記1.29) ▼最初に基本的なこととして ・サドルを跨いで両足の爪先が届く程度の適正な高さにする サドルが低いことで脚力を走力に伝えにくくするだけでなく、疲れやすくなる。 (ベタ足付けは基本的に子乗せ自転車に幼児2人同乗時のみ) ・空気圧のチェックをする(英式[虫ゴム]であればエアチェックアダプターを取り付けて米式化するなど) ・変速を使いこなす 重いギアで漕ぎ続けているにも関わらず「重い」と文句を言われても意味が分からない。 外装・内装問わず、変速機があれば適切に使いこなす。 内装で常用の歯数が合っていなければギア歯の交換も考える。 シングル(変速なし)は内装よりギア歯交換に手がかかる場合のほうが多い。 ・ブロックダイナモのライトのゴムがタイヤやリムに接触している 夜間点灯時に重くなりやすいのは当然。(それでも最近はあまり重くならないLEDタイプのブロックダイナモもある) ・向かい風では重くなるのが当たり前 さすがに無関係だと思い込んでいるような人は存在しないとは思いたいが・・・ 正面から風が吹いていれば自転車の漕ぎの重さに影響する。 ・路面の状態が悪いところでは重くなる 舗装状態がよければ軽快感は強い。反対に悪い極端な例を挙げれば「砂地」で足をとられるようなもの。 ・泥除けが変形しタイヤに接触している 異音や漕ぎにくさが発生するはずなので気付くとは思うが、曲がっていれば要修正。 (どこかに衝突しフロントフォークが明らかに歪んでいる場合は交換) ・老化によって脚力が衰えている場合もあるので体力を過信しない。 ▼メンテナンスをする場合は ・ブレーキワイヤー調整 ブレーキが常にかかっているような状態になっている場合もあるので、そうであれば調整。 ・チェーンの清掃後にチェーン専用オイルを注油 状態にもよるが、潤滑効果も減るので必ず清掃。 ・RDハンガーの歪み 一体型の場合は交換パーツもないのでRDごと交換 ・車軸折れ(特に外装6段と7段のボスフリーハブは要注意) シマノ自身がFBで解説していたように、ボスフリーハブ自体に問題があると言わざるを得ないが、 カセットハブに交換するハードルは店に要求される技術とその料金も比較的高め。 ・BB部分の改善(カップ&コーンであればグリスアップ、カートリッジ式であれば交換) ※粗悪・安物自転車やズボラな自転車店ではグリスアップをしていないので要確認。 (カップ&コーンの場合、玉押しの調整も必須) ・ハブの清掃とグリスアップと調整を行う 車輪軸の根元のボールベアリング部分のグリスが硬化や不足していたり、 玉押し調整が出来ていないと回転が重くなることもある。 ・タイヤを交換する 新しいタイヤにすることでグリップ力も向上し、ハキハキと漕ぎが伝わりやすい。 軽量なタイヤに交換することで漕ぎ出しは軽くなる。(クッション性能は下がりやすい) ●結論 前半部の基本的なことは「常識」として理解してもらうしかない。 「チェーン清掃&注油」「ハブ清掃&グリスアップ」「BB部の改善」「タイヤ交換」 基本的にはこの4点を重点的に行うことで改善できるはず。 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(追記12.25) naositeya.jp/blog-entry-13.html パンク修理では、どんな状態でもパッチを貼るだけでOKなわけではない。 タイヤやチューブがボロボロであれば「交換が必要」。 問題は、店からその場合に交換が必要なことを・・・ 【1】「事前に説明された」→「了承するか、拒否するか」を選択するのは自由。 ”店はきちんと説明した”にも関わらず、「思った以上に金がかかったこと”だけ”」を気にして、逆恨みするのは無茶苦茶。 「なぜ交換が必要なのか」 「交換しなかったらどういうことが起こるのか」 しっかりと納得できるまで聞くべきであり、それを怠って店の言われるままに作業させてしまうと結局トラブルになりかねない。 【2】「説明なしで作業されて料金を請求された」→「戻すにも金が必要と言われた」 これは店が悪質なケース。 「交換に数千円もかかることが分かっていればまた安物自転車を買ったのに」という場合もあるだろう。 (しかしながら、安物自転車に付属しているタイヤに過度の期待を持つこと自体が無謀とも言える) (+1万円以上かけてタイヤ・チューブ・リムテープを交換し、最低でも1ヶ月おきに定期的に空気を入れれば無駄なパンクを起こしにくい) (但し、走行路面状態にもよるので異物パンクを絶対防げるわけではないが、空気圧不足が原因と言われる6割のパンク原因は防げる) 【3】複合的な不具合によって総額が予定額を超える可能性 例えば衝突による前のフォークの歪みも発見できた場合の見積もりは分解しなくても分かるが、 (※但し、汎用品の場合は分かるとしても、メーカー専用品の場合、値段はメーカーの営業時間中に 問い合わせてみなければ分からないだろう) 外側から見ただけでは分からず、揺らしたり動かしても判別しにくい箇所は、それほど多くはないかもしれないがある。 チューブ・・・パンク穴調べだけならそう高いものでもない (リムバンド・・・チューブ確認時に一緒に見る) ライト・・・基盤の交換が必要な状態であればライトごと交換 BB・・・球が収まっているリテーナー部分の割れや軸部分の不具合などがあれば交換 ハブ・・・内部の椀の割れや内部パーツの不具合があれば、ハブだけ組み替えか、車輪ごと交換 ハブの種類にもよるが、工賃込で1万を超える可能性はある。 予算的な話だけでいえば、 電動アシストで電装部分の修理になった場合、スイッチパネルだけなら1万円強、バッテリーだけなら2,3万で済むとしても、 国内メーカー品ならなかなか壊れるということでもないのかもしれないが、 エラーコード次第では電装モーターユニットの部品一式交換になれば5万円くらいの結構な金額になってしまうだろう。 同じく電動アシストでも前輪駆動の場合は2,3万では済まないであろう結構な出費を覚悟したほうが良いかもしれない。 整備途中の分解時に内部の不具合が発見できた場合には、そのぶんの「追加料金」が発生することは十分に考えられる。 この場合も「事前の説明していた料金とは違う」というのも横暴。 分解せずに内部の不具合を発見できる能力が人間に最初から備わっていれば確かに不当な請求と言えなくもないが、 外側から揺らすなどでは発見できない「不具合の種」を解消するためには、分解しなければ分からない。 こういった場合、 「構造を1から解説させて納得するまで説明してもらう」としても理解できない人も居るだろうから難しいところか。 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4) archive.wiredvision.co.jp/blog/matsuura/200811/200811211530.html 【1】タイヤの空気圧 まず最初は、「きちんとタイヤに空気を入れること」。街を走るママチャリを観察すると、タイヤがつぶれている車体が非常に多い。 安い自転車は、安いが故に気を遣わずに使いがちだが、だからといって必要なメンテナンスを怠っていても大丈夫というわけではない。 タイヤが規定の空気圧に達していないと、走行時の抵抗が大きくなり、いくらペダルを踏んでも前に進まない。 また障害に乗り上げた時にタイヤが完全につぶれ、タイヤ内のチューブが障害物とタイヤのリムに挟まれてやぶれ、 パンクすることもある。「リム打ち」と呼ばれる現象だ。 【2】サドルの高さ サドルの位置を低くすると膝に負担がかかる。これは、わざとサドルを低くした自転車に乗ってみるとすぐに分かる。 きちんとデータを取ったわけではないのだが、私は、特に中高年の女性の場合、「怖いから」といってサドルを低くしていると 膝関節を痛めてしまう危険性があると思う。 【3】変速ギア 3番目は「変速ギアを使いこなす」ということだ。最近は安い自転車でも3段から5段程度の変速機がついている。 しかし、これまた街に出てよくよく観察すると、変速機を使いこなして走っている人は少ない。 たいていは、一番高いギアに入れっぱなしにして、坂を登る時に軽いギアに落とすぐらいだ。 自転車のギアは、速度に応じてこまめに変速してこそ真価を発揮する。 発進するときは踏み込みが軽くなる低いギアで出て、 速度が上がるほどに踏み込みが重いが速度が出るギアにチェンジしていくというのが基本だ。 速度に相応の適切なギア比で走ると、足にも負担がかからないし、なにより出足のよいきびきびした走りが可能になる。 このようなアドバイスを読んだ時、反応は大きくふたつに分かれる。 「そりゃ面白そうだ。今度の休日にすぐやってみよう」、そして「そんなことをしたら危なそうだ。怖いからやらない」 または「それで高価な自転車が欲しくなっちゃったら困るな。自分には今の状態で十分だよ」??。 私の経験からしても、消極的な反応を示す人は決して少なくはない。 私は、どちらかといえば消極的な反応に対していらだちを感じる方だ。 自分の知っている世界をちょっと広げるだけなのに、それは素晴らしいことなのに、と。 「タイヤの空気圧・サドルの高さ・変速を使いこなす」3つを改めるだけで快適性が別物になるといっても、 「面倒、危なそう」といった自己都合によって改めようとしない。 何十回何百回繰り返しても「絶対に間違っていない、今までそうしてきたのだから文句を言われる筋合いはない」で 聞こうともしなければ、いつまで経っても本来の力を発揮できないまま自転車も当人も朽ちて行くことになる。 但し、親切心からのアドバイスだったとしても、ロクに興味がない人には信頼関係もないのに講釈をいくら並べたところで、改善してくれるとは全く思えないのは、 例えば、車道を右側通行している人に左側を走るようどう言っても素直に「改めます」と心を入れ替えてくれるとは到底思えないことからも明らか。 走行することだけではない「講習会」として興味がある人には広めていくことも相当重要としても、 やはり大多数の無関心層を感化させるには 「最低限の一般常識として幼年期から通年での教育面の強化」を根気強く訴えかけていくしかない。 (他にもチェーンの清掃・注油、適正空気圧の把握のために米式化するといった比較的安価で改善する方法から 走行性重視のためにタイヤの軽量化といった方法など様々な方法があるが、これも実際に納得してもらってから初めて効果がある提案) ◆ブレーキの弱さの改善 (前ブレーキは薄いシングルピボットのものをテクトロ800Aのようなダブルピボットに変更し、 ブレーキシューは(安い自転車は大抵アルミリムなので)シマノのR55C4のシューが付いているカートリッジ型に交換、 後ろブレーキはバンドブレーキ自体の制動力は良いほう。音鳴りが気になるならサーボブレーキかメタルリンクブレーキに変更 アウターケーブルとインナーワイヤーとブレーキレバーも交換すれば改善は可能) そうだ。安いママチャリは、実際のところ「誰もがろくに自転車を整備せず、調整もせず、正しい乗り方もしない」ことを前提に製造、販売されている。 しかし、そうして適正な状態にすれば、今度はフレームの弱さに気づかされることになったときに・・・ その意味では、「空気圧の足りないタイヤで、体に合わないサドルの位置で、だらだらとゆっくり走る」ということは “正しいママチャリの使い方”なのだ。 ↓ 雑記●「安価なママチャリが支持されてしまった経緯の1つ」へ続く ●異音解消までの長い道のり(軋み音) ameblo.jp/cycle-plus/entry-12221273621.html 一例として、電動アシストで漕いだときに発生する音を解消するまで試行錯誤している様子。 1)クランク・ペダルの異常や緩み 2)サドルの異常や緩み 3)シートポスト・シートチューブ内のグリス 4)駆動系(後輪ハブと変速?) 5)チェーン 6)チャイルドシート関連の異常または緩み 7)リアキャリア取り付けネジ緩み 8)カゴネジ緩み 9)ヘッドパーツのガタや緩み 10)ドロヨケ曲がりやネジ緩み 11)前輪曲がりやハブ、フロントフォークの異常 ・アシストのON/OFFは無関係 ・ペダルを漕ぐと鳴る ・上り坂で強く踏むと鳴りやすい ・立ち漕ぎは関係なし? ↓ やっぱりペダル付近の足回りだろうということで、ドライブユニットの取り付けボルトをチェックしたら緩んでいたようだ。 明らかに目視で破損確認できるなら修理はしやすい。 見ただけでは判別しにくい部分であれば手順が相当かかることになる。 しかし、購入店が酷ければ持ち込んだとしても 「(全部調べるのは面倒だから)音が出ていても問題はないので気にせずに乗ってください」ということもありうる。 「○万円出してもらえれば全分解で再組立てしますよ」とか、それでお金を支払っても改善しないような悪質な店がないとも限らない。 判断できずにただ「見るだけの店ではなく診てくれる店」を探すことは非常に重要。 ●自転車の価値と予算 「暫く乗っていなかった自転車を直して乗りたい」という場合、 必ず安く上がるとは限らないので、ある程度の出費を覚悟できるかどうか。 ロクにメンテナンスをしていないボロボロ状態で 自転車購入時の本体価格が2万円以内であれば基本的に直そうと思わないほうが良い。 (新品でも中古でも1万円程度であれば言うまでもない) 外観状態を見た上で「どこまで修理費用を出せるのか」ということは念頭に置いたうえで 修理依頼をかけるのか検討すべきだと思う。 話し相手が欲しいという理由で呼ばれてしまうことへの対抗措置としては「相談料」を設定しておくというのも手だが、 これは違うなと思った段階で、予定が無くても「この後待っている人もいますので」とでも言いながら 速やかに引き上げるとして、具体的な説明が必要であれば 「ブレーキシュー、ワイヤーの交換、車軸のグリスアップ、チェーンを含む駆動部、変速があればその調整など、 1点や2点だけを短時間で簡単に調整すれば済むというものではないので 「正常な状態で乗れる」ように、きちんとパーツを交換して分解や整備をすると 数万円は必要になってしまいますが、それでもよろしければ見積もりに伺いますがいかがいたしましょうか?」 のような案内になるのだろうか。 見積もり無料を謳ってとりあえず訪問して見るだけ見るというのもなくはないと思うが・・・。 何らかの「機会を設ける」手段を考えたほうが早い気もする。 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方 www.youtube.com/watch?v=ZgOS8AQJ3t8 クランクを外すところまでは省略しているので (1)クランクキャップをマイナスドライバーなどで外す (2)嵌め込まれている六角ナットをボックスレンチで外す (3)コッタレスクランク抜きでクランクを外す (4)ケース表から見えるねじを全て外す(チェーンステー部分2か所、後ろ1か所) (5)ロックリングを(壊すならマイナスドライバーで)再利用するなら専用工具(C-135)で外す ここまでやってやっと外せる。 「適切に締め込む」という意味では 修理をするママチャリ扱い店では必ず持っていなければならない工具だと思うが・・・ HOZAN「全ケースロックリングツール(C-135)」自体を持っている店がそう多くない気がする。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11915433450.html (基本新しいリングに替えるとしても、締め込むためにはマイナスドライバーではなくて C-135は必要になる気がするが・・・たまに聞くロックリングが緩みやすくなっている原因があるとすれば こういうところかもしれない。) 女性であればスカートが巻き込まれにくい、チェーンオイルが切れにくいという反面、 (カタカタ音が当たるようになった時点でチェーン引きで調整するとしても) ▲チェーンチェッカーで確認するのはカバーを外さなければ使えない。 ▲注油がしにくい。塗布後に無駄にベタつかせないためにふき取りする際にも煩わしい。 という整備性の低さから、個人的には 「快適性を維持するために定期的に整備をすることが前提」という考え方であれば フルチェーンケース自体を常態化させたくないのはある。 片面のみカバーされた半面カバーであれば、外しやすくなるので多少楽。 そこからさらに半分になったピストル型ケースであればもっと楽に整備できる。 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから takesno.com/archives/2933 逆に何気に時間がかかるor読めないのは、少し曖昧な修理です。 例えば、真っ直ぐ進まない気がする。ギーギー、キーキー、ガタガタ音がする。前より重く感じる。 というような修理ですね。 あとパンク修理やオートライトが付かない等の配線不良もこっちに入ります。 ・真っ直ぐ進まない → 衝突して前フォークが歪んだ、車輪が歪んだ、段差を乗り越えた、違法な2人乗りで軸が歪んだ、など ・前より重い → 単に空気圧不足なだけ、雑な店に工作された、加齢で体力が落ちた、変速機の故障、など ・パンク → 別ページに書いているように、単純に異物だけが原因というわけではなく、10個以上の原因が考えられる ・ライト → 球切れか、配線コードか、基盤か、端子か、電池や充電式であれば電池切れか、ハブ内部の錆び、など 一番困るであろう内容として「何となく異音がする」といったケース。 最悪のケースとしては「フレームに破断の予兆があることが原因の場合」、酷ければ問答無用で廃車を推奨。 ペダル付近から鳴っていてもハンドル付近が原因ということもあり得るが、 基本的に音鳴りがする近い位置から探すのが普通だと思うので、こういうときは結構な時間がかかることになる。 ▼原因と特定を別のものに置き換えると ・伏せた紙コップ=「予想される不具合の可能性部分」 ・紙きれ=「実際の不具合の原因」 伏せた紙コップの中に紙きれを入れたものを見つける場合、 その紙コップが多くなるほど探し当てるまでの確率は下がるので時間もかかる。 紙きれも1つとは限らず2つ以上の場合があればそれを全て見つけようとすれば、全ての紙コップを開ける必要がある。 過去のデータから不具合の可能性を順番に探し出すとしても、 それぞれの部分を確認するまでには「分解作業」と、最終的に「組み戻し作業」が必要で 必ず短時間で特定出来るわけではないということになる。 ●一目で症状を判断できるとは限らない takesno.com/archives/2844 事故で車輪がねじ曲がって「真っ直ぐ進まない原因が分からない」という人がいるとは思えないが、 このようなパンクの場合や、特に多い症状としての「異音がする」といった場合、 原因を正確に特定するには様々ある全ての可能性を考慮し、1つづつ調べていくより他になく、 簡単に治ることがあったとしても「今回は偶然特定できただけ」に過ぎないということもあるため、 原因の特定は基本的には様々な「分解作業が必要」として「その原因を調べるための工賃も必要」ということになる。 いわば「レントゲン写真を撮るのにも費用がかかるのと似たようなもの」 そして「特定できて初めて修理が可能かどうか判断ができる」ということ。 ●「違和感」は不具合の目安 takesno.com/archives/2768 異音は自転車の嘆きや愚痴や悲鳴とでも言うべきか。 おかしいと思ったらすぐに「技術の確かな信頼できる店」で点検修理してもらうことを薦める。 (しかし故障だけでなく、使い方の問題や老化や体力の減少によるものなど理由は様々ある) 店を強調した理由は 「雑な店や酷い店」に持ち込んでしまうと、症状が改善しないどころか「破壊工作を施される危険もある」 (例:タイヤ・チューブ交換時にバック広げ工具を使う、556をそこらじゅうに潤滑油代わりに使う) 他にも「ねじの締め忘れや調整不足で最初より悪化させ」挙句「そろそろ買い替えしたほうがいいですね」という もはや犯罪に近いのではないかと思えるようなことも考えられる。 ●高校生向けメンテナンス記事 teens.mynavi.jp/blog/bike-cycle-20160508 「メンテナンスされた自転車とそうではない自転車の違い」は、単に見た目がキレイかどうかというだけでなく、 「走りやすい」とか「止まりやすい」とか「疲れにくい」といったメリットもあるということを 空気入れに訪れられるだけの自転車店としてもしっかりと案内してほしい。 ■目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●自転車をどこから補修すべきか ■定期メンテナンス ■異音の原因と対策 ■車体などの保護 ■各パーツの思案「補修・カスタム交換用」 ■具体的な交換案(※工賃別)「補修・カスタム交換用」 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27] ▼カラーリング交換できるもの ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ 雑感 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★分からない用語や解説などを知るには 「自転車探検」 www.geocities.jp/jitensha_tanken/ (2017年10月頃にひっそりと消えていた) webアーカイブ http //web.archive.org/web/20170331183749/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/ ★定期点検(ワールドサイクル) www.youtube.com/watch?feature=endscreen v=-z0kP8TD0xY クイックレバーの位置など。 ★一般車メンテナンス情報といえばここを見れば大抵解決する。 「Takaよろず研究所」(2019.3.31閉鎖) www.geocities.jp/taka_laboratory/ ↓ ★★★[代替URL] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html#taka ■各部の名称 riusyusyantezi.web.fc2.com/tool.html ●自転車をどこから補修すべきか━━━━━━━━━━━━━━ [主に一般車(ママチャリ等)を想定] ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない jitensyazamurai.com/db/archives/3396 見ないと正しい判断ができないのでメールで状態だけ伝えても分からない。 店頭に来ても自転車がなければ同じく正確な見積もりなんて出せない。 「明日だけ使えればいいのか、性能アップまで考えているのか」どこまで修理するのかでも違う。 パンクと思われる症状でも書いてある通り対処の方法が全く異なる。 空気を入れるだけでよければ高くても着手料金として500円でもあれば十分だろう。 パンクの水調べも頼むならまた別料金としても、 後輪のタイヤ・チューブ・リムテープ交換で良質国産タイヤ指定なら6000円以上かかるかもしれない。 具体的に正確な見積もりを尋ねることができるケースというのは・・・ 「前タイヤを補修しようと考えています。ママチャリの26WOの前だけです。 タイヤと米式チューブとリムテープの交換をしたいのですが、 タイヤはIRCサイクルシード、チューブはパナソニックを指定で、 リムテープはゼファールのコットンリムテープの13mmでお願いします。 以上の3点に工賃込みでの合計金額を教えてください。在庫がなければ扱いがあるかどうかと納期も教えてください」 とすれば見ないと分からないということにはならない。 スポークテンションやニップルやリムのバリについても確認を依頼したいところだが、 それが問題ないことを確認できるとすれば、もはや自分で作業したほうが早い。 具体的な値段を提示しておいて実際はそれよりも高くなれば 「パンク修理だけのつもりで安いと思ってたらこんなに高いなんて!」ということになる。 では逆に「パンク修理といっても1万円以上高くなる場合もありますね(ホイール交換を想定)」 とすればぼったくりの店というレッテルを貼られかねない。 (技術のない店や、反対に通販や量販での組み方を一切信用しない店でも値段を極端に高く言う場合も) それゆえに、具体的に自転車を確かめずに見積もり金額を提示するというのは避けることになる。 異音については部分ごとに確かめ続けても特定できないことも考えて全てバラすことになれば数万円。 古い自転車の手直しをしようにも現代の規格にはない部品が手に入らず「修理不可能」という場合もある。 当然「通販専売メーカーで特殊部品を使っている」場合も「修理不可能」になる可能性もある。 在庫が店にあれば即時対応できても、立て込んでいてすぐに取り掛かれなかったり、 在庫がない部品でもメーカー在庫があって3日程度で入荷するものもあれば、 シマノ部品でも1年経過しても再生産がなくそのまま消えるようなパーツというのもある。 廃盤品の補修部品も7年ほど経過していればメーカーでは破棄している可能性が高い。 よって時間(期間)というのも簡単には分からないのが当たり前。 ↓ (自分で症状を判断できる場合に限り)今現在の自転車の状態を最低限改良するために出来ること。 ↓ 【0】「各種のねじ締め確認」「注油」「タイヤへ空気入れ」は補修以前の項目。 事故等で車輪が歪んだといった場合も順番以前に「最優先で直すべき部分」として記載なし。 【1】ブレーキ 【2】リフレクター(反射板) 【3】ベル(警音器) 【4】チューブ・リムテープ 【5】タイヤ 【6】他、BBや変速など ★【1】まずは何を置いても最も基本的な道路交通法にも関わるブレーキから。 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 一口にブレーキを修理・補修するといっても(1)~(5)まで色々ある。 当然ながら「シングルピボット」→「ダブルピボット」等の種類の変更は義務ではなく改良案。 「きちんとブレーキが効くことが法律で義務付けられている」。 ■(1)ブレーキシュー全般 (前輪に押し付けるゴム部分が)摩耗や古すぎて硬化等していれば交換。 ■(2)ブレーキケーブル,ワイヤー他 ブレーキを引く「ケーブル線」錆びていたり、ワイヤー束の細いワイヤー1本でも切れていれば交換。 ├インナーワイヤー:中のワイヤー部分 └アウターケーブル:ワイヤー部分を覆っている部分 インナーとアウターを同時に両方交換することが望ましい。セット品もある。 ■(3)ブレーキアウターキャップ ケーブルの種類によってはアウターキャップを交換する必要もある。(ブレーキレバーを交換する場合も含む) ■(4)ブレーキ総合本体部分。(詳しくはブレーキ総合のページ) 前輪は「シングルピボット」キャリパーブレーキと呼ばれるアーチ部分を「ダブルピボット」に交換推奨。 後輪は2系統に分類される。 [1]「(キーキー音がする)バンドブレーキ」系統であれば「サーボブレーキ」か「メタルリンクブレーキ」に交換推奨。 [2]ローラーブレーキであれば「ローラーブレーキ専用グリス」を適量注入する。 ローラーブレーキ本体の性能を変更するのであれば色々な種類がある。 ■(5)ブレーキレバー 手で握るブレーキを効かせる部品。 ローラーブレーキ本体を交換するのであれば、シマノのアルミブレーキレバーに交換推奨。 ↓ ★【2】ライト(灯火)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 「日没後~日出時まで」や「視界50m以下の濃霧などの状態」で灯火義務あり。 灯火義務についてのみ詳しくはリフレクター(反射板)のページに記載。 【動作確認】 ハブダイナモ(オートライト)でも ブロックダイナモ(タイヤやリムと接触発電するもの)でも、きちんと点灯しているかどうか確認。 充電式や電池タイプの場合は電池切れにならないように注意。 【光軸の向きについて】 どのタイプでも 光軸は必ず下向き3~5度で路面を確認できるように設置すること。 真っ直線に照らすのは歩行者への攻撃にもなるので絶対禁止。 【オススメ】 ・ハブダイナモ専用オートライト → 丸善「MLI-1AL」約1500円 時速15km中心光度:3500cd 平均周辺光度:1500cd www.magnix.co.jp/pdt_cycles11.htm ・ブロックダイナモ → YSD「DL-8」約2200円 時速15km中心光度:2100cd 平均周辺光度:1200cd www.ysd-corp.jp/pg238.html ・充電式 →CATEYE「VOLT800」約1.2万円 (約200、400、800ルーメン点灯選択式) www.cateye.com/jp/products/detail/HL-EL471RC/ 値段的にもVOLT800が比較にならないほど一番明るいのは当たり前だが付け外しが面倒なら不向き。 1ランク下げてVOLT400でもいいが、明るいものを選べる充電式のメリットが薄いので敢えて避けた。 ↓ ★【2】リフレクター(反射板)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 灯火と同じ項目。「夜間の走行時」に必要。(他には濃霧時や、50m先が見えないトンネル走行時) (色褪せ、破損がなければ直す必要なし) CAYEYE純正でも500円ほどで購入できるため取り付けておく。側面や前面は無くても違法ではない。 ペダル部分の橙色の反射板があれば赤色反射板は道交法上は無くてもよさそうにも思えるが・・・ 大して嵩張るわけでも、重くなるわけでもないので付けておいたほうがいい。反射角度も確認。 ↓ ★【3】ベル(警音器) 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) (破損がなければ直す必要なし) 2015年10月現在「青森・宮城・静岡・佐賀」を除き取り付け義務がある。これも500円ほどで購入できる。 ↓ ★【4】チューブ・リムテープ 法律には無関係なのでいくらパンクしていたところで違法とはならない。走りにくいだけ。 空気圧の測れない英式チューブであれば「エアチェックアダプター(ACA-2),[キャップゲージ付(ACA-2-G)]」を付けて米式化。 または、チューブごと交換するなら米式チューブ一覧から適合するサイズを選んで米式チューブに交換。 リムテープも同時に交換することが望ましい。 ↓ ★【5】タイヤ 質の悪い安物タイヤではパンクの原因にもなるので交換。 丈夫でオススメの国産タイヤは「パナレーサー スーパーハードタフネス」か「IRC サイクルシード」 走行性優先で軽量+ある程度の耐摩耗性がある「パナレーサー スーパーハードオリタタミ」もオススメ。 26x1-3/8(26インチ)限定であれば、「シュワルベ マラソン」は海外の状態の良くない舗装路でも使えることが前提になっている。 店任せでブリヂストンの無駄に高いタイヤや、反対に粗悪な安物タイヤを取り付けられないように気を付ける。 ↓ ★【6】他、BBや変速など ▼BB BBに手を入れることは下手な自転車店であれば最も嫌がる部分。 納車前整備と定期点検を行っていれば問題にはなりにくいが、「ノーメンテ・安さ絶対主義の消費者様に応えた結果」 過剰なトルクや雑な組み付けが当たり前になってしまっている現状では仕方がない。 整備を受けてくれる店を探すこと自体に苦労するかもしれない。 右椀はそのままでグリスアップまでするならできても、カートリッジBBにしようと思っても 「固着していて取り外し不可能」となっている場合はどうしようもない。 ▼変速 グリップシフターをトリガー型にしてグリップも変更するのはオススメできるが、 変速そのものを変更することは本当に必要かどうかよく考える。 変速交換が前提であれば、色んな意味で一般車(ママチャリ)では乗り換えをすることが望ましい。 交換すれば速くなると思っているならそれは勘違いで「大して変わらない」。 しかし、単に気分で交換したいのであれば、まずは変速よりも「ホイール部分(タイヤ・リム・スポーク)」を軽量化すべき。 ●変速なし → 坂道で軽くしたいので、常に回転数が増えても構わないというのであれば、ギアを軽くするだけの意味がある。 但し、18Tなどの歯数が交換できるハブの組み替えをするなら1万円ほど必要。 他にも、14→16Tか16→14Tの歯数交換の方法も一応ある。 ●内装変速→ 同様な状態にはなるが、軽くしたいのであれば効果がある。 内装変速であれば歯数交換はしやすいし、受けてくれる店があれば5000円くらいで交換もできるだろう。 電動アシストを買う前に2T歯数を増やして様子を見るのも手ではある。 ●外装変速 → OLD135mmであれば弱いボスフリー6速から、丈夫なカセット7速にもできるが 後輪だけで予算的に1万円程度はかかると見ていい。 同時に前輪やタイヤも交換することになれば3万円以上必要と考えるべきなのでハードルは高くなる。 ●定期メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11987044264.html 趣味で乗るからとしても「車両」として定期整備は必要な「乗り物」と思う必要がある。 一般車ならそれでも、ユーザー数に対して基本歩道をゆっくり走るような使い方のほうが多いからこそ あまり重大な問題が頻発するということもなく済んでいるとしても、 ロードだけに限らずスピードを軽く出せるような自転車なら防犯だけではない「管理」に注意すべき。 ■購入後にも定期的にチェックが必要な項目 ・空気圧(300kpa基準で毎月1回以上) ・ブレーキ&シフトワイヤーの伸び、錆チェック ・ブレーキシューの削れ具合 ・ライトの角度、正常点灯チェック ・リフレクターの汚れのふき取り・角度の確認 ・タイヤ溝の削れ具合 ・各種ねじの緩み、錆チェック、鍵穴も点検 ・BBやハブなど回転部分の異常チェック ・チェーンの伸び、錆チェック、当然適切な量と方法でチェーンオイル塗布も忘れず。 ・ステム/BB/シートポスト/ペダル軸の錆チェック ・リアディレイラーの歪みチェック (・サスペンションフォークならメンテナンス必須) ・痛みやすいのは他車と接触しやすいペダルとグリップ。ワイヤーカゴもよく錆びる 車検がないので未整備車でも当然のように使われているが、調整することで性能に差が出る。 ・フォークの歪みもチェック zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-a8cb.html よそ見運転は事故の元。状況確認は常に怠らず。 ■メンテナンスをする場合 ・サドルの高さを適正に。(低すぎるサドルは力のロスが大きいので無駄に疲れる) ・空気圧(空気が抜ける場合は「虫ゴム」交換だけで済むパターンが多い) ・ブレーキシューの位置調整「片利き修正」「リムに対して平行かどうか」(溝がないほど磨耗していれば交換)、 ローラー(メタルリンク)ブレーキの場合はグリス ・シフト・ブレーキワイヤーの伸び調整 ・クランクからジャリ音など症状を確認しておく→BBに砂利が入り込んでいるのでOH └ペダルが原因(緩み)の場合もある。 事故を防ぐための要注意ポイント ●スポーツ系自転車での説明 news.mixi.jp/view_news.pl?id=3476200 media_id=168 一般車でもほぼ同じだが、平均の速度の違いから重大事故が起こりやすい傾向。 「ステム(ハンドル部分)」 「クイックリリース(車輪軸)」 「シートクランプ(シートポスト留めネジ)」と「サドルレールのねじ」 「ディレイラーハンガー」 実証実験では以上4箇所を要注意点として挙げている。 ディレイラーハンガーの主に「歪み」を除いて「十分締まっているかどうか」が重要でも、 過剰な力で締めすぎれば破断するので、心配なら「信頼できる自転車店で定期点検」をオススメする。 ↓上記と同じ内容の詳細 ◆「点検の必要性」 cyclist.sanspo.com/190849 cyclepress.co.jp/report/20150625_03/ 一般的にスポーツ車は軽量化に重点を置いて造られているため、 外部からの衝撃などに対して大きな余裕を持っていないものもあることから、 条件によっては取り扱い中に横倒しにしただけでも重要部品が変形することがあり、 そのまま乗車すると部品が破損し転倒事故に発展することがある。 また、スポーツ車特有の構造や点検・調整方法を熟知せず調整が不完全のまま使用していると、 やがて走行中に車体の構成部品が破損して転倒事故に発展することもある ↑ 単純に「ママチャリ感覚でスポーツ自転車」という使い方が相応しくないという理由がここに。 タイヤ内空気の容積や衝撃吸収性の違い、基本速度の違いも当然関係する。 ●軽量→横倒しで部品変形→そのまま乗り続ける→破損→事故 ●構造理解不足・調整不足→点検・整備が不完全→破損→事故 (1)フォーク・ステム部分の固定不良・・・・・アヘッド型は一体型よりもねじ数が多く破損可能部分も増える (2)サドル・シートポスト部分の固定不良・・・これは一般車でも同じ (3)リアディレーラーの曲がり・・・・・・・・一般車の外装変速にはガード金具があるので曲がりにくい (4)クイックハブの固定不良・・・・・・・・・一般車はナット締めなので外れにくい 勿論、しっかり点検整備が行き届いているスポーツ自転車では防犯性能の低さを除いて問題はない。 ●注油不足の果て━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1695.html 不快な音がカシャカシャ鳴るだけでなく、 錆によって「ヤスリ」状態になり、チェーンもスプロケット(ギア歯)も削られやすくなる。 例え錆だけならサビ落としで綺麗にはできても、削られてしまったスプロケットは元には戻らない。 雨天後の適切な少量の注油と表面ふき取りをしっかりしていれば、 このくらいの摩耗状態になるまでには結構な差が出ただろう。 そもそも「注油なんてしたくない」と思われる使い方で 「外装変速を選んだこと自体が間違い」と言わざるを得ない。 外装の完組ホイールの交換費用の安さではなく、 足に負担が少ない軽い乗り心地がいいのであればメンテナンスは欠かせないもの。 出来ないなら、 フルカバーの内装変速に乗り、せめて半年ごとに自転車店に注油と点検を依頼。 ■グリスアップを怠ると・・・ 「ステム・BB・シートポスト・ペダル軸」 ・錆びてしまい調整が一切できなくなる ・交換が必要になったときに一切弄れなくなり、廃車を余儀なくされる可能性もある。 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/miyata-c897.html ハンドルが簡単に抜けました。だからどうしたと言われそうですが、これは大事なことです。 新しい古いは関係なく、部品が錆びついて外れないといったことが、自転車にはよくあります。 これを防ぐには、組み立て時に固着防止剤を部品同士が接触する部分に塗るしか方法はありません。 丁寧に組み立てられた自転車と、そうじゃない自転車の差はここにあります。 ↓ いろんな意味で問題がある個人店も中にはあるが・・・ 安易に通販や量販で安価な完組自転車を買うと こういう見えない部分を無視される可能性が非常に高い。 ●異音の原因と対策━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ www.mkspedal.com/MKS_pedal_news/News.htm ペダルとクランクのゆるみ クランクとボトムブラケット(以下、BB)のゆるみ BBとフレームのゆるみ クランクとチェーンリングのゆるみ サドル部のゆるみ ペダル近辺以外の不具合 その他 ●こちらの通販サイトにも情報あり www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/1044 ●異音の原因の一例 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12081192892.html この場合、よくあるクランク付近ではなく「シートポスト周辺」が発生源。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「ゴムの荷紐」の劣化 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12014260277.html 標準搭載ではないが、日常使用が多いということでいえば、意外な盲点かもしれない。 ゴム紐も「毎回しっかりと取り付ける」、劣化していたら「交換」 ●スポーク折れの予想外の原因? ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11997902004.html スポーク折れを防ぐには「過積載をしない」「開錠を確認する」の他にも、 「横倒しにならないような場所と方法を考えておく」というのも必要だろう。 駐輪場の壁や柵沿いに施錠する。これも長持ちさせる秘訣になる。 ●折れていても気づかない star.ap.teacup.com/flatout/1146.html 常日頃から自転車店等で見てもらうという癖がついていないと 異常なのかどうかということにすら気付けない。 ■サーボブレーキのねじ調整 bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=168 ▲メンテナンス以前に使い方を誤れば寿命を短くする ▲過積載 2人乗り含む。非子供乗せやタンデムでもない自転車は1人用。 走行が安定しないだけでなく、外6ボスフリーのハブシャフトやスポークが折れやすくなる。 基本体重が重いなら華奢な自転車は使わず、業務用自転車など頑丈なものに乗る。 ▲ケンケン乗り(片足乗り) ペダル・クランクに負荷がかかる。歪みやBB(ハンガー)部への歪みを誘発。 スタンドを外し、しっかり跨って座ってからペダルに足をかけて乗ることを心がける。 ▲適切な速度とブレーキを。 ■フロントホイール:リム割れ bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=39 前ブレーキ多用の末路。後輪で減速しつつ前ブレーキ。 前ブレーキ過多にならないような速度も心がけるべき。 ■各パーツの思案━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 新車であっても交換を勧める部品としては以下がある。 ・英式チューブ → 米式チューブ ・安物タイヤ・カラー入りタイヤ(アメ・白サイドなど) → 全黒の高耐久タイヤ ・(前輪)シングルピボットキャリパーブレーキ → ダブルピボットキャリパーブレーキ ・(後輪)バンドブレーキ → サーボブレーキ or メタルリンクブレーキ ・(後輪)ローラーブレーキ(ノーマル) → ローラーブレーキ(ハイパータイプ) ・ボスフリーハブ(フレームOLD135mm) → カセットハブ7速(OLD135mm) ・グリップシフター → トリガー系シフター+グリップをボルトタイプに変更 は積極的に薦めている内容。 カゴや泥除けを外してリアキャリア+サイドバックや、タイヤを少し細いものにするのはまだしも WOリムで高圧にしたり(そもそも構造上WOリムは上限は約5気圧とすべき)、 後輪をキャリパー化するメリットが軽量化としても一般車では恩恵がさほどあるとも思えず、 他にもドロップハンドルにしてロードバイク系に寄せたところで フレームそのものが適していないため見た目のアンバンランスさだけでなく、 乗りづらく日常使用しにくい乗り物と化してしまう恐れもある。 ▼経年劣化が及ぶもの ※タイヤ・ブレーキ周りをまず第一に。大体予算1万強(タイヤ交換の場合)、タイヤそのままなら5000円で済む。 BB・・・玉押しリテーナーがある場合は割れている場合あり。無用な割れを防ぐために玉だけ使うほうがいいとも言える。 シートポスト・・・(ピラー)(サドル軸)内側は錆びている場合が多いので念入りにクリーニング。 タイヤ・・・ゴムのヒゲがなく「接地面がひび割れていたら」交換←石などを挟みやすくパンクも起こしやすくなる。 チューブ・・・タイヤと一緒に交換が望ましい。 英式バルブは虫ゴム交換で短期的には安いが、後々を考えると空気圧調整ができる米式に交換すべき。 リムテープ・・・テープが朽ちてニップルでパンクの可能性も否めない。 BSの銀巻きテープを2重にしたりゼファールの細めの布リムテープが良い。 前ブレーキ・・・鉄板の薄い1ピボットブレーキではなくアームの太いツーピボットキャリパーへ。ブレーキシューをR55C3へ。 後ブレーキ・・・音鳴りが必然のバンドブレーキならサーボかメタルリンクへ。ローラーブレーキならグリス注入。 ワイヤー(ブレーキ・シフト)・・・シマノのステンレス製に チェーン・・・伸び調整してもダメなら交換。錆防止チェーンは動きが渋いので銀色+注油のほうがいい。 チェーンオイル・・・556は使用禁止。WAKO'sをオススメするがシマノ純正オイルも良い。 グリップ・・・通常グリップは手が痛くなりがち。幅広エルゴン系を取り付ける。 サドル・・・尿道を圧迫しない穴空きか溝付きに交換 シフター・・・内3でも交換すると気分が違う。2013年には新型ピアノタッチレバーも出ている。外6でも内5などでも交換化。 ●車体が古く劣化が気になってきたら 状態を見るためにも全て分解が望ましいが、適切に処理できず戻せる自信がないなら店に任せる。 (分解消耗品交換で費用は3万くらいから?) ■具体的な交換案(※工賃別)━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・チューブ(★前後で約2000円) :リム穴に互換性のある米式チューブ換装が良い。パナかシュワルベが定番。 一般的英式より空気漏れが少ない。 (仏式は一般車リム穴にはバルブが細いので入るが隙間ができるのでやめたほうがいい。) ・リムテープ(1巻★約400円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/27.html :テープ劣化でスポークがタイヤにダメージを与えやすくなり結果的に空気が抜けやすくパンク誘発の恐れ。 チューブの切れ端のような薄いリムフラップは交換。ゼファールのコットンリムテープや BS補修用テープを2セット購入して「2重巻き」。 タイヤ (★前後4000円~) :一般車や小径であればパナ・IRC・シュワルベだけで十分。ロード・MTBであればコンチネンタルやビットリアなども可。 走行性ならパセラブラック。 耐久性ならIRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 540(24)はシュワルベの車いす用が使えるが値段高め。 630(27)は実質パナレーサーかIRCのみ。590(26)ならシュワルベマラソンも選べる。 ・リア ブレーキ(★約2000円~)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html :音鳴りのするバンドブレーキは廃棄推奨でサーボブレーキかダイヤコンペのメタルリンクブレーキへ。 ローラーブレーキはハイパータイプ(約5000円)への交換もオススメ。 ・ブレーキシュー(2個★700円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html :新品でも小雨で利かなくなるようなゴミシューは処分。シマノで700円と安くて良い品もあるのでお手ごろ。 アルミリム用であれば色々選べる。ステンレス用は角度付きで少ないがパナかダイヤコンペ。 ・ワイヤー(1本★約500円)(インナー・アウター) :インナーワイヤーはステンレスに。アウターは黒が対候性が高い。 シフトとブレーキでそれぞれ異なる。 ブレーキケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/38.html シフトケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/39.html ・チェーン(★約1500円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html (シルバータイプにすれば汚れも目立ち自発的にクリーンにする効果) カラータイプで彩り重視もアリ。KMCのRB(ラストバスター)は錆には強いが動きが渋くなる。 ・リフレクター(反射板) (★約500円~):後方用は外れていて取り付けていない場合は必ず取り付ける。 ペダル・ホイール用は義務ではないがあったほうがいい。 ▼以下パーツ交換ススメ順 ※防犯と快適性を求める。 鍵:街乗り前提ならヒモワイヤーは禁止、リング錠も太いものに交換。 5分以内であろうが必ず固定物に2ロック(以上)。ダイヤル式は雑使用になりがちなので避ける。 グリップ:手が痛くなるのを防止。ダンシング(立ち漕ぎ)用にバーエンドバーを付けるかどうかはお好みで。 ★ゴムグリップ交換方法(切り裂かない場合) 店にあるようなエアコンプレッサーがあればすぐなのだが・・・ 1:隙間を少し開け556を入れてからバーを傷つけないために竹串をその隙間に入れる 2:カナヅチで竹串を叩きながら水や556を入れてバーが途切れる場所まで少しづつ押し込む 3:ペンチで一旦竹串を取り出すか、そのまま反対側など4箇所ほどに分けて周囲全てに556を入れてから回転させる ※周囲全てが液体に浸される前の空転しない状態で外そうと力まかせにやっても手の皮が剥けるだけなので危険。 サドル:接地する部分は快適さに直結するため交換を薦める。盗難防止にサドル鍵も取り付けたい。 シートポスト:上部空洞の場合BBに砂が入りやすいので交換を薦める。サス付きの効果は疑問? Fキャリパーブレーキ:薄い鉄板のシングルピボットブレーキでは制動力が心もとない。 ツーピボットタイプへの換装をすすめる。 ライト:お手軽交換ならマグボーイ推奨。ブロックダイナモからの交換なら抵抗軽減70%。手元スイッチも便利。 面倒臭がりならハブダイナモを取り付けてしまう。(しかしホイール交換1万~+加重) ベル(警音器):(一部地域を除き)装備義務のある部品。 コンパスベルがそこそこ使える。初期ベルが錆びてていざというとき使えないというのは避けたい。 一部地域を除き罰則付き。 ペダル:防犯性能を高めるなら取り外し式。色や形状も様々なので彩りを変化させるという点でも。 スタンド:メンテ前提ならセンタースタンドが◎。但し取り付けるためにスペーサー加工など工夫が必要な場合も多い。 ブレーキレバー:形状や剛性効果により力量を少なくして制動力も上げるにはこれ。 シフトレバー,シフター:グリップシフターはゴムが経年劣化でヘタるのとトリガー式のほうが操作感覚が良い。 アイガード:虫・埃ガード。伊達メガネでいい。 メンテ用- ポンプ・・・★約3500円 日常使用に必須。英式バルブ限定であれば米式バルブに換装した際に一緒に購入。 チェーンオイル・・・★約1500円 ワコーズのチェーンオイルやシマノのドライ系オイルを勧める。塗布後の表面のふき取りも肝心。 フィニッシュラインは冬固まるワックスタイプを購入して後悔。 グリス・・・★約1500円 余りにも定番のシマノのプレミアムグリス。 BB・シートポスト・ステム・ペダル軸への固着防止にはアンチシーズコンパウンドなどを使う。 内装用(白)やローラーブレーキ用(黒)は別途。 ▼その他 ※より自転車を楽しむために。 ハンドルバー:乗車位置変更やハンドル周りに色々乗せたいならストレートに。 ボトルケージ :水筒置きに。春先~秋までとても便利 テールライト :夜間の視認性を高める。 サイコン :趣味感覚をより高めるなら。 └★メンテナンス時期の計算は不特定なコースでない通勤なら距離x日数で感覚を図るべきだろう。 ネジ類 :錆防止にステンレス化。 キャップ類 :バルブキャップやワイヤーキャップなど。わりと見た目重視なら。 ステム :可変にしてもほぼ位置換えしないし重くなるのでシンプルステムのほうがいい。 ポジション出しのために変更するのも良い。 ハブ毛 :アクセント+綺麗好きに。 交換できるパーツの種類を予め知っておくと、修理するときにも店の言いなりにならずに済むのと パーツをグレードを自分で選択できる。 店から取寄せ可能なものは極力頼んで取り付けも依頼、出来ないものは工賃上乗せしてでも頼むのが良いが、 取寄せ可能なメーカーが多いかどうかという取引実績と 「技術力があるかどうか」「工賃も適正かどうか」も見極めてから考えるべきだろう。 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27]━━━━━━━━━━━ 「フレームの捻れ」や「BB」や「ホイールハブ」の 「精度の低さ(ねじ山潰れてる可能性とか)や「錆びやすさ」を度外視するなら 4000・タイヤ(前後):IRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 (8000・タイヤ(前後):シュワルベ マラソン(26x1-3/8のみ) 2000・チューブ(前後):シュワルベ米式チューブ(前後) 1000・リムテープ(前後):ゼファール布テープ 1500・前:テクトロキャリパー 1500・前:ブレーキシュー(アルミリム用)→R55C3シュー付き舟込み 2000・後:メタルリンクブレーキかサーボブレーキ 2000・レバー一式(アウターケーブル・ステンレスインナーワイヤー入り) ・変速は3速としてシフターは大概ピアノタッチだった気がするのでそのままでいいだろう。 1万4000+送料くらいがパーツだけの目安。 工賃や工具類込み(ドラム抜き含む)なら2万オーバー。 防錆チェーン・重くなりにくいブロックダイナモライト・尿道にやさしいサドル・手が痛くなりにくいグリップ ・錆びない樹脂カゴなども交換するなら合計3万くらい必要。 ■自転車屋でオーバーホールを頼む場合 ・ホイールの振れ撮り ・BBのグリスアップ ・ヘッドパーツのグリスアップ ・ホイールのグリスアップ など諸々で工賃2~3万。 つまり完全に仕上げるなら5万ってところだろう。 しかし元々のフレームの質が低いものは直して使うメリットは少ない。 タイヤ・チューブ・リムテープとブレーキ前後とシュー交換が最低快適条件。 ▼カラーリング交換できるもの━━━━━━━━━━━━━ ・ブレーキ/シフトアウターケーブル ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・ピンク・グリーン・パープル・オレンジ・薄グレー・濃グレー・透明/シルバー ・ハンドルバー ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・シルバー・オレンジ・メタル(赤/青/黄) ピンクはドロップのみ ・グリップ:多種多様 ・ペダル:多種多様 ・サドル:基本は黒か灰か茶だが、赤・青・銀・白などもある。 ・チェーン:多種多様 ・タイヤ(リム径依存)・・・但し劣化は早まる ・バルブキャップ【A&F】赤・青・黄・黒・灰・銀(米式) 仏式は黄なしで緑と紫がある ・ハブ毛 赤・青・黒・緑・紫・桃・トリコロール(赤/白/青) リンエイ、敷島自転車株式会社 BSは青のみ ・鍵 リング錠は基本銀か黒のみ ・ボトルケージ:多種多様 ・ボルト アルミにすると耐久度が落ちる傾向。 ・フォークはサイズの互換性を、ホイールを交換する場合はハブの互換性を把握すること。 ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ━━━━━━━━━━━━━━━━ ここに記載しているパナ・IRCのタイヤは日本製 540【24×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 予算があれば・・・「シュワルベ マラソンプラス」 1本約7000円 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2483B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70130・黒] 約4000円(2本セット) 電アシ★走行性重視 → Panaracer e-ride Eライド [W2483B-ERSP] 約4000円(2本セット) 電アシ★耐久性重視 → IRC 足楽PRO 1本約3000円 [40-540]24 x 1 1/2 日本製 720g [C70064・黒] [47-540]24 x 1 3/4 日本製 810g [C70063・黒] ▼チューブ シュワルベ 「9-AV」 24×1-3/8他 (28~37-540) 130g BBB 「BTI-42:761222」24×1-3/8他 (32~40-540)122g 590【26×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 定番★シュワルベ「マラソン」[650×35A(26×1-3/8)]1本約4000円 (前後で8000円) 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2683B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-65:762551」26×1-3/8他 (32~40-590)133g パナレーサー「0TW26-83A-NP」 26×1-3/8他 (35~38-590) シュワルベ 「12-AV」 26×1-3/8他 (32~44-590) 140g ※12"A"の米式(AV)はサイズが違うので注意。 630【27×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ ★走行性重視 Panaracer 「パセラブラックス」27×1-1/4 [8W27-41B18] 500g 前後で約5000円 通常☆Panaracer「スーパーハードタフネス」[W2783B-SHTSP]670g 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-81:762809」(630対応) ※(28~32-630)125g ※700C向けだが対応可。 パナレーサー「0TW735-40A-NP」 27×1 3/8~1/2 (35~38-630) シュワルベ 「17-AV」 27×1-3/8他 (32~40-630) 150g ●リムフラップが切れていればリムテープも交換しておく。 基本的なメンテナンス・カスタムの類はここまで見ておけば十分。 以下個人的な雑感。 ▼一般車のオーバーホール zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-53e9.html 確かに古すぎてパーツの互換性の問題から入手ができないパーツがあれば 廃車にしなければならないことがないとは言わないが、 近年の「安い自転車に買い替えるほうが得」と安易に飛びついてしまうと あまりの乗りにくさに落胆する可能性大。 10年以上前で購入価格が3万円以上のもので、 フレームに亀裂などの異常がなくパーツ交換が可能であれば、直して乗ることをオススメする。 使用感があるということは、体に合っているので乗りやすいだけではないメリットもある。 ■自転車は定期的に「手入れ」と「お金」が必要な”乗り物” ─何もしなけりゃ壊れるに決まってる 自動車のように免許や車検が強制的に必要な乗り物ではないので まるで一切手入れしなくても乗り続けられるような勘違いをしている人もいるかもしれない。 「内装でベルトドライブだからメンテナンスしなくていい!」 ・・・わけがない。確かに外装に比べメンテナンス箇所の手間も減り、 余程使い方に問題がなければ全く走れないことはないだろうが、快適性が違う。 メンテナンス方法が異なるだけで、整備は必須。 BB部分がジャリジャリ。ホイールハブがガタガタ。ステム・シートポストが錆び付いて動かせない。 ネジも錆まくり・ローラーブレーキにグリス不足で音鳴り。 内装ハブそのものも5000km(または3年?)を目安でオイル漬けもしくはグリスアップが必要。 最悪の保管方法である野ざらしでせいぜい空気を入れるだけ。といって適正空気圧にできていない。 (もっとも消費者は普及大衆自転車に半ば英式バルブを強制されているので被害者とも言えるが) チェーンに油を注さずにシャリシャリ・・・。反対に注しすぎてブレーキが効かなくなってしまっていたり。 「空気圧・サドルハンドルの高さ・ブレーキシューの位置・チェーン引きの調整・各種ボルトの増し締め・各部グリスアップ。」 「保管は直射日光が当たらない場所でなければタイヤの劣化が早くなる。」 ・・・と理解しようとしている人がどれだけいるのだろうか。 メーカーは説明書で簡単に触れるだけ、自転車屋は売るだけ、 学校交通教育は地域にもよるし基本的には極簡単に教えるだけ。 行政は公道の自転車の走行区分整備の地域差も大きくとても十分とは言えないうちに、 とりあえず違反者に講習を受けさせるような制度は先行。 購入者が積極的に情報収集を行っていなければ原因を知りうる機会もないのだから、 当然・・・ ・その必要性を理解せず、メンテナンス一切なしで、お金をかけないでも乗れていたのだから、 ・(格安自転車)新品なのだから、壊れた場合に「そんなはずがない」という心理に陥るも頷ける。 そもそも後々トラブルを招く原因にもなる2万にも満たない低価格車を扱わない まともに整備できない店で買わない というのが最善なのだが、なかなかそうもいかないのだろう。 たとえ修理で直る故障でも 弄って他にガタが出て面倒なことになるのを避けるために修理費用をふっかけて買い替えを促す。 「低価格車を好んで買うユーザーに対してはそれが一番」だとしてもなんだか切ない話だ。 それなりの自転車を買ってもらって、我慢して使う乗り物から快適に使える乗り物に昇華できたら最高だろう。 そのためにはメーカー、販売店、レンタル業者、交通教室など自治体などにも協力してもらい 値段だけで決めて後悔させないためにも 乗り比べをしてもらう機会をちゃんと作る。これが必須だと思う。 ■壊れていても完全に壊れるまで修理しない ─不便な毎日が最高? さすがに虫ゴム・スーパーバルブほどすら払えないほど困窮しているとは思えないが、 車体が5千ほどの「何か」であればチューブ交換前後で2000円~・タイヤの磨耗で前後5000円~を払いたくはないのだろう。 自分で「空気圧」「サドルの高さ調整」「ワイヤーの伸び調整」「ブレーキシューの位置調整」」くらいはできるべき。 タイヤの違いは本当に乗り比べてもらわないとその違いが実感できない。 単純に300kpsより空気圧高めにすれば走りやすくはなるが 米式化+まともなタイヤにすることで「パンクもしにくく、空気も漏れにくくなる」というのは 毎日使っていく中で体感してもらわないとその効果を信じようもないだろう。 そうだからいくら説明してみたところで、 「壊れたらその度に修理するほうが手間も金も得」と信じている以上はどうにもならない。 数回繰り返してようやく、「やっぱり最初から言われたようにちゃんと修理しておけば」「いいものを買っておけば」と 納得できるのだろう。 店は格安タイヤチューブをとりあえず付けて「すぐ空気が抜ける」と言われても「仕様です」と答える不誠実に徹するか、 (安物でクレーム出て後で面倒なのはこの店自体だと思うが・・・) 誠実さを重視するなら悪名高い安物粗悪メーカーは扱わず、まともなメーカー以外は扱わなければいいのにと。 試乗車・代車として用意して 「タイヤ・チューブ・リムテープ・グリップ・サドル・ワイヤー・シートポスト・BB」を替えた物に乗ってもらって、 通学ならスチールでもタフフレームにパーツが豪勢なものを使っておけば 少々のことでは壊れないというアピールが重要かと。 徐々に実感してもらったらあとは部品代込みで4万ほど出してもらえれば完全フルカスタムも可能と。 そこからスポーツ車などへの追加需要も促せるようになれば全体が活気づくだろうし。 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン cyclist.sanspo.com/203794 ※今回のキャペーンは異常がないかどうかを「確認するのが無料」であって、 部品の「交換が必要であれば費用が発生する」のは当たり前と見ておくべき。 www.sankei.com/west/news/150906/wst1509060023-n1.html 2015年1月~7月末まで府内の自転車事故約7100件、死者は30人以上を受けて点検キャンペーン。 (2015.9.1~9.30まで)84店舗で実施。 具体的にはブレーキシューやワイヤーの摩耗状況や効きしろの点検、フレーム割れや歪み、 ハンドルステム部分の緩み、ペダルのガタのチェックといった内容だろう。 反射板やライトといった部分も恐らく一緒に見るはず。 ↑ このときに「前ブレーキはシングルピボットからダブルピボット型にすれば効きが良くなりますよ」、 「インナーワイヤーをステンレスにすると錆びにくくなりますよ」、 「後ろバンドブレーキはサーボブレーキやメタルリンクブレーキにすればこのようなメリットがありますよ」、 といった内容を待ち時間の暇つぶしに実際に搭載してある試乗車に乗ってもらうなどして 「実感できる機会を設ける」ことができれば、各種点検に止まらず店の売上にも期待できるはずだが、 口下手すぎるあまりに単に点検だけで「直したほうがいいですよ」では 点検に応じる意味は薄いように思える。 あとは、各自でキャンペーン後も店で定期点検をしてもらうために何ができるかを考える必要がある。 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ www.cycle-hokuto.com/blog/?p=671 「今現在の不具合だけ修理すれば本当に得なのか?」よく考える。 チェーン調整だけで済ませれば確かに安く済む。 しかし、限界点に達しているタイヤを放置しておけば 遠くない未来に摩耗でパンクすることになる。 パンクした場所が運良く自転車店に近い場所であれば 押して歩くことになっても大して問題ではないかもしれないが、 もし店まで遠ければ乗って移動してしまえばチューブ+タイヤ交換で済めばまだしも、 車輪自体へのダメージで「車輪ごと交換」となってしまう恐れもある。 そうなったときに 「あの時タイヤを交換しておけばこんなことにならなかったのに」と思っても遅い。 また、摩耗していなくても3年や5000kmを目安に早めに交換しておけば 路面とのグリップ力も増すので制動力にも期待でき、安全性も向上することも覚えておきたい。 カバーなしで屋外や屋根下駐輪をしているなら尚更。 本来はこうならないためにも月1でも店に目視点検だけでも状態確認をしてもらうというのが最良だが やはり自転車に対する思い入れや習慣づけがなければ難しいのだろう。 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) as-pj.com/about/ 無料登録で点検のみ 現在はほぼ神奈川県のみで店舗も増えている様子がない。 メールが使えることやホイールの振れ取りが出来ることも条件になるから 技術のない店が参加できないとしても全国的に増えない理由にはならないと思うが・・・。 空気充填はともかく、汚れ落としが「チェーンの汚れ落としも含むとすれば」 200円は安すぎて話にならないということなのか。 IRCタイヤの仕入れや送料の価格に多少融通が利くという店側のメリットでもあれば十分増える余地はあるはず。 IRCではシェアを広げられ、店は定期点検でその他の補修も期待できる。 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 cs-shinwa.sblo.jp/article/165969805.html 事故を防ぐためにも、1にも2にも点検の習慣づけ。 自分ではおかしいと思わなかったとしても、きちんと点検できる人から見れば危険極まりない状態だったとすれば それは利益のためというだけの話でもなく、「周囲の人間にまで危険性が及ぶことを防ぎたい」という意味も含まれている。 中古・量販・個人店問わず、もし問題がありそうな箇所を見てもらっても 「ママチャリなんだからそんなもん(特にブレーキ部分であっても)適当でいんだよ」 という店が万が一あれば絶対に任せず、今後一切近づかないことを強く薦める。 ●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か jitensyazamurai.com/db/archives/3057 ※念のため書いておくと、下記に想定される店は元記事の店とは全く無関係です。 「普通に乗れるから」「使わない機能だから」「気付かなかったから」 「車検もないので不具合があっても乗り続ける」 「余計な修理費用なんてかけたくもない」 というのが主な要因だとして、大丈夫だと思っている以上に・・・ 【1】接客力皆無の個人店にありがちな「自転車店に行けばくだらない説教を延々されるのでウンザリ」 という「行きたくないと思わせる原因」があるからではないだろうか。 どの個人店でも技術が必ず確かだと考えるのも厳しいものがある。 料金提示でトラブルになることを想定出来ず、無言で修理を始めるような店も信用したくない。 【2】そもそも原因を突き止められるのかどうか (安物自転車ではなく使い方を誤っていなかったという前提で) 質の相当低い店員しかいない店であれば、何が原因かを突き止められず、再修理を繰り返すことも考えられる。 そうして、自転車店そのものへの不信感が構築されてしまっていては 「直す気がない」という結論に達していても、それは責められるものでもない気がする。 【3】ケチるだけの意味があると思い込んでいる 「食費や遊興費や服飾費を削ってまで修理する価値がない。」 機能向上できればエネルギー消費も抑えられるので食費も浮く、 遊興費に使う体力や気力の消費も抑えらえる、 衣服に気を遣っていても自転車はボロボロで本当に大丈夫なんですかと。 結局のところ、【1】~【3】の不信感を払拭できて納得させられる 「何か」が足りないというのが、修理に至らない根本的な原因に思える。 ・単に威圧的で客商売に向いていない人柄や説明力や知識の無さなのか ・技術力の無さを客の使い方のせいだけにするような店員しかいないのか ・正常に動作する状態との比較ができないので、実感が湧かないからなのか 説得材料の提示が足りないので「現状維持で十分」ということになっているのではないだろうか。 しかし、もっと具体的に方法があっても、実際に実行運用が成功している例でもなければ これ自体に説得力がないということでしかない。 ●大学の自転車80台の点検の模様 jitensyazamurai.com/db/archives/3139 空気圧不足によるタイヤの問題が多いのは 「自転車のタイヤが正常であれば何日くらい適正空気圧を維持できるか」ということを そもそも全く知らないと思われる。 虫ゴム式では(握力を考慮せず)まともに空気圧を測ることそのものが不可能な英式チューブ自体も悪いが、 恐らく、自転車に対する思い入れの違いの差ではと考えている。 そういう使い方をしている人達にしてみれば、自転車というものは近所履き用の靴と同じか それ以下の「トイレットペーパーや綿棒」のような消耗品のような感覚でしかないのだろう。 メーカーや銘柄なんて関係なく、色と大きさだけ決まればそれで良く、 最初から使い捨てる前提なので「安ければ安いほどいい」。 だからまともにメンテナンスするという観念自体が存在しない。 使いやすさや快適性よりも「とにかく早くて安くて面倒ではない道具」という扱いであれば、雑になるというのも頷ける。 そしてベル(警音器)については 「滋賀県道路交通法施行細則」 第14条 法第71条第6号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 有効な性能の警音器を備えない自転車を運転しないこと。 ベルの金額約500円(取り付けは頼むまでもなく+ドライバー1本で30秒もあれば出来る)と天秤にかけて 「注意されたこともないし別に使わないからいいや」となってしまうのも已む無しか・・・。 しかし、「使う使わないの問題ではなく」 知る限り取り付け義務のある地域でのベル非搭載での赤切符どころか 警告票の発行すら聞いたことがないので実質無意味な法律とはいえ、 ベルが無いか壊れている自転車を運転している時点で本来は「違法」となる。 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう ameblo.jp/cycle-plus/entry-12110858421.html 変速があるのに全く使わないような使い方しか出来ないのであれば、 変速なしの自転車を買ったほうがトラブルが起こる可能性が下がる ということを知らなければ値段だけで買おうとするのだろうか。 ▼例によって常に重いギア 「筋力トレーニングをしている」と言い張るのであれば何も言うことはないが・・・。 「(信号等でも)停止前にギアを軽くする」これは鉄則。 ▼注油に関しては自分で出来ないなら店に行くことを習慣化すればいだけの話。 それも嫌ならば、修理費用が後々高くなっても自分が招いた結果なだけ。 ▼スポーク&ニップルの錆 この状態にまでなってしまっていれば変速周りどころか 「スポーク折れの危険性もあるため、ホイールも交換しないというのであれば修理できない」 と言い放っても良かったのでは・・・? ●修理か新車購入か jitensyazamurai.com/db/archives/3989 愛着のある大事な自転車ならいいんです。 明言はしていないものの、恐らく購入価格が2万円以内の安物自転車の話という前提だろう。 近年の3万程度の完成車を買うくらいなら、10年以上前のあまり使っていない自転車であれば お金をかけてでも補修したほうが作りがいいので得ということには触れて欲しかった。 そして、時間をかけて見積もりを出すまでもなく、 (パーツのグレード選択次第なので大雑把な価格になるとしても) タイヤ前後4000・チューブ前後2000・リムテープ前後500、ブレーキアウター&インナー2000、 ライト2000、チェーン2000、カゴ2000、サビ落としと工賃で約2~2.5万円 (使えない場合のみ交換→ブレーキレバー2000・グリップ2000・サドル3000・ペダル2000) この程度を紙にサっと書いて提示すれば済むだけのような。 というよりも、 即答で「自転車は様々なパーツの集合体ですので、ちょっと磨いてササっと直して簡単に乗れるようにはなりません」 「ゴム部品の劣化は当然で、錆び部分も磨いて新品同様というわけにはいかない箇所もあります」 「タイヤとブレーキとチェーン周りだけでも軽く1.5万円以上が確実に必要で、 場合によっては総額で5万円以上かかる場合もありますが、本当にそれでも構いませんか」 と具体的な金額を提示して、その反応として「躊躇う」か「それでも構わない」といった様子を見てから 詳細な見積もりを出すかどうか検討するというわけにはいかなかったのだろうか。 ▼過小メンテナンスになっている一因 自転車のメンテナンスに関するアンケート結果 cyclepress.co.jp/report/20160302_03/ 「面倒」「仕方・頻度などが分からない」が上がっているが これは何が原因と考えると、 消費者の立場で言えば「義務教育での教育」が最も大きいとしても、 次は「販売店の怠慢」に思える。 売れたらそこで終わり。 壊れたら持ち込まれるというケースが圧倒的ではないだろうか。 例え、数か月おきのメンテンスをするように購入時に「案内」をしていたとして 「来たほうがいいですよ」というだけでは実効性に疑問。 本来(自分で整備方法が分からないのであれば尚更) 店に出向かなければならないはずなのに「その必要がない」かのような感覚を 育ててしまわないために何か出来ているかということになる。 日々の持ち込み修理や新車販売に手を取られ過ぎて、 買った客に対して定期点検が不十分ではないだろうか。 「暇な自転車店」というのも原因は、 こういう「過小メンテナンスで構わない」というような 販売店側の意識にあるように思えて仕方がない。 実店舗でも単に安さだけを求める客であれば「ユーザー側では何もしない」 という選択肢は当然あるとして、 きちんと手入れされた状態で「快適に乗り続けたい」という感覚のユーザーもいるはず。 そのニーズを放置することは結局店も客も得ではない という感覚を持たせられるかが重要に思える。 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか ▼安さ第一は多くても 自転車産業振興協会の毎月の自転車の国内販売動向を見ても分かる通り 「安くて手軽な車種が一番」として支持されるのは「購入時に買い求めやすい」ということが第一にあるとしても、 実際に販売購入される自転車は一般車といえども様々な価格帯が存在し、 安いものでは譲ってもらうような0円中古車~ 高いものではフレームビルダーに制作依頼で20万~30万程度だろうか。 (日常の足なので「補修時も考え」数十万するようなスポーツ車の高級なパーツは使わない) 需要の幅は広く、必ずしも安さ重視が重宝されるというものでもないように思う。 ▼選択肢の幅 「面倒なことはしたくない」 「安いから売れる」→「売れるから作る」 経済社会で消費することが美徳とされるとしても、 「選択肢の幅」として「高耐久性」「高性能」に振ったものという考え方の提案は、 何も完成車購入時に限らず、修理に於いても発生するものということを たぶんほとんどの一般車ユーザーは「知らない」。 ▼具体的な提示 例えばチューブ交換であれば・・・ 【今後どの程度使う予定があるかを聞いてみてから】 【1日で十分】(1)「草でも詰めて無理やり修理して1日だけもたせる」 【1週間ほど】(2)「ギリギリ使えそうな中古を取り付けて極短期間用」 【半年程度】 (3)「同じ程度の性能の安価な新品を取り付ける」 【1年以上】 (4)「海外産でも米式でネジ切りがあるシュワルベチューブや、サイズ次第では分厚いチューブにする」 【1年以上】 (5)「国産のパナチューブに交換する」 といった5つか6つくらいまでの提示。 (26HEのような銘柄が多いサイズでは銘柄指定までする客は自分で修理するだろうし、 銘柄自体は2,3提示できれば十分かと) →◆「米式に交換するかどうか」という選択も聞く必要がある。 (英式チューブであれば、一時的にエアチェックアダプターで簡易換装するかどうかも確認) →◆所有者の家にポンプがあれば先の金具を外して米式に使えるかどうか確認 →◆ポンプがなければ「店に来てもらうように何らかの方法をとる」か、 「(ユーザーとしては)手間がかかるのが面倒なので出張料を毎回もらっても訪問サービスが必要」かどうか +選んだ内容によって「保証期間と内容を明確に定める」ことも大切だと思う。 (1)は安くてもその代わりに2日後でも保証不可とか、 (4)や(5)であればチューブ製造年月をしっかり控えておいて 「製造不良の疑いがあれば」メーカーに原因調査と代品についての交渉も受け付けるとか。 対価をしっかり支払ってでも 絶対に大手では出来ないことをしてもらえることを喜ぶユーザーは少なくないのではないだろうか。 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき star.ap.teacup.com/flatout/1305.html 通勤通学送り迎えでもそうだが、思わぬところで立ち往生してしまい その日の予定が全て台無しになる前に、 定期的な「点検をする日」というのを定めておくと良いのではないだろうか。 ●会社で使う自転車でも定期点検が疎か cs-shinwa.sblo.jp/article/174711872.html 変な見方をすれば 「雑な使い方で壊してもらって会社の予算を食いつぶすことが必要であり、 その目的として何もしないことを暗に奨励している」という可能性もないとは言えないが、 基本は 「自動車みたいに車検もないし」 「多少壊れてたくらいで大事故になるわけないし」 「壊れたら直せばいいだけ」 やっぱりこういう感覚なんだろうと思う。 「何が正常な状態」で「どういう使い方乗り方が正しくて快適」といった 基準となる概念そのものが「説明書は全く見ない&見るつもりもない」ので 広がらないというのもあるのだろう。 基本的な教育不足と安物自転車の台頭もあって 「自転車なんて使い捨て傘や玩具の延長のようなもの」という感覚が 「半ば常識」になってしまっている残念な現実がここに。 業務に使う足として必要な備品の管理すら満足に出来ていなくても 「全く問題ではない」というのがその会社にとっても「常識」なのだろう。 しかし、会社備品の自転車の適正な管理すらまともに行われていないようでは、 その延長線上にある「自転車通勤に補助金」や「自転車交通に関する教育」を行うような会社というのは 世間的に見れば「運動不足解消で健康志向やエコな会社」というよりも 「貧乏臭い変な会社」というイメージのほうがまだまだ強いのだろうか。 ●[京都]駐輪場にて無料点検 cyclepress.co.jp/report/20150928_05/ 「ハンドル、タイヤ、ペダル、ブレーキ、チェーン、サドル、ライト(前照灯)、ベル(警音器)」を点検。 自転車店に向かうということではなく、駐輪中に点検という形式。 この方法には単なる「点検→自転車店」というだけではない、更なる商機が広がっているように思える。 ●修理が得か買い替えが得か takesno.com/archives/2695 上にも似たような話題があるが、別の店の感想。 そりゃ安いタイヤを探せばどれだけでも下限はあるでしょうが用途や目的。 新品でも1本1000円にも満たないような安いタイヤというのは 「それだけ安くできるだけの安価な素材や製作工程の違いがある」と考えるべき。 1日や1週間使えるだけでいいのであれば廃棄寸前の中古タイヤという方法もあるが、 限られた用途であり薦められるものでもない。 学生さんだったら、あと何年乗るか?ってコトや、学校までの距離等に応じてタイヤの種類を吟味します。 適正な使用方法であれば、一見高いだけに思えるタイヤで「立ち往生のリスクを減らせる」。 当たり前ですが その1万円の自転車には片輪5000円相当のタイヤが装着されているハズがありません。 「何故自動車のタイヤで違いを説明するCMをしているか」 何気なく見ているだけでも「自転車でもタイヤの種類は同じではない」と 気づけばいいのだが、なかなかそうも思ってくれないのだろう。 タイヤだけじゃなくって、もちろん他の部品の程度もガクッと下がります。 自転車を買い換えたがタメに、トラブルが増える可能性もあるのです。 ある程度値段のする品質の良い自転車(3万円以上)から 安物自転車に乗り換えて 「新品にしたから3万円程度の自転車の新品と全く同じ性能」が得られると思ったら大間違い。 もちろん修理前の自転車が安物自転車であれば 「量販店やホームセンターや通販」で「値段だけを見て性能を見ず」買えば良いのではないだろうか。 当人がそれで本当に一切の不満が無く満足しているなら。 反対に、「これを機に4万円以上の自転車を新たに購入したい」というのであればオススメしたいが、 「空気入れをしない癖があって直す気も依頼する気もない」という 性格的な問題があれば、その場合は何を買っても同じなので デメリットを理解せずに適当にノーパンクタイヤでも選べばいいのではないだろうか。 『今まで◯年乗っていて、この先◯年乗るのか?』 かかる費用を日数で割り、出た金額を見ても払う価値がないと思うのであれば 公共交通機関だけを使うか「徒歩」が(目先の感覚だけで見れば)一番安上がり。 しかし、こうした誤解が生まれやすいというのも つくづく「まともな値段のまともに整備された自転車を知らない」ということに 尽きるように思えて仕方がない。 (本当に理解できていて、メンテや防犯対策を拒絶するための方法として安物が得だと信じてやまないとすればある意味幸せな人だろう) 一般車ユーザーの感覚を育てるための施策が全く足りない。 「空気を入れることすら知らない」ユーザーを野放しにしていることを 業界全体でも、もっと真剣に問題視すべきだろうと。 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 takesno.com/archives/2681 修理を断るケースの考え方として「(不具合のある)今のままでも気にしなければ乗れるから」 「自転車の修理・改善に金を使うのは無駄」だと信じてるということだろう。 「金を払う=自転車屋の儲けになるのが嫌だ」というのであれば 点検に応じず故障して立ち往生して修理費用が余計にかかることになるだけ。 その後 「なんで修理にこんなに金がかかるんだ」 →「故障箇所が多いから(甚大なので)仕方がないですね。あの時直していればもっと安く済んだのですが残念でしたね」 という自ら不満を募らせる状況になったとしても自業自得。 BBやチェーンやタイヤ等の駆動系や、ブレーキ周りの制動系ではなく 「まともに取り締まりがないとか、付けても大して意味がないと信じている反射板」や 「道交法上まともに使う機会がないベル」であれば放置していても関係ないという考えだったとしても 「不整備車両を送り出さず、真っ当な整備を目的とする自転車店」であれば見過ごせないだろう。 他の可能性として 「以前に他の自転車店(のように見えて酷すぎる整備しかできない店)に 修理を頼んだら余計に調子が悪くなったから、自転車店自体を一切信用していない」としても やはり点検キャンペーンなんて無視して自己流か既に他の店に行っているだろう。 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 takesno.com/archives/2725 故障が原因の場合の車輪の歪みについての解説。 ホイールバランスやフォークなど。 一方で、大径の車輪(630 27インチWOなど)に乗り慣れていると、 406:20インチHEのような小径車に乗り換えた場合、慣れるまで数分はフラフラするのは感覚の問題。 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない ▼必要な工具などは「takaよろず研究所」にて大抵分かるとはいえ・・・ www.geocities.jp/taka_laboratory/ 「グリスか、オイルか、焼き付き止めか」 「ワッシャーの順番」 「必要なトルク(力加減)」 「ケーブル・ワイヤーの適正な長さ」といった項目も理解した上で作業すること。 ▼日曜大工感覚で施行してしまうとおかしなことになるという例 cs-shinwa.sblo.jp/article/175305123.html ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 一般車のタイヤ交換の際に重要なこと。 車輪軸に色々が役割のものが共締めされていることを理由に 面倒臭がるスポーツ車しか扱わないような店では邪魔者扱いされるが、 手順をきちんと覚えればそれほど苦でもない。 「車種によっては回り止めが最初からない場合もある」 「外装はチェーン引きなし」 「変速なし(シングル)と内装変速はチェーン引きがある」チェーン引き自体の向きも重要! 内装3段の場合は https //web.archive.org/web/20181103020656/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_2/20100306-R-tire/20100306-R-tire.html (1)カバーを外し、シフトケーブルを外す (2)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを外す(コイルバネはない車種もある) (3)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを外す (4)チェーン引きを末端までゆるめる(ナットを外す必要なし)(チェーン引きが最初から片側についていない車種もある) (5)車軸のナットなどを外す ここで順番を確認しておく。 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合) 左は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】→ →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ 【泥除けステー】→【ベルクランク(変速機)】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 右は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ →【泥除けステー】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 (6)チェーンを外す チェーン引きを緩めて車軸を前に押して外す。チェーン切り(ピンを外す)は基本不要。 緩めても余裕があまりない様子であれば、ここでチェーン切り(ピンを外す)をして ミッシングリンク式に交換という手もある。 ▼取り付け編 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合)の取り付け順 ※旧型のため変速機が左側になっているが現行品は右側 左は外側から (1)【チェーン引き】 ※チェーン引きはギア歯がある側には「小判型の穴」が空いているので、それに合わせて取り付ける。 ※重要※ チェーン引きの向きは「外側が出っ張っている」 ※重要※ チェーン引きは「フレームの内側」に入れる 【チェーンをチェーンリングとスプロケにかける】 (2)→【本体フレーム】 (3)→【スタンド】 スタンドの形がピッタリと合うように取り付ける。 スタンド自体の重さでズレてきやすいので支えることも重要。 ◆現行品の場合「【回り止めワッシャー】は、この位置(スタンドより外側)」 現行品では左側=変速機&チェーン引きがない側には【回り止めワッシャー】を取り付ける必要がある。 (旧品の場合、変速機がない側は、小判型の穴が空いている回り止めワッシャーが取り付けられる適した軸になっていない) bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=252 左側のハブシャフトのスリットに合わせて入れ、エンド(ないしはスタンド)の溝に噛ませてハブの共回りを防止する部品です。 フレーム→スタンド→回り止めワッシャーの順に入れます。 ちなみに右側は、内装三段用のスリット付のチェン引き金具で回り止めをしています。 エンドの溝(またはスタンドの溝)にワッシャーの突起部が収まるように取り付けること。 (4)→【ベルクランク(変速機)】※現行品では右側 旧型の内装変速機のため、ベルクランク(変速機)が車体左側に装着されます。現行タイプは車体右側となりますのでご注意下さい。 (5)→【泥除けステー】 ※稀なケース※ (リアキャリアなし、ハブ軸共締めのスタンドを外してWレッグのセンタースタンドを取り付けた場合など) スタンドもリアキャリアもない場合は泥除けステーの内側に 「溝を”外側に向けて”もう1枚菊座金(ワッシャー)を追加」する必要がある。 「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」 (6)→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 (7)→【ハブナット】 (8)チェーン引き調整、変速器の調整→カバーの取り付け (9)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを付ける 順番は外側から 【ボルト】→【固定バンド(アームクリップ)】→(※ブレーキワイヤーステー) →【ブレーキ本体】→【固定バンド(アームクリップ)】→【ナット】 ※ブレーキワイヤーステーは無い場合もある ※ブレーキレバー側のブレーキアウターキャップが収まっていることを確認 (10)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを付ける インナーワイヤーの固定時は、ブレーキレバーではなく、 「本体から伸びているアーム部分を進行方向の前側に押しつつ、ワイヤーを引っ張りつつ、固定する」というちょっとした技が要る。 (11)ブレーキの調整 アウターケーブルの末端のネジ付ナット(アジャスター)は調整できるように少し間を開けておく、 固定用のナットは最後に締めるのを忘れないように。 ※URL先の画像がある作業手順ページでは書かれていないので 【回り止めナット】と【リアキャリアのステー】の位置にも注意 ※変速器の調整は「ベルクランク型」と「カセットジョイント型」で異なる。 その店で扱っていなければ「カセットジョイント型を知らないケースもある」ので要注意。 それでも、ネット環境がある「ディーラーマニュアルを参照できる店」であれば作業は可能だが、 それができない店では「作業不可能」。 ▼内装ハブなのでギア歯交換方法も載っている。 同じ「変速なし」でもスポーツ向けの「シングルスピード」と、一般車向けでは種類が異なる。 一般車向けシングルハブでも、内装ハブと同じような方法でギア歯が交換できるハブもあるが貴重。 今では一般車向けといえば14Tか16Tしか選べないものが主流になってしまっている。 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? cycleserviceo.blog.fc2.com/blog-entry-61.html やっぱり「たかが自転車にそんな金出してられない」という思いが強いのだろう。 原因除去を解決しなければまた余計な時間もお金も必要になって 鬱陶しい思いをしなければいけないのはユーザー自身のはずだが・・・。 1:タイヤサイドが割れていても使う 2:チューブが削れていても使う 3:チェーンの伸びを1コマ詰めて収める 修理店としては「時間と予算的に客の要望に応えた」ということなので仕方がないとしても、 本来は「タイヤもチューブもチェーンも」交換すべきに思えるため、 時間も予算もないということであれば 安全性を担保できないとして断る勇気も必要なのではと。 そして、 通常は「空気いれないとまたこういう状態でパンクしてお金かかりますよー」くらいは言ってるとは思うが、 「全く言わない」ような修理店があると仮定した場合の話。 ↓ 誤った使用方法を改善するつもりがなければ何度でも再発する 修理すれば確かに店としてはそこで終わりで、 ユーザーがまたパンクしようがまた修理に行けばいいだけで、 根本的な「空気を入れるという習慣づけ」を定着させる必要は全くないどころか そういう無頓着なユーザーを賢くさせることは「利益にならない」として 何も言わないほうが「いいカモ」にはなる。 しかしながら、理想論で言えば「使い方を誤った修理で儲ける」よりも 「定期的な細かいメンテナンス」や「アップグレード」でのカスタムでの 快適性向上に対しての対価を貰うほうがより正常な関係に思える。 ●なぜメンテが必要か jitensyazamurai.com/db/archives/5106 よくいうのが「自転車と歯は似ている」ってこと。 日頃のケアを怠らなければ、いつまでも健康でいられます。 でも手入れをサボると、どんどん状態が悪くなっていく。 そのまま放置すると、悪くなる一方で勝手に改善はしないのです。 放っておいていいことなんか何もありません。コマメに手をかけてあげてください。 「自分ではできない」「めんどうだからやりたくない」って方は、自転車店へどうぞ。 ▼チェーンオイルなどの「ケミカル類」について 自分でクリーニングやメンテをしたいって方は、 できれば自転車用のケミカル類(洗剤や油など)を揃えてほしい。 一般に売っているモノでも使えるのですが、 自転車には向いていないのや、ダメージを与えてしまうものもあります。 店主メカタも過去にそれで大失敗をしたことがあるとか。 塗装がずるっとはげちゃったり、機械を傷めちゃったり… そんな失敗をしないためにも、自転車用ケミカルを使ってくださいね。 よく「ク●5-56でいいですよね?」「パーツクリーナーでいいですか?」と聞かれますが… 正直ダメです。詳しくは過去のブログをどうぞ。 jitensyazamurai.com/db/archives/2409 ▼パーツを交換する意味と必要性について 自転車って乗っているといろんな部品が伸びたり、削れてチビたりします。 たとえばワイヤー、チェーンは伸びます。 ある程度以上伸びると、動きが悪くなったり、トラブルの原因になったりします。 となると、新しい物への交換が必要になります。 たとえばブレーキシュー、タイヤ、スプロケットなどは使っている間に削れていきます。 そうすると十分な能力が発揮できなくなりますので、やっぱり交換が必要になります。 快適じゃないってだけじゃなくて、「走らない」「止まらない」ってことにもなりかねませんので、 パーツの交換を含むメンテはホントに重要です。 人間ドックを受けるような気持ちで、点検とケアをしてください。 これはもう自転車店からの切実なお願い。身に覚えのある方は、ぜひどこかの自転車店へ。 ▼大規模なメンテナンスを行うまでの期間について 納車前の整備がしっかりされている3万や4万円以上のまともな値段のする一般車であれば ([子乗せではない]2人乗りや階段降りのような無茶苦茶な使い方や、事故に遭っているか起こしているような最悪のケースを除けば) 最低でも1年はトラブルは起きにくいとしても、 何がどう整備されているのかも分からない中古自転車に手を出してみたり、 1万や2万円程度でロクに納車前整備も出来ていない安物自転車とか、 何も分からないまま通販で買ってしまって雑に組み上げただけの安物自転車であれば 半年よりも早い段階でトラブルが起こる可能性はあるので 期間の目安で整備時期を決めるよりも、 その自転車の値段と「店の納車前整備の状態次第」でもあるため、 一概にどんな店のどんな自転車でも最低でも1年は大丈夫とは言えない。 ▼絶対に信頼できる店というのはたぶん「どこにも存在しない」 不具合と思われるような状況になった場合は その不具合についての情報経験が乏しく得意ではない店もあるとして なるべく店を数件渡り歩いて症状を判断してもらうことをおすすめする。 医者でも専門分野が様々あるように、 「開業するために難関の国家資格が必要ではない自転車整備業」であったとしても 総合的に全ての知識技術が高い店ばかりではない。 ※自転車整備士等の資格は国家資格でもなければ、整備に関しても限定的な内容しか扱っていないので注意が必要。 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 安物自転車にも共通して言えることだが、 「自転車にかけるお金がない」ではなく、 「自転車に金なんて払いたくない」というのが本音だろう。 「外食を控えるとか、服飾費や通信費やその他の雑費を節約してまで修理すべきだと思えないし、 ましてや貯金を下ろすなんて面倒だし勿体ないので1円たりとも無理」というだけでは。 「壊れたら、その時に行けばいいだけ」として、日常点検やメンテ(ねじ締めや適切なグリスアップなど)を放棄。 1000円で直るとしても「1000円もかかるならいいや」として ブレーキシュー交換すら拒否するといった人もいると思うが、 そこまで価値も優先順位も低いと思わせてしまう原因は一体何なのか。 ▲パーツの集合体という感覚がない? 1個どこかが壊れたら廃車にするというのはこういう意識があるからに思える。 直せば済むとして、他も修理しないといけなくなるのが嫌だと言うかもしれないが、 それは今までロクに整備してなかったことが原因だとしても、恐らく認めようとしない。 安物自転車に起因するとしても「そんなはずはない」と思い込む。 ▲自分だけは大丈夫と思い込んでいる? 交差点の通行方法と同じ。「少々ガタが来てても大丈夫」「乗れるから平気」 坂道でブレーキが壊れる可能性を引き上げていても、極論でも命より優先しなければならない支出とは一体何なのか。 ▲まともな自転車の状態を知らない、または忘れている 「走る、曲がる、止まる」全ての自転車の全ての状態が同じわけがない。 知らないから許されるとは言いたくない。 考えを放棄することで、結果的に後々不満を募らせることになるのは当の本人。 サドルのベタ下げにしても、足付きがよいからといって、 「足が疲れにくい」走行性能を犠牲にしてまで不格好なスタイルを貫く意味があるのだろうか。 新車販売のみに尽力する説明力に乏しい間違った自転車店が当たり前だろうという状況も 今のこの「自転車の整備に無頓着」な層を増やしているように思えて仕方がないが、 1度「まともな店」の「まともに整備されている代車」にでも乗らせてもらい、 現在の自転車の状態を知って、何がどう危険でどう修理や整備すれば安全で快適な乗り物になるのか、 余程鈍感でなければ気付くのでは? ・ちゃんと止まるブレーキ (後方からしっかり確認できる反射板) ・ブロックダイナモでも軽いLEDライト ・本当に適正な空気圧での走行性能 ・本人に合わせた適正なサドルの高さ ・ギシギシやカタカタも異音がしない、回転も滑らかな駆動系 義務教育段階で1回でも自転車を全てバラして組み上げと交通法規に関する通年授業でもあれば 少しはマシになるはずだが、そういったことが実現するのはまだ先のようだ。 ●タイヤ・チューブ交換や前ブレーキシュー交換の延長でプチオーバーホール 修理時に他の部分の不具合が見つかれば、予算をかけてでも全て補修しておくことを推奨。 具体的には、ハブ調整、BBのリテーナー交換・玉当たり調整、RD調整、ヘッドの玉当たり調整など。 英式(虫ゴム)であればエアチェックアダプターか米式チューブへ交換。 ゴムのリムバンドはズレやすい印象からあまり使いたくないので貼りつけるリムテープやコットンリムテープに交換しておきたい。 他にも、スタンド、ペダル、ブレーキワイヤー、ブレーキレバーに注油、フレーム・ホイールの清掃。 錆びやすい箇所のシートポスト、ペダル取り付け部分へのグリスアップまでしておけば完璧。 改めて修理というのは難しいと思う。 修理したら「交換してから調子が悪くなった」と理不尽なクレームを付けられないためにも丁寧にする必要があるはず。 しかし、今度は交換した部分の調子が良くなった代わりに、 それ以外の調子の悪さが目立つようになったという場合に説明しても理解してもらえるのかどうか・・・と思ったが、 とんでもない組み付けをしているような店があっても 「修理してもらったから」で「悪化してもそれを不具合と気付かないケース」が多いのだろう。 だからといって、量販・個人店問わず、「どうせ気付くわけないんだから、どんな雑な修理でもやったもん勝ち」だとしても、 「不誠実に徹する」ことで、店どころか自転車そのものへの不信感に繋がるなんて微塵も考えてないのだろうか。 結局そうすることで間接的に自分の首を絞めてることになっていたとしても、「それが常識」で済ませられる状況が華か。 そうして、バック拡げをはじめとする「雑な整備」で修理費用を効率よく稼げればよく、 単に「修理して欲しい」というだけの依頼であれば、何も言わずに「頼まれた部分だけすればいい」として不具合の種は放置、 逆に、押しつけがましく店都合で無許可で言われてもいない様々なパーツを交換して「戻すにも金が必要」と 代金を要求するような半ば詐欺に近い悪質なケースも考えられる。 (この場合、双方の思う「修理」に対する考え方に相違があり、通常想定する修理代金の範囲を逸脱した内容となり、 支払い契約が成立しているとは思えないので、客側に支払い義務は発生し得るとは思えないし、 組み戻し料金も当然ながら不当な請求と思われる。) そういう点でも店にとって「技術力の無さ」「接客力の無さ」は 「商機」を失うどころか「損害を被る可能性すらある」というところまで考えて取り組んで欲しいと思うし、 客はそういうロクでもない店を野放しにさせない厳しい目を持つことも重要。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/104.html
最終更新日:2024.6.16 「▲55○→パーツクリーナー」でローラーブレーキ専用グリスを流す素人整備に注意 2024.3.10 ★汎用グリスを使わせないための一案【専用の充填剤】 2023.10.15 ◆ローラーブレーキ専用グリス充填時の注意点 2022.6.26 ●BR-IM31-R(放熱フィンなし)の僅かな変更(本体文字色が変更のみ) 2022.3.27 ●ローラーブレーキ純正グリスの10g(Y04140020)がシマノ掲載外へ 2022.1.2 ▲純正グリスの充填に200円→約500円すら払いたくない理由とは・・・? 2021.12.19 【重要】●[BR-IM31-R]ローラーブレーキが効きにくい原因の1つは【ブレーキレバーの不適合】 2021.10.17 ◆パナソニックの子乗せ車に「BR-C3000-R」採用 2021.10.3 ◆【2021年9月下旬】ローラーブレーキ現行品調べ 〃 ▲廃盤[BR-IM31-F] ▲廃盤品:旧品データ(現行品でも海外扱いのみの6050,6060も最下部へ移動) 2021.5.2 ●【海外市場のみ】BR-C6050-F (前用) 2020.12.06 ▼ローラーブレーキ専用グリスを安く充填する方法 [2020年12月6日調べ] 2020.11.08 ローラーブレーキ専用グリスの販売店掲載(ヨドバシ,モノタロウ,amazon) 2020.10.25 ◆【重要】汎用グリスの充填は厳禁(モリブデングリス・ウレアグリス・他) 2020.03.01 ●グリス注入での整備ポイント 2020.02.23 ●効きが悪い理由に「個体差」もあるという【追記3.1】 2019.12.22 ●ユーザーのノーメンテで「壊した」が根本的な原因とは 2019.12.15 ●ローラーブレーキも酷使すれば音鳴きする ◆【重要】汎用グリスの充填は厳禁━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q (専用品以外の)__グリスはOKですか? → A 全て不可です。 使っていて問題ないという風潮に流されて安易に非推奨グリスを使うのは絶対に避けてください。 専用品以外を使ってケチろうとせずに、専用品を安く充填できる方法を模索しましょう。 ▼ローラーブレーキ専用グリスを安く充填する方法 [2023年12月調べ] ────────────────────────────────────────── ▲[参考] 非適合グリス 二硫化モリブデングリース 80g 549円+送料550円(税別3500円未満) www.monotaro.com/p/5841/2487/ ※「(80g÷1回5g)16回ぶん使えるので(送料込み合計1099円÷16=)1回約68円」 400g 約700円(送料無料) www.yodobashi.com/product/100000001001990128/ ※「(400g÷1回5g)80回ぶん使えるので(合計700円÷80=)1回8.75円」 ↓ CBあさひでの純正ローラーブレーキグリス充填との比較で安くできることを喜ぶ人もいるかもしれないが・・・ ↓ 重要なブレーキ装置に、通常"頻繁充填ではない"のに「僅か500円」をケチる意味とは? 逆に、充填機会が多ければ尚更「約1500円出してでも純正グリス100gを買う意味がある」。(1回約75円) ────────────────────────────────────────── ▼小分けされたローラーブレーキ専用グリスを探す ●ヤフオク:約5g小分け 約250+送料120円 ●メルカリ:約9g小分け 約630円(送料込み) ▲2回充填未満の中途半端サイズ ★店舗で充填する「グリス+工賃」 ※個人店でも大抵は「約500円」で可能。 ●CBあさひ:ローラーブレーキグリス注入 550円(税込) ※グリス代込みの料金 www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ ●イオン北海道 ローラーブレーキグリス注入 550円(税込) www.aeon-hokkaido.jp/cycle/repair/images/price_general.pdf 【ポイント】個人店・量販店問わず、シマノ取説すら読んだこともない店員に任せるのは避けたい。 グリス充填口がリアキャリア等で奥まっていて差込みにくい場合は、 予め「シリンジとキッチン量り」を店に持ち込んで量りつつ使ってもらうことをオススメ。 シマノ取説にある通り、ノズルを12mm以上差し込み、ゆっくり車輪を動かしながら満遍なく充填されているかどうかが重要。 si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ★「非適合品の購入ではなく、純正グリスの充填を選ぼう」 近所の店での値段が心配なら、電話やメールで「ローラーブレーキグリス充填は工賃込みでいくらですか?」と事前に確認。 (※電話口で「面倒そう」だったり「何故か半ギレや半笑い口調」であれば、別の"まともな"店へ) 但し、他の安全装備品にも問題があって直す気がない場合は(違法状態を野放しに出来ないため)断られる可能性あり。 「例:ブレーキシュー、ブレーキワイヤー、反射板、(夜間であれば)ライト、他」 自分の命の値段が修理費用よりも安いとは思わないのであれば、忠告に従って必ず修理すること。 ───────────────────────── ◆ローラーブレーキ専用グリス充填時の注意点 「キッチン量りを持っていない」 「シマノ取説すら確認する気が無い」のであれば、 自分で作業するのは止めましょう。 「駐輪環境・走行距離・勾配・ブレーキ頻度」など グリスの減少状態から適正な充填量や頻度は異なりますが ★1回の充填量の目安は約5g si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ローラーブレーキ用グリスを補給するときは、グリス穴キャップを取り、 (シリンジ使用が分かりやすいが、シリンジを使わないのであれば) グリスノズルを12mm以上差し込んで、 「極少量づつ充填」し、小まめに量りながら 車輪をゆっくり【反時計回り】に回転させながら注入。 マイルドな効きから鋭い効きになりはじめたら充填のタイミングと言えます。 もしローラーブレーキからブレーキ時に音鳴りしているなら即充填が必要。 「ブレーキ装置」は命を直接預ける大切な機構です。 決して甘く見て"テキトー整備"にならないように重々お気を付けください。 ───────────────────────── 未だに汎用グリスで大丈夫と思う人もいるようなので再掲載。 平然とモリブデングリスやウレアグリスを充填することを是としているような 難あり整備情報ページまで野放しで存在する始末。 街乗り自転車向けのシマノFBを消したのはどう考えても悪手だったというべきか、 安全性に関わることなのだから、 せめて(現状ほぼ役立たずでしかない)公式ページに entry-parts.shimano.co.jp/tsugaku/roller_brake.html ◆ローラーブレーキ用グリスの「代用品はありません」。 ◆モリブデングリスを専用品と称して割高販売しているわけではありません。 ◆ウレアグリス他の汎用グリスも厳禁です。 ◆ウレアでもモリブデンでもないブレーキパッドグリスでも不可です。 と、 「なぜ充填してはいけないのか」という下記理由も事細かに示した上で、 問題のある整備情報を書いているような該当ページの管理者には、 シマノから直接、訂正を促すよう積極的に動くべきだろうに、なぜこうも 今後スポーツ自転車を下支えするかもしれない人達の基礎にもなる 一般車の情報を軽視するのか理解に苦しむ。 5★★ローラーブレーキ専用グリス https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#chemical5 ■「市販のモリブデングリスを使っているのですが・・・」 ■「エンジンオイルは高熱に耐えれるので使えますよね?」 ■「スプレータイプのオイルを入れていますが大丈夫ですよね?」・・・といった様々なお問い合わせを頂きます。 これらの質問には「使えません!」とお答えしつつ、 「ローラーブレーキ専用グリース」の特殊性をご説明申し上げています。 4★専用グリス開発秘話の1 https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb4 「グリース」って馴染みのない方も多いかと思いますが、 一般的に「潤滑材」と呼ばれる「モノとモノの摩擦減らすための油脂類」です。 ええーっ!そんなモンを「摩擦を発生させることでブレーキ力を出す」 ブレーキの中に入れたんですか~(@@)・・・と思われるかも知れませんが、まさにその通り。 実は市販されている様々なグリースを入れテストしましたが、 まったく目指す性能が出ず、苦難の道を歩むことになったのです。 5★汎用グリスは不適格(開発秘話の2) https //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5 そのグリースに必要な性能をおさらいしますと 1)ブレーキ力を発生させる時には滑りにくく、内部の機構を動かす時には滑りやすい性能を持つこと 2)ブレーキ力は摩擦により発生しますが同時に熱も発生します。 ブレーキをかけながら長い下り坂を下ると、ローラーブレーキの内部温度は200度近くにもなります。 また、冬季には気温が零下の環境でも使えなければなりません。それらの激しい温度変化に耐えること 3)ブレーキを発生させるときに金属同士を接触させますが、いやな「キーキー音」を出す成分を含まないことでした。 いくら探してもそんな「都合の良いグリース」は世の中に存在しませんでしたので、 「なければ、作ってしまおう!」=当社の得意技♪・・・と工夫を凝らして開発したのが、 この内部の部品に「ネチョネチョ♪♪」と纏わりつく「ローラーブレーキ専用グリース」たったのです。 でも、こんなに苦労を重ねて開発した専用グリースなのに、 「“ローラーブレーキ用グリース”の色は 市販の“モリブデングリース”と同じだから、成分も一緒では?」 ・・・・な~んておっしゃる方もいらっしゃいますが、 その成分と性能は似て非なるもの。 決して誤用しないで下さいね、みなさん! クレ556を安易に使用しまくる人などもそうだが、 「適切であるかどうかの判断すら出来ていないのに自転車の整備をすべきではない。」 ネット環境があって最低限の整備料金としての数百円単位の金銭すら 生活の足としての自転車整備の費用に捻出できない人が多いはずがないのだから、 決してケチろうとは思わないこと。 ★1回の充填量の目安は約5g si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 ▼充填時の手順 ※100gの純正ローラーブレーキグリスの場合、内部のキャップを外しておく (1)ローラーブレーキ本体のグリス充填穴のキャップを外す (2)12mm以上差し込む (3)車輪をゆっくり回転させながら[約5g]を目安に充填。 【約20回分】▼100g 約1400~1700円 ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」 www.monotaro.com/p/3679/9393/ www.yodobashi.com/product/100000001001146726/ www.amazon.co.jp/dp/B00H8M0JWC/ ●ローラーブレーキ純正グリスの10g(Y04140020)がシマノ掲載外へ set.shimano.co.jp/bc_catalog/parts/ 元々割高だったので消えるのは必然だったというべきか。 ◆リアキャリアが邪魔で差し込みにくい場合(極細チューブ付小型シリンジ)約700円 www.yodobashi.com/product/100000001003372349/ www.amazon.co.jp/dp/B015VYXGTG/ チューブが柔らかく差し込みにくい場合は半固定できるように工夫するだけ。 ↑ 間違ってもブリヂストンのノズル(GN-ROL B620104)を買うようなことは薦めないが さすがに100均レベルの樹脂ノズルに約4000円はありえないと思った人が多かったのか既に販売終了。 www.yodobashi.com/product/100000001002919821/ ★汎用グリスはローラーブレーキグリスの代用にはならない http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5 http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#chemical5 使えるから問題ないと勝手に判断しても「それが大丈夫」とは限らない。 安易に使用することのないよう十分に注意しておきたい。 ◆◆モリブデングリスとは成分配合が異なるので必ず純正品を使用すること。◆◆ 量が少なすぎれば「音鳴り」、「多すぎ充填でもブレーキ性能が低下」 充填時期は急制動気味や音鳴り発生時に。 適量は量りを使い、注入には「AZ 注入型計量容器」などのシリンジを使うのが最良。 サーボと同じくキャリパーやVブレーキに比べ重いという欠点もあるが雨天にとても強い。 各種グリスと違い色は真っ黒。(ちなみに内装ハブ用は白っぽい色) ◆バンド/サーボブレーキなどへは使用厳禁。 ●ローラーブレーキに専用グリスが必要だということ cs-shinwa.sblo.jp/article/170314243.html 購入時に説明すべきだろうとは思うが、大抵は、その場で1回説明したところで 恐らく「はいそうですか」で終わって1週間どころかその日のうちに忘れている可能性大。 ワイヤーの初期伸びが起こる購入1ヶ月は車種限らずで、 その後は野ざらし保管や屋根下駐輪であれば月1で、 カレージ内保管でも2か月に1回くらいのペースで定期的に調子を見てもらうことで 不要な出費やトラブルを減らすことが出来る。 しかし、客としてその店に訪問しやすい雰囲気があるかどうかという話でもある。 いくら客のことを思ってとはいえ即説教コースに突入する店があるとすれば、足が遠のくのも無理はないと思う。 (反対に、笑顔で接しやすい雰囲気でも整備力が低く、むしろ悪化させるような状態にした挙句 「この値段ですし仕様ですね」で済ませる店というのも勘弁してほしいが・・・) 1回約5g、ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」 は100gなので 100g÷1回約5g=約20回(台)使えるが、 黒グリスで見づらいこともあり、計測も面倒なので、容器内に残ることも考えて1回ぶんを6gとして、 使い切りのミニスポイトに入れたものを安価で市販してくれないものだろうかと常々思うが、 コスト的に割高になるのでシマノ的には今後も販売しなさそうなので、 やはり店で約500円払って充填してもらうか、素直に100gを買うしかなさそう。 ●グリス補充せず乗り続けたローラーブレーキの末路 ローラーブレーキなのにキーキー音が出ることになる。 もちろん、「キーキー音が出ていなくても」「利き難くなった時点で」、 ワイヤー等の交換や調整を 「ローラーブレーキ専用グリスの補充タイミングと補充量を判断できる店」に任せることを薦める。 ※過剰充填でも問題になるので要注意。 ▲純正グリスの充填に約500円すら払いたくない理由とは・・・? www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ ローラーブレーキグリス注入 330円(税込) → 550円(税込) グリス代込みの料金となります。 近くのCBあさひの店舗まで数十分?で難しいと仮定して、、 近隣自転車でもローラーブレーキグリス充填を依頼したくない理由を慮ると・・・ (1)▲「性能差などない」=「市販品と同じなのにシマノが暴利を貪っている」という「思い込み」。 (2)●シンプルに「500円ですら高価に見える生活を送っている」ため。 (3)●近くに数店舗あっても、様々な理由から他店購入車の作業拒否のため依頼できない。 (4)●近くに数店舗あっても、殿様商売やまともに対話する気がない店員の問題。 (5)●逆に近隣店から全て出禁になっている。[ユーザーの問題] ▼充填頻度で費用効果を考えると・・・ ●数か月~約1年 → 1500円超で100g入りを買っても(余程高齢でなければ)元は取れる。 ●数年に1回のみ → 自転車店で約500円を支払うだけ。(月額換算で10円以下) 通常は金額が問題になるとは思えない。 「小銭をケチりたいがために、純正グリスが市販品と同じ」ということにして、 どうしても非純正品を使いたいと思うのであれば勝手に使えばいいと思うけども、 「自分は問題なく使えている」など、使用が妥当かのような感想を書かれても困るわけで。 それに、真剣に(2)であれば、そもそもネットで時間を潰している場合ではないような。 他のもっと大切なことに時間を使って欲しい。 ▼近隣に充填依頼できる店がないと仮定 「オークション等での入手が面倒」、「数年に1回遠めの自転車に行くのも面倒」、 「でも純正品に1500円超は絶対に払いたくない」と思わせてしまっていることの根幹は・・・。 「約1500円で済む」を「約1500円もかかる」と 1本買えば(約20回ぶん)一生使えると思われる ローラーブレーキ専用グリス「Y04120400」を買うだけの 「(1)価値も意味もないと思わせてしまっている原因」としては、 【シマノ側で(現在は)理由を提示していない】のもある。 「説明不足による理解力難民」が出ている現状を もしシマノ側が何とも思っていないとすれば、これこそが問題に思えてくる。 ★汎用グリスを使わせないための一案【専用の充填剤】 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1765639741150744693 ローラーブレーキのグリス切れによる音鳴りの相談 ちょっと今日は時間がないので~というとこまではいいのですが、 お連れの方が「要はグリス入れればいいんですよね?」とちょっと怖い質問 ローラーブレーキグリスって専用のモノ以外は絶対入れないでくださいと念押ししましたが なんか心配です twitter.com/LionKape/status/1765707858010910804 非常にわかる!自分の場合は、怖いのでグリスとか油とか言わずに、 「使っていくうちに、音消すための専用の充填剤が焼けとんでくので足さないとですね。」とか言うようにしてます。 グリスとは言わないことで自己整備を避ける良い案。 しかし「グリスだったら何でもいいだろう」「色が同じだから成分も同じだろう」と 自己責任で使用例を公開しているのが素人であればまだしも、 そんな有様の自転車店もあるのだから困りもの。 不適合車両に子乗せ取り付けてしまうような店にしても そういう店とはメーカー側で取引しないように出来ないのだろうか。 「▲55○→パーツクリーナー」でローラーブレーキ専用グリスを流す素人整備に注意 x.com/bicycleoshigamo/status/1799725090424381744 「音がする→55○→パーツクリーナー」という最悪の処置。 最初に「ローラーブレーキ専用グリス」を注入すれば一発で解決できたのに 間違いに間違いを重ね、最終的にブレーキが効かないと自転車店に持ち込まれる。 まずその友人とやらが さほど詳しくない量販の自転車売り場の店員よりも詳しいという保証がどこにあるのかと・・・ 体調不良で医者に診てもらわず聞いて解決するとでも思うのだろうか。 ネット検索でも専用ではない汎用グリス注入している詐欺広告並に酷い記事もあるが… 正しい情報を取捨選択できないなら、素人整備はせず「専門家」に任せましょう。 しかも「前ブレーキを使わない」など言語道断。 「後輪は主に減速目的」制動は主に前ブレーキで重要なことも知らない。 こうなるから「通年での交通教育をしましょう」という話にもなるが 買ったであろう別の自転車で教えてもらったとしても この感覚であればすぐに忘れてしまいそうなので無駄かもしれない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ローラーブレーキ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最初からローラーブレーキが付いているハブでなければ取り付けられない。 どうしてもというなら、ハブやホイールなど交換すれば取り付けられるが、 フレームエンド幅や軸径に互換性があり対応していなければ取り付けは困難。 意味がよく分からなければバンド/サーボ系→ローラーブレーキというのはやめたほうがいい。 音鳴りがするようになったときには専用グリスの充填が(少量)必要。 バンド・サーボブレーキは本体ごとの交換が必要だが、 ローラーブレーキの場合、基本的にはブレーキ本体ごと交換する必要はない。 グリスの注入を忘れなければ耐磨耗性でサーボより優れる。 ■前輪にローラーブレーキをとりつけるには新フォークが必要 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=785921111467120 id=466183956774172 前輪制動にローラーブレーキを使っている2021年現在の現行車種は パナソニック自転車「レギュラー」 cycle.panasonic.com/products/rg/ もしくは「Blessのビーチクルーザー」。 www.blessbike.com/ どうしても前輪ローラーブレーキにしたい場合、 補修パーツとして前フォークを取寄せるしかないが、 交換したい自転車との互換性があるかどうは現物合わせになるので賭け。 ●ローラーブレーキの効きが悪い? 【1】ブレーキレバーの"ワイヤー引き量"が足りない【不適合品】 特に「安物自転車では不適合品が使われている可能性が高い」ので、素直に交換しましょう。 「BR-IM31-R」のブレーキレバーは「BL-C6000」がシマノの正式な互換品。 (詳しくは【ブレーキレバー】のページを参照) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html (※ハイパーローラーブレーキ(BR-C6000-R)に交換するのであれば、 最適な効果を発揮するブレーキレバー「BL-C6010」に同時交換。) ※BR-C3000-R、(BR-C3010-R)も同様。 ブレーキケーブル/ワイヤーも専用品を使うと良い。 グリップもエルゴン等のねじ止め式へ同時交換すれば後に楽に交換作業できるようになる。 【重要】●[BR-IM31-R]ローラーブレーキが効きにくい原因の1つは【ブレーキレバーの不適合】 www.diacompe.co.jp/qa ●シマノ社製ローラーブレーキはワイヤーの引き代が14.5mm以上必要とされています。 一般のレバーは10㎜前後ですので、ローラーブレーキをご使用になる場合は 専用レバー(CT180N)が必要になります。 よって一般のサイドプル用レバーを使った場合、 ブレーキが効かないということが考えられますのでご注意ください。 ↑ つまり、"テキトー"に部品選択されているような、特に「安物自転車」の場合、ローラーブレーキが採用されていても、 「ワイヤーの引き量が足りない」=【不適合なブレーキレバー】と組み合わされている可能性が高い。 ↓ よって、「BR-IM31-R」の場合、 純正で適合するシマノBL-C6000の供給が不安定な以上は、 ヨシガイ(ダイヤコンペ)「CT180N」などを使うことで、問題を「1つ」回避できる。 (●テクトロ製の「CL332」もBR-IM31-R対応) (●吉川製作所(YSB)「BL618AS-A」もBR-IM31-R対応) 参考画像●AF200のワイヤー引き量は少ないが・・・ blog.kanazawacycleparking.jp/bicycle/v-cr-brake/ blog.kanazawacycleparking.jp/wp-content/uploads/2020/10/DSC_1403-480x446.jpg ↓ www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00643862 左:ローラー・バンド兼用 どうやらこれも「BR-IM31-R」であれば対応。 ▲安物の(芯は鉄でも)樹脂のブレーキレバーで力が逃げている 樹脂製かどうかよりも、ワイヤー引き量の開始位置(ワイヤー末端のタイコ部分が収まる部分の位置)が 短いために、ワイヤーの引き量が不足することで制動力不足に陥っている可能性が高い。 【2】ワイヤー調整が出来ていない 見かけだけの完成車は真の完成車ではない。 効きはじめの位置など「適切に調整されていないことを疑う」必要がある。 ※大量販売の通販購入車が適切に整備できている可能性は低い。 単なる調整不足を製品の問題にすり替えるようなことは避けたい。 【3】走行方法の問題 ・雨天時に晴天時と同じように速度を出すだろうか? ・積雪で路面状態が悪いのに平坦路と同じような走行をするだろうか? 「速度を出し過ぎない」 「交差点や歩行者がいれば早めに減速」 「常に【飛び出しがあるに違いない】など"予測運転"を心がけること」 【4】状況的に止まりにくい 例えば、荷物込みで100kg超えの過重状態で速度を出して余程の急坂を下れば止まりにくいのは当たり前。 ※放熱版が"ない"ローラーブレーキの場合、長い下り坂の継続制動で効きにくくなるのは「仕様」。 【5】グリスの使い方を誤っている ◆特殊な配合がされている純正品のローラーブレーキを【適量】使うこと。 ◆適正効果が発揮できなくなる汎用グリスの使用も当然厳禁! ◆但し、ローラーブレーキ専用グリスでも、シリンジなどを用いて「約5g」が目安。過剰充填すれば効きにくくなる。 【6】製品の特性を理解していない 根本的に「キーキー音がするバンドブレーキ」とは制動具合が異なるため、 同じ感覚で使うと違和感があるようだが慣れるしかない。 後輪ローラーブレーキ(標準的なBR-IM31R)とは 基本的に「急制動」が目的ではなく「減速が主な役割」。 元々の標準的なBR-IM31-Rは(当然JIS基準はクリアしていても)「ブレーキ力重視」ではなく「コスト重視」 調整しても物足りない場合は「ハイパータイプのローラーブレーキ(BR-C6000-R)」に交換してみることを薦める。 (但し、シマノ製品とはいえ、ブリヂストン等のメーカー経由ではなく、 スポーツ車関連の製品も取り扱う「シマノセールス(シマノ直結の問屋)」との直接取引がない店からの取寄せは恐らく難しい) ※最初からハイパーローラーブレーキが初期搭載されているような珍しい車種を扱っていれば補修品でも取寄せ可能。 ●どうやっても改善を実感できない場合 調整しても、ハイパータイプに交換しブレーキレバーを専用品に交換しても 「どうしても急制動したくて仕方ない」物足りないというのであれば、 最終的にはバンドブレーキの車種を買い戻すか、「前後Vブレーキ車種」に買い替えるしかない。 しかし、Vブレーキの使い方を理解せずパニックブレーキで大怪我を負うとしてもそれは自己責任。 ●効きが悪い理由に「個体差」もあるという【追記3.1】 【追記3.1】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/73.html#cheap (主に安物自転車に対する内容のため別ページに記載) ────────────────────────────────────── ●このケースは ▲「上記【1】ブレーキレバーの"ワイヤー引き量"が足りない【不適合品】」 ▲「ブレーキワイヤーに問題がある(調整しても伸び続ける)」 の可能性あり。 ※「放熱板有りの場合」その時点で「適正な引き量のアルミブレーキレバー」と組み合されていて問題は起こりにくいはず。 ※「放熱板無しの場合」「安物ブレーキレバー問題」だけでなく「B級品の横流し」というのも考えられなくもない。 よって 「安物自転車特有の問題」という見方もできる。 ────────────────────────────────────── mitubosi.site/archives/728 個体差 これはいわゆるハズレというものです 自転車パーツで絶大な信頼のある天下のシマノですが このハズレが結構多いのが事実で ブレーキレバーを握った感覚がフニャっとした感じのもの ブレーキをかけても制動力が絶妙に弱くズルズルと止まらず進んでしまうもの (調整しても)「ブレーキレバーを握った感覚がフニャっとした感じ」と聞くと、 「ブレーキワイヤーがどうしようもない屑鉄ワイヤー」というのが真っ先に思い浮かぶが、 同車種同時期に作られた最低でも「実売価格で4万円以上の車種」で アルミブレーキレバーでも明確に違いがあるとすれば、 「不良品」として送り返すべきだろうと思う。 効きの悪いハズレに当たってローラーブレーキの評価を下げる方も多いと思います これは調整やメンテで解決できませんし いくつものローラーブレーキを見比べて当たりハズレを見分けることも無理です 実際に走行する以外確認方法がなく 人によっては厄介なトラブルに感じるでしょう もしBR-IM31-Rの 「放熱板なし」を「少し長めに継続的に握って効きにくいというのであれば仕様」。 「放熱板あり」でも「連続で延々使い続ければ効きにくくなるのは仕様」。 廃盤になった「IM35」のような放熱板の大きいものに交換して使う必要がある。 ※現行品では「BR-C6000-R」など まさかとは思いたいが、実売3万円以下の安物自転車に付けられているような ローラーブレーキ(BR-IM31-R 放熱板なし)が、 実は「同じ工場で造られてはいるが、検品で落とされたものを横流しされたものだった」 というオチではないと信じたいが、 昨今の無闇にコスト重視だけを至上命題にするようなメーカー向けであれば、 【安い自転車ゆえに粗悪品があっても黙って使うかそのまま享受してください】 「努力してコストを切り詰めた結果です」という密かなメッセージとして そのようなことがあっても不思議でもないように思えてくる。 ※「バンドブレーキは音鳴りするから使わない」という人を考慮するとお薦めしない。 ●グリス注入での整備ポイント ※グリス注入は別途「シリンジ」を使う方法もある。 どちらにしても500g以内の重さを測るようなキッチン量りは必要。 「目分量でテキトー」というのは絶対に避けて欲しいというか、 基本的に(不器用な人も考慮すると)制動部品は 余程の事情がなければ自分で作業するのは避けて欲しい箇所でもある。 ※もし音鳴りが酷い状態で長期間使い続けた場合 内部のローラー部分に摩耗が生じ、グリス注入で改善しない場合もあると補足しておきたい。 その場合は「新品への交換」となってしまうが仕方ない。 ■修理について気を付けておきたいポイント 店での作業の前に、別の店で「フレーム形状によってはホイール外しの工程が必要で恐らく手間がかかるという理由で」 「(ローラーブレーキ専用グリスを)ほぼ塗っただけ」という作業で対応されてしまうこともあるようだ。 料金よりも、その前の店の作業によって結果的に修理完了していない時点で、 まずは「消費生活センター」に「適正な修理に対する契約が成立していない」 として相談すべき案件に思える。 ●ユーザーのノーメンテで「壊した」が根本的な原因とは cs-shinwa.sblo.jp/article/185682542.html 「異常があっても異常と思わない」から修理代が多く必要になってしまう。 「轟音が出ているけど・・・ブレーキがうるさいのはしょうがないねママチャリだし」 という、【特に「バンドブレーキ」のせいで】「制動時に音が出るのは普通」という 【異常な常識】が染みついてしまっていれば気付かないのは当たり前。 前輪用のキャリパーブレーキでもブレーキシューのゴムが完全にすり減り 金属が露出して金属部分で制動しているような状態でも、 それが「異常だ」と気付かないようであれば、 放置して使い続けることになってしまう。 (※キャリパーブレーキでもVブレーキでも雨天時に異音になるということもあるのと ディスクブレーキでも音鳴きすることもあるが、 その特性を把握できていれば同じ状態とは思わない) 少なくとも毎年1回異常がないか 「まともな店に」「点検を依頼する」ことで防げるが、 (常用速度からして)「罰則のある」法整備されるわけもないので、 気付かないまま一生を終える人も少なくはないと思われる。 結局は「幼少期からの"自転車への無教養のツケ"」としか言いようがない。 「止まることの重要性」「救護報告義務」にしても、 「空気を入れること」「適正量を充填すること」にしても、 「どういう状態が異常なのか知らなければ」 どうすべきかと全く考えもしないのは仕方がない。 (まともな自転車教育が出来ていれば、 適正空気圧充填の阻害にしかならない英式虫ゴムなど早々に消されて、 諸外国同様に「米式チューブか仏式チューブが標準装備」が常識だったはず) ●ローラーブレーキも酷使すれば音鳴きする 専用のグリスの適量補充も重要だが、そもそも激坂地帯であれば、 「放熱版が大きいローラーブレーキへの換装が必須」と考えるべきであって、 「放熱板すらないようなローラーブレーキ自体を使うべきではないだろう」と言いたい。 しかし、基本的には客側が「そのための対価を支払おうと思わない」ために難しいのもあるのだろう。 「試乗車」にそのローラーブレーキを装着したものを 数日試乗したもらうだけでも意識変革が見込めるとは思うが、 現実としてやはり、そのお金すら「払う価値がない」と思い込んでいる人が多そうなことが問題。 店側としてもカスタムに消極的というか、保証に関わる?などの理由をつけて 仕様変更を快く思わない立場の人達も多そうだが、 「商品知識があるなら」薦めて欲しいのはある。 客がロー(ノー)メンテ当たり前であれば、 インナーケーブルクイックリリース型のローラーブレーキを薦めたくないのもあるのかもしれない。 しかしそれでも、せめて放熱版なしであれば放熱板ありのIM31への換装くらいは薦めてもいいのではと。 ●ローラーブレーキの短所 [BR-IM31-R,BR-IM35-RF] www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/RollerBrake/SI_IM31E/SI-IM31E-001-JPN_v1_m56577569830753883.pdf si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 [BR-IM45~81-R] www.shimano.com/media/techdocs/content/cycle/SI/SI_8G80C/SI-8G80C-001-JPN_t_v1_m56577569830765412.pdf si.shimano.com/pdfs/si/SI-8G80C-001-JPN.pdf インターMブレーキは、従来のバンドブレーキと異なり、 ドラム内部にグリスが封入されているため、タイヤ回転がわずか重たくなっています。(とくに冬期) メリットが多い一方で、ハブダイナモ同様に抵抗感が少しあるということ。 走行抵抗感を少しでも減らしたいのであればサーボブレーキ、 雨天時にもサーボより安定した効きを優先する場合と長期間使いたいのであればローラーブレーキ系 (グリス封入なのでこの場合メタルリンクブレーキもこちら側)という使い分け。 ★【交換検討の前に確認】 ●後ブレーキの種類が分からなければ「一般車の後ろブレーキの種類」で確認 www.sorei.net/cn25/cn32/pg212.html kazamakase.exblog.jp/10331848 (●ローラーブレーキは側面の上のほうに「高温注意」の黄色シールや「SHIMANO INTER【M】と記載) (ブリヂストンの放熱フィン付きのものはBRIDGESHONE INTER【M】と「SHIMANO BR-IM31-R」を併記) asibinaa.com/?p=703 【(一般車向け)簡易整備チャート】 ▲効きにくいローラーブレーキ → ★ワイヤー調整 or ★「ハイパータイプのローラーブレーキ」 ▲うるさいローラーブレーキ →★必ず専用グリスを「適量(約5g程度)」充填 ●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱版の有無(BR-IM31R) blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/4d656cef360b425d105070b1aa81a728 むしろ放熱板ありが「標準仕様」であるべきだと思っているので、 廉価車の「(放熱板なしには一切触れず)ローラーブレーキ」を特長として 挙げるメーカーは何か違う気もする。 購入時に組み替え前提になると工賃割増を躊躇する人も少なくないだろうし、 効果の違いを理解できるほどであれば、 インナーケーブルクイックリリース型のローラーブレーキに組み替える気もする。 ●後輪のハブブレーキ「音鳴き反対」か「走行性重視」か (ローラーブレーキ・メタルリンクブレーキ vs バンド・サーボ系) star.ap.teacup.com/flatout/1503.html 直接ブログ記事内では言及はないが、 サーボブレーキでもローラーブレーキのようにグリスを充填して使うブレーキとして 「メタルリンクブレーキ」が存在する。 そして、同じグリスを充填するという特徴としては、ローラーブレーキとメタルリンクブレーキは親戚。 「グリスが適量ある状態では」音鳴りしにくいというのが利点。 但し、若干の走行抵抗性が増してしまうということでいえば劣る。 「気付かないレベル」でしかないとすれば、 ハイパータイプへの換装も可能になるので、ローラーブレーキのハブに組み換えてしまうのも良い。 ※メタルリンクブレーキの場合は上位機種がまだ存在しないのでブレーキ力は「そこそこ」。 バンド・サーボ系は サーボは音鳴りはしにくいが絶対に出ないということでもない。 解消するためには「基本的にブレーキごと交換」という手段をとらざるを得ない。 一方で、グリスは充填していないので走行抵抗になるようなことはない。 一長一短があって迷いどころではあるが、 バンド・サーボ系は徐々に数を減らしている傾向は強い。 ▼互換性のないブレーキ種別の変更 バンド/サーボ/メタルリンクブレーキ→ローラーブレーキへの変更、 後輪のハブブレーキ(バンド/サーボ/メタルリンク/ローラーブレーキ)→後輪もキャリパーブレーキ に交換するのは泥除け取り付け部分に手を加え、強化することで取り付けられるようだが、 加工改造が必要な作業になるため、あまり勧められない。 どうしても後輪もキャリパーがよければ完成車乗り換えを検討すべき。 ◆ブレーキ力を最大限発揮させるならタイヤも交換 ブレーキが効きにくいというのは単に調整不足やワイヤー伸びやブレーキ自体の性能だけでなく、 「タイヤ劣化」でグリップ力が低下していることも考えられる。 最適な性能を維持するためには走行距離が少なければ3年を目安に交換するのが良いだろう。 (BSの中級マイティロードや上級のロングライフを想定。下級のタフロードではそれ以下、 激安タイヤ、状態の悪い中古では1ヶ月以内に交換になることも珍しくはない) 距離で換算するなら5000km程度が目安。 電動アシストや業務用自転車で荷物重量があればそれより早めに交換すべき。 (20インチ[406・451]のような小径車では2年よりも早い段階で交換) ▼交換・修理する手段 交換方法が分かる人はパーツを各自購入し組み換えになるが、 分からなければ実店舗の自転車店でパーツを取寄せてもらい交換してもらう。 基本は「部品代+送料+工賃」だが、送料なしなど各店の方針で異なる。 工具を揃え、作業の手間を考えると、信頼できる店で交換してもらうほうが早い。 但し、店選びで失敗してしまうとバック広げ工具を使われてしまう可能性もあるので慎重に選ぶ。 値段だけで決めずに技術力で決めることが望ましい。 ↓ ▼自己責任で挑戦する場合 不器用と雑さに自信があるなら推奨できないと前置きした上で、 前輪キャリパーブレーキ交換はさほど難しくもない。 後輪(内装)の交換手順は以下のサイトを参考にホイールを外して交換。 https //web.archive.org/web/20190213004028/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_3/20080608-R-Brake/R-Brake.html ※放熱板が大きいほど坂道で効きにくくならない。 ●付け替え思案 BR-IM31-R標準ブレーキよりも制動力は若干増すくらいで十分だが、 タイヤ・チューブ交換時に楽なインナーケーブルクイックリリースが必要であれば「BR-C3000」、 道中に長い坂道を下るのであれば「BR-C3010」、 下りの坂道にも強く、制動力も欲しいのであれば放熱板も大きくなるが「BR-C6000」。 (制動力だけ高くて放熱板は小さい軽量なものというのは耐久性的に無理な話だろう) ※最適な効果を発揮させるためにも「ブレーキレバーBL-C6010」の同時購入もお忘れなく。 ↓ ▼新型ローラーブレーキに最適なブレーキレバー■「BL-C6010」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html#BL-C6010 ※シマノ純正のアウターケーブルとインナーワイヤーとケーブルキャップも合わせて揃えておきたい。 他にもシマノローラーブレーキクイックリリース型専用のワイヤーの長さ調整ツールなども必要であれば買い揃える。 ↓ ▼(インナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021) 「TL-CJ40 内装ハブ用調整工具」カセットジョイント型ハブのインナーワイヤー長さ決め道具」 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11564515396.html (シマノ SG-3R75は127mm) ●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など ameblo.jp/cycle-plus/entry-12393201396.html ブレーキレバー「BL-C6010」(左のみ)も紹介。 ※納期に関しては店が取引する問屋と在庫次第。 シマノセールスと直取引ルートがあって在庫もあれば本州であれば1週間くらいで入手できるはず。 シマノ側での在庫も切れていると再生産まで数か月や、 待っていて気付いて1年経過したらそのまま廃盤というケースも珍しくない。 卸問屋を経由する場合で「まとめての注文しかしない」と数か月待つようなことにもなる。 取り付けが自分で問題なく出来るのであれば、 送料等の兼ね合いで安さか早く入手したいかを考えて注文する店を選ぶ方法もある。 こういうときは自転車店ではない店からの取寄せが便利なこともある。 しかし、国内向けの位置づけとされるBR-C2050-Rは未だに実物画像すら不明。 本当に流通しているのだろうか。 ※インナーケーブルクイックリリースとは si.shimano.com/#/ja/DM/HRB001 一般的なIM31に比べ、着脱の手間が少ない機能が搭載されている。 タイコ部分から直接インナーワイヤーの着脱もなくなるので負担も少ない。 交換するならIM45以降のものに交換すると後で楽。 但し、最初にインナー固定ツール「TL-IM21」(Y75W98021)(約1500円)で長さ調整は必要。 もっと採用車種が増えるべきだと思うが、コスト面の観点で採用されにくい。 廉価車種ならともかく、ある程度高い車種には、価格が上がっても、そのぶん基本機能も向上されて、 後々の作業の手間を減らせるアピールポイントになると思うのだが・・・。 メーカーは取説を読む気すらないような店に配慮しているのだろうか。 ↓ ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html 今更ながら、見ていて思ったのは一般車でインナーケーブルクイックリリースにしないのは、値段も然ることながら、 雑な管理でワイヤー固定部分が外れるかもしれないという懸念があるのかもしれない。 整備性が劣る以前に、大抵は壊れかけた段階でしか持ち込まれないことを考えると仕方がないのか。 ●ローラーブレーキ本体の黒い小さい蓋キャップ シマノ「Y75F1100 グリスホールキャップ」(90円税込) www.yodobashi.com/0/pd/100000001002226295/ しかし通販で買うまでもなく身近な自転車店で廃棄車からパーツ回収している余りがありそうなので 自転車店に行ったほうが早いかと。(中古品なら0円~新品でも約100円) 取寄せで送料必要な店しかない場合は通販のほうが良いとはいえる。 物が物だけにここまで自転車店に任せろとは言わない。 ●BR-C3000-R-DX,BR-C6000-R-DXの特長 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c3000-int7/BR-C3000-R-DX.html bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6000-R-DX.html 「シェアバイク用に設計された高耐久性ハブローラーブレーキ」で 「SUSアウターキャップ」が搭載=「防錆外装キャップが錆を防止」する とのこと。 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c3000-int7/BR-C3000-R.html bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6000-R.html 通常のC3000,C6000-Rと画像での違いはあまりないように見える。 互換性があるのでインター7や8に限るということでもないが、 これらの比較的高価なブレーキ装備のある自転車をシェア自転車で導入するところがあるのだろうか。 逆にインナーケーブルクイックリリース型は (ほぼ無点検で運用するつもりなので)「外れると困る」とかいう事業者は多そう。 しかし、一応DXは「高耐久」を謳っているので、 個人で今後導入するつもりがあればDXタイプのほうが良いかもしれないが 果たして国内で流通があって購入できるのだろうか。 ●DX版のローラーブレーキは「外の殻(ケース)自体がステンレス」? Shimano Roller Brake BRC3000F-DX | eBay www.ebay.com/itm/254318600607 i.ebayimg.com/images/g/TegAAOSwDFFdRIVq/s-l1600.jpg こちらの調査不足だったとはいえ・・・ シマノ側の説明も商品画像も紛らわしい。 重さはどの程度違いがあるのだろう。 「たぶん鉄+塗装」と「ステンレス」では差はそれほどでもないか。 スポーツ自転車向けのコンポではない場合 シマノ側で重さは調べない(公開しない)ということもあるので 現物を比較できる人がいるかどうか次第・・・。 シマノセールス扱いがあって普通に取引のある店から取寄せ購入できるなら楽だが、 個人輸入前提であれば、元々軽くもない部品なので カスタム派の人達にもあまり興味を持たれにくいことを考慮すると、 国内で見かけることはまずないような気がする。 ◆【2021年9月下旬現在】ローラーブレーキ現行品調べ ▲[2021.10.3現在]このシマノカタログに書いてある品番では売っていないので要注意! set.shimano.co.jp/bc_catalog/comfort/#target/page_no=13 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ productinfo.shimano.com/download/pdf/spec/2.7/en productinfo.shimano.com/#/spec/URBAN/Brake%20(Roller%20Brake) 前 海外のみ[BR-C6060-F] ブレーキ力1.7 放熱板138mm 放熱性1.4 ※許容範囲100~130kg (自転車+運転手+荷物) 海外のみ[BR-C6050-F] ブレーキ力1.7 放熱板138mm 放熱性1.4 ※許容範囲70~100kg (自転車+運転手+荷物) 前 [BR-C6000-F] ブレーキ力1.5 放熱板150mm 放熱性1.4 [BR-C6000-F-DX] 〃 [BR-C3010-F] ブレーキ力1.2 放熱板140mm 放熱性1.2 [BR-C3000-F] ブレーキ力1.2 放熱板122mm 放熱性1.0 [BR-C3000-F-DX] 〃 後 [BR-C6000-R] ブレーキ力1.2 放熱板150mm 放熱性1.4 [BR-C6000-R-DX] 〃 [BR-C3010-R] ブレーキ力 1 放熱板140mm 放熱性1.2 [BR-C3000-R] ブレーキ力 1 放熱板122mm 放熱性1.0 [BR-C3000-R-DX] 〃 [BR-IM31-R] ブレーキ力0.9 放熱板 90mm 放熱性1以下 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲旧品番 → ★現行品番 =====BR-C6000シリーズ:放熱板150mm===== [前] ▲ABRC6000FA → (ABRC6000FA2 海外のみ?) 4mmナット付属(M10) ▲ABRC6000FB → ★ABRC6000FB2 3.5mmナット付属(M9) ▼ナット単品 M9×3.5mm → Y22V05020 M10×4mm → Y22T05000 [後] ▲ABRC6000RA → ▲廃盤? 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC6000RB → ★ABRC6000RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC6000RC → (ABRC6000RC2 海外のみ?) ▼ナット単品 BC3/8:7.2mm → Y8JK98010 BC3/8:8.2mm → Y8JK98020 BC3/8:9.7mm → Y8JK98030 M10:8.2mm → Y8JK98040 =====BR-C3010シリーズ:放熱板140mm===== [前] ▲ABRC3010FA → ▲廃盤? 4mmナット付属(M10) ▲ABRC3010FB → ★ABRC3010FB2 3.5mmナット付属(M9) [後] ▲ABRC3010RA → ★ABRC3010RA2 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC3010RB → ★ABRC3010RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC3010RC → (ABRC3010RC2 海外のみ?) =====BR-C3000シリーズ:放熱板122mm===== [前] ▲ABRC3000FB →(ABRC3000FB2 海外のみ?) [後] ▲ABRC3000RA → ★ABRC3000RA2 8.2mmワッシャ付属(M10) ▲ABRC3000RB → ★ABRC3000RB2 8.2mmワッシャ付属(BC3/8) ▲ABRC3000RC → (ABRC3000RC2 海外のみ?) ▲ABRC3000RD → (ABRC3000RD2 海外のみ?) =====BR-IM31シリーズ:放熱板なし・90・100mm===== [前] ▲ABRIM31FXJ → (KBRIM31FXJS:海外のみ?) www.sekaimon.com/itemdetail/233765367836 ▲ABRIM31FAFJ → ▲廃盤? [後] ▲ABRIM31RCJM →★ABRIM31RCJMT 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJ130 →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJ9 →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (BC3/8) ▲ABRIM31RFJC →▲廃盤? 冷却フィン 90mm 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (M10) ▲ABRIM31RFJH →★ABRIM31RFJHT 冷却フィン 100mm SG-3R40/42用 OLD 120mm 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲---------- →★ABRIM31RFJ7H 冷却フィン 100mm SG-3R75用 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJ130 →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 7.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJS →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 9.7mm (M10) ▲ABRIM31RJSS →★ABRIM31RJSST ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) ▲ABRIM31RJSSW →▲廃盤? ▲冷却フィンなし 付属/ブレーキ取付ナット 8.2mm (BC3/8) 軸径が同じであれば、サイズ違いの付属ナットをそれぞれ付属したものをパッケージにする意味がないと 日本では"安物自転車で"M10軸を使っている車種自体が存在するのかどうかすら不明なので、 効率化のために終了していたとしても納得できる。(必要であればナットだけ取寄せれば済む) ついでに、海外通販でDX版を購入できるサイトを発見したので一応記載。 長い坂が多く自転車自体の利用頻度が高いとか、屋外野ざらし駐輪の人であれば買う価値があるかもしれない。 シェアサイクル向けでもあるが、メンテが不十分運用前提ではインナケーブルクイックリリース型は使いにくいのだろう。 ↓ ▼DX型:海外通販 ◆BR-C6000-R-DX「BRC6000RDXC」 約1.1万円 www.sekaimon.com/itemdetail/313537251552 付属:BC3/8の7.2mmワッシャー ●BR-IM31-R(放熱フィンなし)の僅かな変更(本体文字色が変更のみ) twitter.com/noguchi_shokai/status/1540249534806499329 2022年以降の生産時期が分かりやすいくらいのメリットしかない。 改修用としては【僅か100~400円ほどの差しかない】ので、 あまり坂が多くない場所でも「放熱板あり」を強く推奨します。 ▲【フィンなし BR-IM31-R】 約 2400 → 3200円 www.monotaro.com/p/7307/8295/ ※「放熱板なし」は「用途を考慮せず同型品で十分と思い込んでいるだけ」か、 例外的には「僅かでもローラーブレーキで軽量化しておきたいママチャリレース」向け。 ◆【放熱板90mm BR-IM31-R】約 2600 → 3300円 www.monotaro.com/p/7307/8268/ ◆【放熱板100mm BR-IM31-R】約 2700 → 3600円 www.monotaro.com/g/05172525/ ◆パナソニックの子乗せ車に「BR-C3000-R」採用 cycle.panasonic.com/special/gyutto/ (※DX版ではない) (※ブレーキレバーはBL-C6010ではないが、必要とするワイヤー引き量は確保) ロー(ノー)メンテでのインナケーブルクイックリリースの問題が出る可能性よりも、 「実用性を重視」に大きく舵を切った形。 違いが分かる人達にしてみれば「ちょっと良いブレーキ」を使っていると誇れる。 一方、前輪用では未だに珍妙ブレーキに拘り続けるBSでは 後輪でも「BR-IM31-Rにフィンが有れば十分。新型でコストUPとトラブル可能性を増やしたくない」 と思っていれば、今後も追随することはなさそう。 ●パナの子供乗せに「br-c3000」が搭載されたことでの懸案 まず、既存のローラーブレーキとは着脱方法が異なるので、 整備マニュアルが配布されているのだろうかという心配がある。 正直「シマノのオンラインマニュアル」の存在すら知らず、 参照もできないような店では扱って欲しくないのはある。 2019.10.06 ●DX版のローラーブレーキは「外の殻(ケース)自体がステンレス」? 2019.05.12 ●BR-C3000-R-DX,BR-C6000-R-DXの特長 2018.08.12 ●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅? 2018.07.29 ●BR-C6000-Rの画像と納期・入手方法など 2018.05.27 ●ローラーブレーキの効きが悪い?【2019.3.31改訂】 2018.05.20 ●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」 2018.03.11 ●廉価品ローラーブレーキとの違いは放熱板の有無(BR-IM31R) 2018.03.04 ●【前輪用】新製品「BR-C6060-F、BR-C6050-F」 2017.10.22 ブレーキ総合からページ分け 2017.09.24 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」 2017.09.24 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」、コースターブレーキ型番更新 2017.06.25 (●ローラーブレーキの短所のURL変更のみ) 2017.02.19 ●ローラーブレーキの現行品 2016.11.13 ●グリス補充せず乗り続けたローラーブレーキの末路 2016.04.24 ●ローラーブレーキ本体の黒い小さい蓋キャップ 2016.01.03 ●ローラーブレーキに専用グリスが必要だということ 2015.09.27 新型ローラーブレーキ市販開始(BR-C3000,BR-C3010,BR-C6000) 2015.08.23 ローラーブレーキ部分の追加 2015.02.25 シマノFBリンク置き換えのみ 2015.02.21 BR-IM70-Rの再登場、他 2015.02.15 強化ローラーブレーキの在庫と今後? 2015.02.08 BR-IM80-R 画像解説リンク 2014.12.28 ハイパータイプのローラーブレーキの在庫について 2014.10.04 ローラーブレーキなど諸々追加 2014.09.29 ローラーブレーキの修正 ▲廃盤品:旧品データ ※IM80,81,86はハイパータイプ(ブレーキ力が強い) ───────────── ▼前輪用(あまり見かけることはない) 【廃盤】[BR-IM31-F] 約2000円 放熱板なし 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM35-FF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0 ▼インナーケーブルクイックリリース 【廃盤】[BR-IM45-F] ------------ 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 【廃盤】[BR-IM55-F] ------------ 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM80-F] 約4000円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5 【廃盤】[BR-IM81-F] 約4000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 【廃盤】[BR-IM86-F] 約6000円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 ディスクブレーキマウント対応 ───────────── ▼後輪用 (よく使われている) [BR-IM31-R] ------------- (放熱板なし) 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 激安車に搭載されているらしい [BR-IM31-R] 約2000円 放熱板90mm 放熱性1.0未満 ブレーキ力1.0 BSなどの一般軽快車に多い 【廃盤】[BR-IM35-RF] 約3000円 放熱板160mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.0 一般車ナットB.C.3/8が1種(M10:2種) ▼インナーケーブルクイックリリース 【廃盤】[BR-IM45-R] 約3000円 放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 【廃盤】[BR-IM55-R] 約4000円 放熱板140mm 放熱性1.2 ブレーキ力1.0 【廃盤】[BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3 【廃盤】[BR-IM80-R] 約4300円 放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.5 一般車用ナットB.C.3/8が2種(M10:1種) 【廃盤】[BR-IM81-R] 約5500円 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.5 2014-2015再販したが終了 ───────────── ▼[BR-IM81-R] ABRIM81RC=「BC3/8軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属) ABRIM81RD=「M10軸用」(7.2mm左間座ユニット[ワッシャー]付属) si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/ev/EV-BR-IM81-R-3283A.pdf 「フレームエンドの厚みによって固定できなければ厚みがある8.2mmに変更可」 参考: [BR-IM80-R]採用車種 「ヤマハの業務用電動アシスト」 www.yamaha-motor.co.jp/pas/gear-cargo/ 業務用に採用されるほどの信頼性。 「BR-IM81-R」採用車種 「ベルトドライブのクロスバイクのような自転車」 www.miyatabike.com/miyata/lineup/ex_cross/ex_cross_street.html こっちは単にディスクブレーキを採用したくなかっただけのような。 ────────────────────────── 「2014.12.28現在」 BR-IM81-Rだけでなく、BR-IM80-Rも終了。 一般車の「BR-IM31-R」から「BR-IM45-R」「BR-IM55-R」に交換する意味は・・・なくはないが微妙。 いつ購入できるかどうかはシマノの生産計画次第。 81と80に関しては見つけたら確保しておくほうが良さそう。 81はミヤタが、80はヤマハが補修用として部品確保しているとは思うが、 カスタム用に提供される可能性は低い。 ※故障したとすれば原因確認のため店から送付を求められる可能性もある。 ────────────────────────── ●「BR-IM80-R」の画像 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11982328995.html こちらでは4600円(税込)で取り寄せ可能のようだが入荷日未定な様子。 上級一般車クラスにはこのブレーキを標準搭載してもらいたいところでも、 「ブレーキ本体の重量増」というのはともかく、 「効きすぎで(タイヤが早く摩耗するので)困る」とかいう人もいるのだろうか。 ────────────────────────── ●2.15追記 BR-IM81-Rは「5月中旬」 BR-IM80-Rは「終了」(残りは完成車メーカー補修用、卸問屋、小売販売店の流通在庫のみ) ↓ ▼一時期掲載から白紙になり、旧品の継続状態だったが段階的な入れ替え 前 [BR-C3000-F]放熱板122mm 放熱性1.0 ブレーキ力1.1 [BR-C3010-F]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2 [BR-C6000-F]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6 [BR-C6010-F]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 後 [BR-C3000-R]放熱板122mm 放熱性 1 ブレーキ力1.1 [BR-IM45-R]後継? [BR-C3010-R]放熱板140mm 放熱性1.1 ブレーキ力1.2 [BR-IM55-R]後継? [BR-C6000-R]放熱板150mm 放熱性1.4 ブレーキ力1.6 [BR-IM80-R]後継? [BR-C6010-R]放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 [BR-IM81-R]後継? [BR-C6060] 放熱板180mm 放熱性2.3 ブレーキ力1.6 ディスクブレーキ対応 ※放熱性:[BR-C3000]を基準値1とする場合 ────────────────────────── ●なぜか限定?復活 [BR-IM70-R] 約3500円 放熱板150mm 放熱性2.2 ブレーキ力1.3 終了していたが、EUで大量発注でもあったのだろうか。 放熱版がフレームに干渉するとか、 ハブ付近がどうしても黒じゃないと困るとかということでもなければ 店によっては安めの値段で買えるのはメリットとしても、 81を買うならわざわざ70を選ぶ必要もないのでは・・・? ────────────────────────── 2015.8.23現在「BR-IM70-R」「BR-IM81-R」は購入できる店あり。 急ぎでブレーキ強化するのであれば「BR-IM81-R」、来年まで待てるなら「BR-IM80-R後継のBR-C6000-R」他。 ↓ 「BR-C3000-R」「BR-C3010-R」「BR-C6000-R」はシマノに展開図の掲載だけで (「BR-C6010-R」「BR-C6060」は展開図もない状態) まだ単品販売は開始されていないようだ。 ◆[BR-IM80-R] は[終了] 勝手な予想では早ければ海外では秋くらいから販売で、国内で購入できるのは2016年4月以降くらいだろうか。 ★NEXUSシリーズ(2016年以降モデル) cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/newpro2016/for_comfort/nexus.html 新規投入が楽しみではあるが、日本の一般車では高級とされる自転車でも搭載するのは稀になるのだろう。 最低でも「BR-C3000-R」を標準搭載するだけで交換時の手間が インナーケーブルクイックリリースによって多少楽になるが、 一般車に対しては「性能」より「安さ」「過小メンテ」を絶対視する消費者が多いから難しい。 推定使用距離が2,3kmで坂もないというところであればBR-IM31-Rの放熱板なしでもいいとして、 実際は店でもっと用途に応じて様々なブレーキに交換すべきだと思うが、ブレーキ種類の変更を提案どころか ハイパータイプのローラーブレーキの存在自体を全く知らないということのほうが多そうな印象。 ↓ 2015.9.27 新型ローラーブレーキの販売開始を確認(BR-C6010、BR-C6060は確認できず) 【前用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前用のローラーブレーキを採用している完成車メーカーは少ない。 代表的な車種としてはBlessのビーチクルーザー(MAHILOW 3i、MAHILOW SPECIAL、SHO 3i)。 ※買い間違えてもナットのみ購入できるが、分からないなら確認すること。(実測またはメーカー問い合わせ) ABRC3000FB Nexus BR-C3000 3.5mmナット付属(M9) 約4300円 ABRC3010FA Nexus BR-C3010 4mmナット付属(M10) 約4300円 ABRC3010FB Nexus BR-C3010 3.5mmナット付属(M9) 約4300円 ABRC6000FA Nexus BR-C6000 4mmナット付属(M10) 約5000円 ABRC6000FB Nexus BR-C6000 3.5mmナット付属(M9) 約5000円 ▼ナット単品 M9×3.5mm → Y22V05020 M10×4mm → Y22T05000 【後用】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※通常の一般車軸はBC3/8(←量販店のスポーツ車風でもBC3/8)、本来のスポーツ車軸はM10 買い間違えてもワッシャーのみ購入できるが、分からないなら確認すること。 ABRC3000RA Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約3700円 ABRC3000RB Nexus BR-C3000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約3700円 ABRC3010RA Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約4000円 ABRC3010RB Nexus BR-C3010 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約4000円 ABRC6000RA Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(M10)◆約5000円 ABRC6000RB Nexus BR-C6000 8.2mmワッシャ付属(BC3/8)◆約5000円 ▼ナット単品 BC3/8:7.2mm → Y8JK98010 BC3/8:8.2mm → Y8JK98020 BC3/8:9.7mm → Y8JK98030 M10:8.2mm → Y8JK98040 (2017.2.19追記)●ローラーブレーキの現行品 BR-C6010 は2014-2015のVer012には載っていたが、その後消滅。 2015.9.27頃にはC3000、C3010、C6000は発売されたが C6010、C6060の大型放熱版の新型の発売はなくなり、BR-IM81が継続という形になったが、それも廃盤。 ▼ブレーキレバーは 「BR-IM31、BR-IM35、BR-IM81、BR-IM86」→「BL-C6000」「BL-IM65」など 「BR-C3000、BR-C3010、BR-C6000」→「BL-C6010」が最適 BR-IM35-RF(後ろ用)も廃盤のようだ www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00615150 「用途に応じて変更する」ということが当たり前であれば、 長い坂道で使うような地域では本来「組み換え推奨」となるべきだったパーツだが、 完成車として組み込まれたパーツの変更を望まないメーカーや店にとっては どうでもいいパーツでしかなかったのだろう。 BR-IM81も廃盤で今のところ後継品もなさそうなので、 2016年2月現行品でローラーブレーキ最大の放熱版で最大の制動力を得たいのであれば、 ブレーキ本体「BR-C6000」+ブレーキレバー「BL-C6010」ということになる。 ローラーブレーキの効きが悪いのがどうしても気に入らないという人は、試してみるのも良いのでは。 「インナーケーブルクイックリリース」で着脱が多少楽になるのと、 ブレーキグリス充填用の穴の位置がフレームに干渉しにくい場所に移動することもあるので、 無駄に高いノズルを買うくらいなら変更も視野に入れることをオススメする。 こういう効果のあるものが付いている完成車や試乗車があれば 一般車に対する印象も少しは違うものになるはずだが・・・、 前輪駆動のようなもっと全体的に独自パーツ数を増やすような 金のかかる進化のほうが真っ当のような流れはどうなんだろうと。 ●ホイールの空転時に抵抗があるという問題(BR-IM80-R) ameblo.jp/rantzwadorl/entry-12136071758.html (ブレーキワイヤーの調整不足やハブや玉当たり不具合ではなく) 「空転時に何十秒も回転するホイールが必ずしも良い意味があるというわけでもない」 という話もあるので、走行時に気にならない程度であれば「気にしない」というのも一つの手。 抵抗感を補うこともできる「電アシ」であるなら尚更。 「追記その2」には 通常ある抵抗感の範囲内であった可能性も高く、無実かもしれないともあり、 やはり気にしすぎだったのかもしれない。 ●ノーマルタイプ(IM31,35)とハイパータイプ(IM80,81,86)の違い 内部のローラーの大きさそのものが違う。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11507544978.html 内部のシューの形状も違う。 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532846020107965 id=466183956774172 (IM45,55は制動力にはさほど違いはなく、交換が容易なインナーケーブルクイックリリースになったもの) ハイパータイプどころかIM35すらさほど見かけないだけに違いを実感するのは困難。 IM31(放熱板なし)「下級グレード自転車向け」 IM31(放熱板あり)「普通装備」 IM35→IM31の放熱版を拡張「下りの坂道でも効きが落ちにくい」 IM45(後継:C3000)→ほぼIM31を「インナーケーブルクイックリリース化」 IM55(後継:C3010)→「インナーケーブルクイックリリース化」+「放熱板を大型化」 ─ここから別物─ IM70→「内部シュー構造変化だけ?でブレーキ力の強化」「放熱板も拡張」 IM80(後継:C6000)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板も大型化」 IM81(後継:C6010)→「内部シュー構造変化」+「内部ローラー部分の大きさ」+「放熱板を更に大型化」 ●新ローラーブレーキ「BR-C2050-R」 日本市場向けのようだが インナーケーブルクイックリリース系統のものかどうかは今現在画像もないので分からない。 スペックを見る限りでは放熱版はBR-C6000-Rと同サイズの150mm、 ブレーキ力もBR-C6000-R同等の1.2のハイパータイプに属する。 [BR-C2050-R]放熱板150mm ブレーキ力1.2 ●日本市場向けのBR-C2050-Rは計画消滅 2017-2018最終の製品仕様に載っていた「BR-C2050-R」は 2018-2019の現行最新ver.2.8(更新日 2018年7月4日)から消えている。 昨今の経済状況を鑑みて新製品投入は見送ったようだ。 そもそもハイパータイプのローラーブレーキどころか、 本来は坂道が多い地域では組み替えてでも販売すべき (BR-IM31から放熱板を拡大しただけのような廉価品の)BR-IM35すら消えてしまったことを思うと ブレーキに対する価値を(恐らく数百円でもコストが増えることを理由に) 微塵も見出していない完成車メーカー(代理店)に落胆する。 (軽量化でコストも下げられるのであろうハブダイナモだけは新製品投入を歓迎しているようだが・・・) (既存品との違いが不明のハイパータイプDX版は欧州での一定需要があるので新規投入する予定なのだろう) ●【前輪用】BR-C6060-F 【ハイパータイプ】26-28インチ(ETRTO 559~635) ブレーキ力1.7 放熱版150mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース ↓仕様変更 ブレーキ力1.7 放熱版138mm 放熱力1.4 インナーケーブルクイックリリース 放熱版をコンパクトにしつつ性能はそのまま。 日本市場では前ローラーブレーキの車種は相当珍しいので 更に交換してまで使ってる人を見ること自体なさそう。 ●2018-2019のローラーブレーキ新製品「予定」 計画段階の予定も含まれるため、当初書かれていた品番ごと消えたり 品番は存在していても、一向に(日本)市場投入されないというケースもある。 productinfo.shimano.com/#/spec/2.5/COMFORT/ (DX品番と既存品の違いは仕様表には書いていない) 【前輪用】BR-C3000-F-DX ブレーキ力1.2 放熱版122mm 放熱力1.0 【前輪用】BR-C6000-F-DX ブレーキ力1.5 放熱版150mm 放熱力1.4 【前輪用】BR-C6060-F ブレーキ力 1.7 放熱版138mm 放熱力1.4 【後輪用】BR-C3000-R-DX ブレーキ力1.0 放熱版122mm 放熱力1.0 【後輪用】BR-C6000-R-DX ブレーキ力1.2 放熱版150mm 放熱力1.4 ●【海外市場のみ】BR-C6050-F (前用) 日本では殆ど使われていない前ブレーキ且つ「海外専用」なので、 あまり追加する意味はないが参考として。 productinfo.shimano.com/#/lc/nexus/inter-8?q=br-c6050 【「Except Japan market」=日本市場を除く】 ●Wheel size (inch)/Outer diameter of tire (mm) = ホイールサイズ(インチ)/タイヤ外径(mm) 660~712mm ●Structure type:Hyper 構造:ハイパー ●Braking power ( 1 ) ブレーキパワー:1.7 ●Cooling fin diameter (mm) 放熱フィンサイズ:138mm ●Heat dissipation ( 1 ) 放熱力:1.4 ●With POWER MODULATOR function パワーモジュレーター機能つき ●Inner cable quick release インナーケーブルクイックリリ-ス ※1 Performance index rating uses BR-C3000-R brake unit as a reference value of 1. Testing condition. ※1 BR-C3000-Rブレーキユニットを基準値1として比較。 ● Range of overall allowable mass for modulator (kg) mass = bicycle + rider + luggage 許容質量の範囲(kg) 質量=自転車+乗車人+荷物 70~100kgまで ◆既存の前輪用C6060との違いは許容質量の違いにあるようだ productinfo.shimano.com/#/lc/nexus/inter-8?q=br-c6060 ●ブレーキパワー:1.7 ●放熱フィンサイズ:138mm ●放熱力:1.4 基本性能は同じ。 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c6000-int8/BR-C6050-F.html バイクの総重量範囲 BR-C6050 70 ~ 100 kg、 BR-C6060 100 ~ 130 kg 660~712mmという分かりにくさ。特に海外ならETRTOのリム径で書くべきだろうに。 www.cycle-yoshida.com/pc/freepage.php?NUM=82 ▼ヨシダのサイトを参考にすると以下が適合 559:26インチHEの約2.00[50mm幅]超 584:650B 27.5インチ 590:26インチWO 622:700C 630:27インチWO (カタログ落ち)●BR-C6050-F【ハイパータイプ】20-24インチ(ETRTO 406~547) ブレーキ力1.7 放熱版100mm 放熱力1.0 カタログ落ち品と型番が同じなので少々紛らわしい。 ▲廃盤[BR-IM31-F] ※完成車メーカーの補修パーツとしては極僅か継続するかもしれないがシマノでの単品販売なしへ →(C-3000,C-6000系へ完全移行) 日本では特に元々前用のローラーブレーキ自体使われている車種自体が珍しいので消えるのも必然か・・・。
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トップページ 新聞論評 新聞論評 2009 新聞論評 20090824 This Page 2009年8月24日 締 切 新聞論評 学籍番号1814082 氏名 貞光祐花 1.新聞情報 見出し 近場は自転車 旅はバスツアー 発行日 2009年08月23日 新聞社 日本経済新聞、(日刊) 面数 9面 2.要約 近年、自動車を購入する若者が減り、自転車やバスツアーで出掛ける人が増えている。自転車の購入率が増加し、外出率は低下している。バブル期崩壊後を過ごしたため、節約志向が高い表れである。(91字) 3.論評 車を持つだけで多大な費用が掛かってしまうことは、私自身も車を購入することへ至っていない理由の一つである。車を持っていない若者がバスツアーへ参加して楽しむ傾向が見られるとある。しかし、毎回ツアーに参加する人は少ないと思うし、なんせ車があると、時間や場所を気にせず、気軽に楽しめて良いものである。また、車がないとなれば、逆に節約と言いつつも、公共交通機関での移動はお金が掛かるのではないかと私は思った。 車を持たない人が増えたことの利点として、二酸化炭素の排出率の減少へ繋がるだろう。しかし近頃は、景気回復対策として高速道路の料金を安くした。よって、年齢を問わず車で遠出をする人の割合も確実に増えているのではなかろうか。 外出率が減少傾向にある要因として、パソコンの普及でネットショッピングなどの活躍により、出掛けることが減っているのではないだろうか。二酸化炭素排出が減ることは望ましいが、レジャーで楽しむ若者が減ることは寂しい気持ちもある。車からの二酸化炭素排出を抑えることはやはり難しいと感じるため、産業など他の場面での二酸化炭素排出を抑えることが出来たら、理想だと思った。(487字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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Helen s Cycles PRO PATCH タイヤレバー 3本セット 購入価格 100円(新品) 使用期間 未使用 比較対象 なし 評価 * ○○○○○○○○○○ 使用感など まとめて買ったうちのひとつで使わずデッドストック化。
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最終更新日:2024.1.7 THIRDBIKES(ホダカ)値段改訂、新★C「SUPERSONIC CHILL」 〃 廃盤▲「SUPERSONIC(無)TB-22-007」▲「FESCOOL TB-21-007」 〃 アサヒサイクルボスフリー車種(●新規、▲廃盤)、●BS「LB-1」「LB1(DX)」一覧表に登録、他 2023.11.19 ●BS「LB-1」の役割とは 2023.11.12 ●BSがボスフリーの安物系クロスバイクを新発売 2023.1.15 丸石「廃▲ハーフマイラー」「改●バルボアスィンコ 」「新★バルボアセイス,トライアングルSF,アーバニティーAL」 〃 THIRDBIKES(ホダカ) 7車種、アサヒサイクル3車種登録[全てボスフリーのためイマイチ車種欄] 2022.9.11 ▲イマイチ車種を一覧表に追加、◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由【4】【5】 2022.9.4 ◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由、他序文追加、一覧表の設置 〃 ◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など 〃 [10.0kg]●FUJI「BALLAD」700×28C 、[9.4kg]●K.B(ホダカ)RAIL sakura 700x32C、▲丸石のボスフリー2車種 2022.08.28 UP ▼条件 含む ──────────────────────────── ◆外装変速 ◆フロントシングル ◆リムブレーキ ◆カセットスプロケ(●比較用としてボスフリー車種も掲載) ◆標準タイヤの太さが28mm幅以上 ◆トップチューブが水平に近いフレーム ──────────────────────────── ※BS「マークローザ」などの「★乗り降りしやすいトップチューブが斜めフレーム」は、 クロスバイクではなく「ママチャリ車種」として分類しています ↓ ■ママチャリ(外装変速)17kg以下 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html 含まない ──────────────────────────── ●内装変速、変速無し(シングルスピード) ▲通販(売りっぱなし)前提の安物車種 ▲ラインナップが流動的なCBあさひ等の「量販車種」 ▲17kg超え ▲[要注意] 650C[ETRTO 571] (タイヤ・リム・ホイール) ──────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────── ※ディスクブレーキ車種は非掲載 (理由はページ下部の◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など) 及び ※規格のアレコレページより ▲「(油圧&機械式)ディスクブレーキ」関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#Disk-b ─────────────────────────────────────────────────── ▼フロントシングルのクロスバイク一覧表───────────────── ★C・・・カセットスプロケ ▲B・・・ボスフリー ●ボスフリーとカセットフリーの違い www.riteway-jp.com/itemblog/カテゴリー-14425/2017/11/_kamata ※・・・付属品除く ◆「8速★C」と「7速★C」に大きな違いなし 8速のほうがスプロケを選びやすい。7速カセットでも少しだけ選択肢があるが、8速カセット化できれば選択肢は広がる。 C・・・キャリパーブレーキ、RB・・・ローラーブレーキ ▲ ・・・ 昇順(安い → 高い) ▼ ・・・ 降順(高い → 安い) ★カセットスプロケ車種 重さ目安 変速 メーカー 品名 型番 フレーム材質 前後BR タイヤサイズ バルブ 値段[税込] 色 身長目安 ※9.6kg 外装8★C NESTO(ホダカ) LIMIT 3 NE-22-006 アルミ 前後V 700×32C 仏式 69960円 黒,白 500(173-190cm)440(160-175cm)380(145-162cm) 10.0kg 外装8★C FUJI BALLAD ----- クロモリ 前後C 700×28C 仏式 92400円 銅(橙),白系,紺,黄緑 560(178-185cm)540(173-180cm)520(168-175cm)490(163-170cm)430(158-165cm) ※10.0kg 外装7★C NESTO(ホダカ) VACANZE 2 NE-22-011 アルミ 前後V 700×32C 仏式 59950円 黒,白,赤,紺 500(173-190cm)440(160-175cm)380(145-162cm) 10.2kg 外装8★C Tern CLUTCH ----- アルミ 前後C 700×28C 仏式 68200円 黒,青,緑,灰,白系,橙 540(170-185cm) 10.3kg 外装8★C ライトウェイ シェファード ----- アルミ 前後V 26×1.35 仏式 75900円 黒,銀,白系,赤,青,緑 160-175cm 10.7kg 外装8★C ライトウェイ シェファード ----- アルミ 前後V 700×35C 仏式 75900円 黒,銀,白系,赤,青,緑 173-185cm 10.8kg 外装8★C ライトウェイ スタイルス ----- クロモリ 前後V 26×1.35 仏式 86900円 黒,銀,白系,青,緑 160-175cm ※10.9kg 外装7★C NESTO(ホダカ) VACANZE 2FLASH NE-22-012 アルミ 前後V 700×32C 仏式 65890円 黒,白 500(173-190cm)440(160-175cm) 11.1kg 外装8★C かもめ自転車 K-045 ----- クロモリ 前後V 700×32C ★米式 64800円 黒,白 420(155-165cm) 11.2kg 外装8★C かもめ自転車 K-045 ----- クロモリ 前後V 700×32C ★米式 64800円 黒,白 470(165-175cm) 11.4kg 外装8★C ライトウェイ スタイルス ----- クロモリ 前後V 700×35C 仏式 86900円 黒,銀,白系,青,緑 170-185cm 11.6kg 外装8★C TOKYOBIKE TOKYOBIKE 26 ----- クロモリ 前後C 26×1.15 ▲英式 86900円 赤,青,黄,緑,薄緑,白系 570(175-185cm)530(165-175cm)470(150-165cm) 12.2kg 外装8★C ラレー CLB(Club Sport) ----- クロモリ 前後V 700×32C 仏式 99000円 紺・緑 530(165-178cm)480(155-170cm) 13.0kg 外装8★C THIRDBIKES(ホダカ) SUPERSONIC CHILL TB-23-002 クロモリ 前後V 700×38C 仏式 66000円 紫・水色 160cm~ 15.1kg▲重め 外装7★C BS TB1 TB422 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 65000円 黒,銀,白,赤,紺,黄緑,水色 146cm~ 15.3kg▲重め 外装7★C BS TB1 TB482 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 65000円 黒,銀,白,赤,紺,黄緑,水色 157cm~ 15.7kg▲重め 外装7★C ミヤタ フリーダム タフ AFRF502 クロモリ 前後V 700×45C 仏式 67000円 黒,緑 500(160cm~) 女性向け 重さ目安 変速 メーカー 品名 型番 フレーム材質 前後BR タイヤサイズ バルブ 値段[税込] 色 身長目安 ※9.4kg ●外10★C K.B(ホダカ) RAIL sakura KB-22-007 アルミ 前後V 700x32C 仏式 86900円 白 480(170~190cm)440(165~180cm)400(155~170cm) ※外装10段のためチェーン寿命が6~8速より劣ります。 ▲ボスフリー車種(値段の安さ重視)「6万円未満」のみ 重さ目安 変速 メーカー 品名 型番 フレーム材質 前後BR タイヤサイズ バルブ 値段[税込] 色 身長目安 12.1kg 外7▲B 丸石 バルボアスィンコ BALA400K アルミ 前後V 700x32C ▲英式 43780円 黒・青・薄緑 151cm~ 12.2kg 外7▲B 丸石 バルボアスィンコ BALA450K アルミ 前後V 700x32C ▲英式 43780円 黒・青・薄緑 158cm~ 12.2kg 外6▲B アサヒ ニジックドレスコード(M) NDM70A アルミ 前後C 700x32C ▲英式 53900円 黒・白・青 160cm~ 12.2kg 外6▲B アサヒ ニジックドレスコード(L) NDL70A アルミ 前後C 700x32C ▲英式 53900円 黒・白・青 170cm~ 12.5kg 外7▲B 丸石 バルボアセイス BALAMT450K アルミ 前後V 27.5x1.95 仏式(▲英式) 47080円 黒・濃灰・薄灰 158cm~ 12.8kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESCROSS LIGHT TB-22-005 アルミ 前後C 700×28C ▲英式 42800円 黒・白系 160cm~ 13.0kg 外6▲B アサヒ ニジックシークレットコード NSC70A スチール 前後V 700x28C ▲英式 46200円 黒・灰・赤 159cm~ 13.0kg 外7▲B GIOS ESOLA ----- アルミ 前後V 700x35C ▲英式 56100円 黒・白・青・茶 155~180cm 13.7kg 外7▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESWORK TB-22-008 アルミ 前後C 700×32C ▲英式 53900円 黒・紺 160cm~ 13.9kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) SURFSIDE TB-22-013 スチール 前後V 26×1.95 ▲英式 44000円 青・緑・橙 160cm~ 13.9kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) SURFSIDE(NEW) TB-23-008 スチール 前後V 26×1.95 ▲英式 44000円 黒・水色・橙/紫 160cm~ 14.0kg 外7▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESRESORT TB-22-001 アルミ 前後V 27.5×1.75 ▲英式 49500円 紺・緑・白系・水色 160cm~ 14.4kg 外6▲B BS エルビーワン LB764 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 42000円 黒・白・青・橙 150cm~ 14.6kg 外7▲B 丸石 トライアングルSF TRSF707M アルミ 前後C 700x28C ▲英式 43780円 緑系・水色系・ベージュ 164cm~ 16.3kg 外6▲B 丸石 アーバニティーAL UBAP276K アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 50380円 黒・灰・青 160cm~ 16.5kg 外6▲B BS エルビーワンデラックス LBD764 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 49000円 黒・ベージュ・紺 150cm~ [掲載未定] ●Wレッグセンタースタンド取付可否 ●フル泥除け(フェンダー)取付可否 ▲▲▲論外:今や廉価品向けコンポーネントのボスフリーで6万円超えの車種の存在意義が全く分からない。 ※14.1kg 外装7▲B NESTO(ホダカ) UNIFY NE-22-014 アルミ 前 C後 RB 700×32C 仏式 73700円 黒,銀 480(170-185cm)420(155-170cm) ※15.4kg 外装6▲B NESTO(ホダカ) SCORTO NE-22-015 アルミ 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 61600円 黒,白,紺 480(165-185cm)420(150-165cm) 廃盤 |約13kg|外6▲B|アサヒ|ルーツシークレットコード|RSC70A|スチール|前後V|700x28C|▲英式|48400円|黒・灰・赤|150cm~| |13.3kg|外7▲B|シュウィン|ベルフィールド|-----|スチール|前後C|700x28C|仏式|62700円|黒|165~185cm| |約14.5kg|外7▲B|アサヒ|ビズトレイ|BTS70A|アルミ|前後V|700x28C|▲英式|67100円|黒・銀|155cm~| |約18kg|外6▲B|アサヒ|ビズストレート|BSS76A|スチール|前C後RB|27x1-3/8|▲英式|58300円|黒・灰|145cm~| 条件を絞り込んでピックアップしてみると意外と少なかったので備忘録として。 お薦めできる車種の値段は「▲ボスフリー車種は6万円未満、★カセットスプロケ車種は10万円未満」。 ──────────────────────────────────────────── ※購入に際して ★「納車前の整備を真っ当に施している店」を推奨。 「通販は(自分で不具合判断が可能で工具等があり整備できるか、店に数万円確認費用を支払うことが出来る人以外は)論外」 として、実店舗でも 「ステム・BB・ペダル取り付け箇所の固着防止処理、ヘッドパーツやハブ等のグリスアップ」が 「業態として不可能な」「台数を多く売ることが目的」の店はおすすめしません。 一方で、「個人店でも雑整備する店は普通にある」ので、 店員が「自転車整備に対する思い入れがあるかどうか」を、SNS等の内容などで判断しておきたい。 ※分かりやすいのは「台数販売主義(量販に近い感覚)」だったり、 「具体的な整備に関する記事が少ない」場合は避けたほうが賢明。 ※「5%ほど割引してても良い店」もあったり、 「完全にメーカー希望小売価格でも雑整備主義の店」もあり得るので、 【販売価格だけで判断するのは危険】。 ──────────────────────────────────────────── ▲17kg超え:外装変速であれば比較的軽量な車種を選びたい 18.5kg 外7▲B THIRDBIKES(ホダカ) FESCITY TB-23-013 スチール 前後V 700×32C ▲英式 49500円 黒・紺 160cm~ 18.7kg 外6▲B アサヒ コンフィデンスSスペック CDS76A スチール 前 C後 ▲バンド 27×1-3/8 ▲英式 47300円 黒・銀・赤 166cm~ 18.9kg 外6▲B THIRDBIKES(ホダカ) SOON TB-22-008 スチール 前 C後 RB 26×1.50 ▲英式 46200円 薄紫・薄緑・薄茶 160cm~ 19.0kg 外6▲B アサヒ コンフィデンスRスペック CDR76A スチール 前 C後 RB 27×1-3/8 ▲英式 50600円 黒・灰 166cm~ ●フロントシングル ★長所「シンプル。前変速の調整不要。交換時も比較的安価で済む」 ▲短所「アップダウンが激しい走行路は不得意」 ▼フロントダブルやフロントトリプルの車種を「フロントシングル」にするとして・・・ 簡単に前3枚や2枚を分離して1枚にできるとは限らない。 また、別クランクとチェーンリングを用意する場合、 「元々のフレーム設計」とチェーンの位置の相性が悪く、 調整してもそう簡単に適切な位置に収まらない可能性もあり、 BB軸長変更も必要なケースも考えると、 気軽に「フロントシングル化すればいい」とは言えない。 ●そもそも、シマノ側で廉価クロスバイク向けに「フロントシングル」のクランクを用意すれば早いのだが、 未だに継続するボスフリーとは違い、何故かこちらにはあまり商品展開しないのが腑に落ちない。 前2枚はまだ分かるが、「街乗りメインの車種」で「前3枚が絶対に必要な人」が多いとは思えない。 しかも廉価グレードの前3枚は「分解不可」だったりするので尚更厄介な存在。 そして、修理時にタイヤ・チューブを他メーカーに変更するのとは違い、 初期搭載ではない特に根幹部分とも呼べる駆動系・変速部分の「規格変更」は「大きな改造」であり、 様々なパーツを用意し、「組み替え"試行"にも費用が必要」と考えておきたい。 対照的に、元々フロントシングルであれば、 店側の納車前整備の時点で、回転させてスプロケ等に接触での違和感があったとして、 調整でも改善が見込めなければ 「フレーム歪みの可能性から」工場出荷時点での不良品と判断できた場合は 「実走する前に(店が納車整備時の段階で)交換」となり、自身で悩む必要はない。 ◆「フロントシングル」+「後ろ8速」を薦める理由 【1】安価 単純に「チェーン・スプロケ等が9速以上の消耗品価格より安い」。 そのわりに、「ボスフリーよりも優秀且つ9速以上チェーンよりも耐久度が増す」ことで 「ランニングコストを抑えられる」というのがメリット。 【2】用途的に「そこまで段数が必要ない場合」は最適 街乗り系でアップダウンが激しいなら 移動用としてだけで考えると、素直に「電動アシスト」でいいだろうし、 「鍛えることが目的」であれば、多少「軽い・重いギア」でも、 シングルスピードや内装3段変速ほど不自由ではないので、そのまま使えばいいという話になる。 (※最長で片道10km程度が目安) 【3】チェーンライン「たすき掛け」に(さほど)無理がない (9速でも大差ないかもしれないものの) 前2枚や3枚にして、整備時の手間を抱えつつ、チェーンラインを気にするくらいなら、 出来るだけリアを少なく8速に抑え 「たすき掛け(斜め)」でも無理の少ない状態を維持できるのは気楽。 ↓ ▼反対に、特に【用途】で「フロントダブル・トリプル」が必須の場合 「廉価なリムブレーキよりも全体的なコストは増す」ことをどう見るか。 ※「フロントダブル・トリプル」でも 「チェーンリング交換可能=分解可能」になっている場合は チェーンラインの位置取りを気にする必要は低くなるが・・・、 廉価品の場合、まず「クランクごと交換」か 「かしめられている箇所をサンダーで削ぎ落とす」ような手間があり、 別途互換性を見つつチェーンリングカバー取り付け等も考えると、 結局のところ「最初からフロントシングル」であることの「手軽さ」を個人的には薦めたい。 【4】少し軽量化に貢献 単純にチェーンリングの枚数が少ないので「そのぶん車重が軽くなる」 ※では、後ろ変速も7枚のほうが良いのではと思うかもしれないが、 「7速のカセットスプロケは選択肢が少ない」という問題、 「6速は基本的にボスフリー規格」なのでお薦めしない。 【5】整備しやすさ 前変速と後ろ変速の両方を調整する必要がないので楽。 構造がシンプルゆえに雑多な自転車店でも整備してもらいやすくなる。 ●リムブレーキ ★長所「比較的安い・多くの自転車で対応可能」 ▲短所「雨天時に止まりにくいか、リムを削りやすい」 ●カセットスプロケ ★長所「構造的に強度が増す・スプロケ選択肢がある」 ▲短所「ボスフリーよりも値段は"若干"高くなる(カセット8速の場合)」 ※S型フレームではないのでリアキャリアにカゴや荷物を積載での運用は困難。 ※ある程度積載する場合は「リュックを背負い続ける」か、リアキャリアに「パニアバック」が前提。 ↓ つまり「買い物前提での用途には不向き」であり、あくまで「移動用途に特化」として考えること。 ◆「S型フレームよりも優れている点は、フレームの強度が高くなる」 「買い物はしない」が「荒めの使い方」であれば、こちらのほうが向いている。 ◆S型フレーム車種と比べて700Cタイヤが多くタイヤを選べる自由度が高い。 ◆個人的なオススメ 全体的に綺麗に仕上がっている「安定のライトウェイ」に、「老舗のアラヤ」。 NESTOも構成としてはおすすめしたいところでも、 「個人店よりも量販系の店での扱いのほうが多い傾向」というのが懸念点。 ───────────────────────────────── [※9.6kg]★NESTO(ホダカ)「LIMIT 3」 700×32C 64350→69960円(税込) (※付属品除く:高輝度ライト、ベル、リフレクター、スタンド、バルブアダプター、ペダル) nestobikes.com/products/limit_3-d/ 500mm(173-190cm) 440mm(160-175cm) 380mm(145-162cm) フレームサイズが異なる場合でもタイヤサイズは共通で700×32C。 ───────────────────────────────── [※10.0kg]★NESTO(ホダカ)「VACANZE 2」 700×32C 58300→59950円(税込) (※付属品除く:ベル、リフレクタ、スタンド、バルブアダプター、ペダル) ※ライト別売り nestobikes.com/products/vacanze_2-d/ ●貧弱な安物ライトが付属するよりも、自分で好きなライト購入費用に充てられるので実はお得。 ───────────────────────────────── [※10.9kg]★NESTO(ホダカ)「VACANZE 2 FLASH」 700×32C 62700→65890円(税込) (※付属品除く:ベル、リフレクタ、スタンド、バルブアダプター、ペダル) nestobikes.com/products/vacanze_2_flash-d/ ●VACANZE 2のオートライト版。オートライトが必要な人には後付交換の手間が省けるのが利点。 ───────────────────────────────── [※14.1kg]▲NESTO(ホダカ)「UNIFY」 700×32C 63900→73700円(税込) ▲ボスフリー (※保安品除く:常時点灯ライト、馬蹄錠、ベル、リフレクタ)? nestobikes.com/products/unify-d/ ───────────────────────────────── [※15.4kg]▲NESTO(ホダカ)「SCORTO」27×1-3/8 58300→61600円(税込) ▲ボスフリー (※保安品除く:常時点灯ライト、馬蹄錠、ベル、リフレクタ)? nestobikes.com/products/scorto-d/ ───────────────────────────────── [10.0kg]●FUJI「BALLAD」700×28C 92400円(税込) www.fujibikes.jp/products/ballad/ ●クロモリフレーム ★8速カセット 8速クロスバイクでは珍しい「フレームサイズ5種類」が最大の特徴。 仏式 ※フル泥除け・Wレッグセンタースタンド可? 430mm(158-165cm) 490mm(163-170cm) 520mm(168-175cm) 540mm(173-180cm) 560mm(178-185cm) 前後キャリパーブレーキ 色:銅・アイボリー・紺・黄緑 Bronze , Ivory , Steel Navy , Apple Green ↓ ysroad.co.jp/ueno/2020/09/14/71717 銅色(ブロンズ)というよりは「メタリックなオレンジ色」 ●ブロンズと名付けるのであれば、このようなカラーであって欲しかった www.charlie-jp.com/2017/06/west-azabu-cycling-club.html ───────────────────────────────── [10.2kg(700C)]★Tern「CLUTCH」700×28C 68200円(税込) www.ternbicycles.com/jp/bikes/471/clutch#tech_specs 700Cは「フレームサイズ"540"のみ」 └◆適応身長目安:170~185cm ●アルミフレーム(RDハンガー破損時は調達必須) ●仏式バルブ ●前後キャリパーブレーキ ◆Wレッグセンタースタンドやフル泥除けも可能のようだ ▲走行重視の車種でもないのにセミディープリム。 ▲【650C】は「タイヤ選択肢が少ない」ため非推奨 ●「GRIT」は「ディスクブレーキ」のため省略 ───────────────────────────────── [10.7kg(700C)]★ライトウェイ「シェファード」700x35C 75900円(税込)~ www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/shepherd 700C(適応身長目安:173-185cm)=10.7kg 26HE(適応身長目安:160-175cm)=10.3kg 24HE(適応身長目安:150-165cm)=9.9kg ●アルミフレーム(RDハンガー破損時は調達必須) ●仏式バルブ ───────────────────────────────── [11.4kg(700C)]★ライトウェイ「スタイルス」700x35C 86900円(税込) www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/styles 700c(適応身長目安:170-185cm)=11.4kg 26HE(適応身長目安:160-175cm)=10.8kg 24HE(適応身長目安:145-165cm)=10.6kg ◆クロモリ ●仏式バルブ ★前後キャリパーで「泥除け可」 (センター片側スタンドなので)Wレッグセンタースタンドも可 重さから見ても「かもめ自転車の親戚」のような感じ。 ※全体の車体シルエットも細身なので「見た目重視」としてもオススメしやすい。 ◆タイヤ ★700×35C・・・多種多様の選択肢 ◆26×1.35・・・1サイズダウンすればそれなりにある ▲24×1.35・・・507(24HE)で1.35は相当特殊。近いサイズで一般市販品はKENDAくらいしかないので要注意。 ───────────────────────────────── [11.6kg]★TOKYOBIKE「TOKYOBIKE 26」26×1.15 96800円(税込) tokyobike.com/product/tokyobike-26-booking/ tokyobike.com/tokyobike-26/ ●[559]26インチHE 1.15(約32mm)幅 ▲英式バルブ ★8速カセットスプロケ ★クロモリフレーム ※フル泥除け別売り tokyobike.com/product/fender-tb26-bisou26/ tokyobike.com/product/fender-colors/ ※Wレッグセンタースタンド別売り tokyobike.com/product/opendoublelegstand/ ※700Cは「622」、26HEは「559」で26HEのほうが小さい。 ・タイヤ選択肢が多く、慣性で進みやすいのは700C。 ・車高が低くなりやすいのは26HE。 TOKYOBIKEはクロスバイク系統としては珍しく「700Cを使わない車種だけ」が並ぶ。 ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ▲「TOKYOBIKE SPORT 9s」「TOKYOBIKE CS」は「フロントシングル」でも、 「タイヤ選択肢が極めて少ない【650C】」のため完全非掲載。 ↓ ※具体的な「タイヤ種類の少なさ」等の注意喚起は、下記650Cのページを確認。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/111.html ※同様に、小径の「451(20インチWO)タイヤ車種」にも注意が必要。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/64.html ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────── [12.2kg]★ラレー「CLB」99000円(税込) www.raleigh.jp/clb.html ●仏式バルブ ★8速カセットスプロケ ★クロモリフレーム クラシックスタイルがお馴染みの定番車種。 以前は6万円程度だったのでTOKYOBIKEと同じく大幅に値上がりしている。 ───────────────────────────────── [15.1kg~]●BS「TB1(ティービーワン)」27×1-3/8 65000円(税込) www.bscycle.co.jp/items/bicycle/tb1/ [630]27×1-3/8WO → 700Cより選択肢は少ない 純正チェーンケースあり 前カゴや両立スタンドも可 後輪は(フィン付き)ローラーブレーキで雨天時走行を一応カバーできる。 ▲鉄スポーク:折れにくいが、錆びやすい ▲防錆チェーン:錆びにくいが、動きが渋くなりやすい ★ここまでママチャリに寄せていても何故か「カセットスプロケ」ではあるようだ www.c-w-s.sakura.ne.jp/cws02/2017/08/_tb1_2.html 一発二錠リコールの費用回収を兼ねているのか知る由もないが、 急激な値上げの影響を受けて、あまりお買い得な価格とは言えない。 ───────────────────────────────── [15.7kg]●ミヤタ「フリーダム タフ」700×45C・外装7段 58300 67800円(税込) www.miyatabike.com/miyata/lineup/freedom/freedom_tough.html ●タイヤの太さ的に走行重視ではなく「クッション重視」。 しかし、クッション重視であれば「S型フレーム車種+後ろカゴ」で運用したほうが便利に思える。 ◆[神奈川]地域限定 かもめ自転車「K-045」 700×32C 64800円(税込) (販売店での紹介ブログ記事) kosunacycle.com/archives/12147 kosunacycle.com/archives/9797 ◆かもめ自転車の公式サイト kamome-jitensya.jp/bicycles/ 基本的にフレーム形状が水平に近いクロスバイクの情報は非扱いとしているものの 気になったので紹介。 分かりやすく「無駄がない」のが特徴的。 ★★★米式チューブ・・・この時点で「一味違う」と分かる。 つまり、 ★「分かりやすく空気圧管理出来ることにメリットを見出すことができる人達向け」 と言える。 ※そのため、「何か空気口が変で分からん(覚える気ゼロ)、チューブはいつもの(英式虫ゴム)がいい」 という感想が出てくるようであれば、BSのTB-1でも買うほうが用途的に合っている。 (タイヤもバルブもママチャリ規格のクロスバイク風味車種) ※「フル電動での米式採用」は単に海外での規格そのまま何も考えずに輸入しているだけなので話は別。 ↑そもそもフル電動="原付オートバイ"なのだから米式で当たり前ともいえる。 ★ダブルウォールリム・・・シングルウォールとの比較で強度が上がる。 「ナットスペーサーが適切に機能する」ので、仏式チューブにも変更可能。 所有自転車が全てスポーツ自転車で仏式になっているようであれば変更は楽。 ただ、緊急時のガソリンスタンド等での利用を考えると米式運用を強く推奨。 ヒラメポンプヘッドを仏式から都度変更するのが面倒であれば、 米式用にGIYOの3000円程度のフロアポンプ新調をオススメ。 ★クロモリフレーム・・・RDハンガー調達を気にしなくていい ★フロントシングル・・・煩わしいフロント変速の調整や故障可能性が皆無 ★8速カセット・・・・・・当然構造的に劣るボスフリーに非ず。スプロケの選択肢もあり交換しやすい。 ★Wレッグセンタースタンド取り付けを想定済 ★フル泥除けも問題なく取り付け可 ★68-110mmとあるので「カセットBB」のはず ◆Vブレーキ(+パワーモジュレーター)は評価が分かれるところか。 どうせ街中メインで速度出さない走行用途なのだから 「キャリパー」のほうが「急制動抑えられて良いのでは」という考え方と、 「いや、雨天走行も考えるとリムブレーキでもVになるのは必然」という考え方。 これは一長一短なのでキャリパーブレーキ版でも良かったような気もする。 ※シマノのロード系コンポのキャリパーはロングアーチでもフル泥除け非対応ではあるが、 そもそも、ロード系コンポーネントでカセットスプロケ入門の「claris」の必要はない。 ↓ 想定する客層の速度域的に、テクトロかダイヤコンペの泥除け対応ロングキャリパーブレーキで十分と思われる。 カラー: ○ホワイト、 ●ブラック 変 速:★8段変速 フレーム素材:クロモリ タイヤサイズ:700C×32C フレームサイズ(適正身長): 420mm(155~165cm)、470mm(165~175cm) 重 量:11.1kg(420mm) 、 11.2kg(470mm) 付属品:反射板、ベル フレームカラー2色だけは仕方ない。 バリエーションを増やせば増やすだけコストも増すのだから。 数千台単位であればスケールメリットで価格抑制できるとしても、 地域限定販売なのだから無理な話。 ※安易にタイヤサイズではなく「フレームサイズ」で分けているのも好印象。 モデル名●K-045 サイズ●420mm, 470mm (C-T) カラー●WHITE, BLACK 適応身長●420mm/155-165cm, 470mm/165-175cm コンポーネント●シマノ アルタス (8SPEED) フレーム素材●4130クロモリ フロントフォーク●ハイテン ストレートブレード ヘッドセット●FSAスチールカップ リテーナータイプ ハンドルバー●アルミライザーバー(580mm) ステム●アルミ アヘッドタイプ φ25.4mm (75/420mm,90/470mm) グリップ●エルゴタイプ シングルロックオン クランクセット●アルミ クランク●42T シングル チェーンリング●アルミガード付 ボトムブラケット/軸長●スチール (68/110mm) リアディレーラー●シマノ アルタス (8SPEED) シフター★シマノ SL-M315 ブレーキ●テクトロ Vタイプブレーキ ブレーキレバー●テクトロ アルミレバー カセット●シマノ CS-HG40 11-34T チェーン●KMC Z8.3 サドル●ベロ VL-1353 シートポスト●アルミ Φ27.2mm (350mm) ハブ アルミ●32H スポーク ステンレス リム★アルミダブルウォール 32H タイヤ●ケンダ 700x32C ★米式 ↓ ◆カスタムするなら・・・ ●ブレーキ本体 テクトロ → シマノ ●ブレーキレバー テクトロ → シマノ ●チェーン KMC → IZUMI ●ペダル 無名 → 三ヶ島 ●タイヤ ケンダ → パナレーサー等(多種多様) ●BB 無名 → シマノ EBBUN300B10X 68x110mm ─────────────────────────────────────── ▼ついでに雑感 ●「試供品的な備え付けタイヤ = KANDA」は 「海外工場での都合」にしても、いい加減何とかならないだろうかと思う。 ウレタンを結束バンドで括りつけるなどで、タイヤ(チューブも基本)別売りにしてもらいたいのはある。 「拘りが強ければ、フレームから組むのが当たり前」という人ばかりでもない。 ●そういえば、三ヶ島ペダルは近年の車種には初期採用されていない傾向。 クロスバイクで日本企画の車種なら、コスト的に1000円ほどの樹脂ペダルが付属されていてもおかしくはない。 経緯は定かではないが、アラヤリムの国内→海外→ほぼ撤退の様子を鑑みると、 やはり「コスト」「納期」「文句」で煩い完成車メーカー(輸入商社)に振り回されたくないのかもしれない。 シェア100%の競輪ペダルの存在からして、 「実力を買ってくれている人達に向けて提供できれば良し」という考え方であっても納得できる。 ●IZUMIも廉価品に関しては、最後に日本組立になるとコストが増すというのもあるとして、 パナ以外の日本組立の一応国産扱いになるBSの(一部だけ?)電アシには KMCの廉価防錆チェーンの評判が散々なだけに、 とっくに採用されていても良さそうに思えるが、 やはりあまり(特に一般車系統の)完成車メーカーには直接関わりたくなさそうなイメージ。 ●業界を挙げて製品への理解を深めようという気概が足りないように思うが、 本体価格が電動アシストではない一般車であっても最低10万円くらいにでもならないと なかなかまともに広報活動を展開することすら難しいのかもしれない。 ●BSがボスフリーの安物系クロスバイクを新発売 「エルビーワン」 www.bscycle.co.jp/items/bicycle/lb1/ www.bscycle.co.jp/items/bicycle/lb1/#anc04 同じボスフリー車であればユーザー層が広く取れるS型フレーム車にすれば良かったものを トップチューブ高クロスバイク型フレームを新投入。 ・カゴ泥除けあり「エルビーワンデラックス」 ・カゴ泥除けなし「エルビーワン」 リコールの連続と円安のため軒並み高価格になってしまい目先の売り上げを迫られている危機感というよりは 「TB1が高すぎる」と未だにFAX注文しかできないような店達にせがまれた形か。 タイヤが「630(27WO)」なのでそういうことなんだろう。 英式バルブもだが、もう日本くらいしか使ってなさような化石規格をいつになったら辞めるのか。 ●BS「LB-1」の役割とは 「とにかく買うときは5万円以下であること」? 「修理しやすさ重視で、よくある630(27WO)タイヤであること」? 批判している動画 www.youtube.com/watch?v=sJkipNjGDsM 小径自転車へのほぼ全否定動画とは違い同意したいところだが、 「▲6段ボスフリー」も「▲630(27WO)」も「▲後:ローラーブレーキ」も、 「そこらの雑多な店で修理しやすければそれでいい」という客都合に寄せた形で ポジションやらタイヤ選択肢やらの概念は最初から全く想定していないのだろう。 後半では「重さ」について触れているが・・・ www.youtube.com/watch?v=yKdPtFreH7c 「泥除けやスタンド有りのLB-1"DX"の16.5kg」と「GIANTのエスケープR3」を比べる意味とは? せめて「泥除けなどないLB1の14.4kg」と比べるのが筋でしょうに。 ●ステンガードチェーン? KMCの防錆チェーン「Z8.3RB」「Z7 GRAY/BROWN」程度であろう物の何が珍しいのか分からない。 6~8速は共通で「1/2×3/32」が使えることを把握していれば防錆チェーンすら知らないわけなどないと思うが・・・。 「▲表面ザラザラの防錆チェーン」の動きの渋さの問題が電アシでも発生しているのに同様の物を薦めようとは普通思わない。 →★「防錆かつ動きが良さそうな物」としては、KMC「X8EPT」へ ペダルのように気軽に交換したほうが後悔しないだろう。 ◆カスタムできない? ハブをIM20に組み替えて7段カセットスプロケ化、 タイヤをパセラブラックスの28幅に、空気圧管理しやすさで米式チューブ化で一応走行重視には出来るが、 そもそも一般公道の近所移動用に走行重視のカスタムをしようと思う人が 「スポーツ自転車もどきのBS車」をメインで考えるだろうか? 矛盾しているのは「速度を出して走るつもり用途でカスタム前提運用」で話を進めているはずなのに ▲ハブダイナモの搭載を良しとすること 初期装備にB Mのハブダイナモなんて付属するわけがないので 備え付けであれば「軽量ではヒルモ、非軽量では通常のシマノかHapyson(旧中華パナ)か、BSならミツバのハブダイナモ」になるが、 そもそも「速度を出して走るつもり用途」であれば、明るさが十分とは到底思えない。何かしたいのか分からない。 (全てではないかもしれないが)ハブダイナモのハブは半田付けされているのもあり整備性が劣る問題もある。 ▲街中利用でサイドスタンドはありえないという観点もなし 「駐輪場でどれほど邪魔になるのか」くらい分かるはず。 同じフロントシングルでボスフリー車であれば・・・ 丸石 バルボアスィンコ(2023) BALA450Zは ボスフリーでも「12.5kg」で実売で5万円以下だった。 ※但し「前後Vブレーキ」「タイヤは700C規格」 「▲6段ボスフリー」「▲630(27WO)」「▲後:ローラーブレーキ」の 当atwikiページに掲載の同スペック競合品 「NESTO(ホダカ) SCORTO」の場合、61600円(税込)で重さ15.4kgのため 両方BSが勝っている。 否定するにしても、この辺りの「競合会社単位」でのリサーチ不足が否めないのが残念。 さすがに19800円の通販投げ売りと比べるのはどうかと思うが、 自転車に詳しい人達やスポーツ自転車乗りが思う「(広義)ママチャリ」の範疇と 「クロスバイク」の範疇が異なっていて、 クロスバイクという車種のJIS規定があるわけでもないので 何でもありというのが実情なので 「フル電動を(時速25km時にはアシストゼロでなければならない)電動アシスト」 と呼称するような問題とは違い、景品表示法的に問題があるというわけでもない。 そう考えると、安物クロスバイク需要に応えたように見せて 結局は「目先の売り上げ欲しさ」から安物自転車でお茶を濁してきたようにしか見えないが・・・。 しかし新規で今の時期に5万円切る値段で出せるということは 逆に言えばいかに「BSの一般車が軒並み高級化してしまっているのか」という話でもある。 だからこそ、この車種どうこうより・・・ 円安はともかく自業自得でリコール多発させたことも原因の 「異様なまでの値上げ」を是正するために「全体的に値下げ」できるような方策を採ることが 急務ではないのだろうか? それを自転車の精度やパーツをダウングレードすることに終始する前に、 (「定期点検は一応ある」で済ませるだけで、 メンテの重要性を説き車種個別の有用性を周知させる気などないなら) 「車種のみならず"リム・タイヤ規格"の集約」で とにかく在庫を減らし生産種別・補修パーツも減らし 「スケールメリットで値下げを断行することは避けられない」はず。 細かいところで言えば 「フルカバーのチェーンケース」も時代の役目を終えた物であり不要。 「電アシでフルカバーチェーンケース車がなくても販売好調」と証明していることから つまり「実はもう要らない物になってる」ため、 BS以外でも安物自転車への材料費を少しでも安く上げて チェーン注油を怠らせ劣化促進で買い替え需要を促す意味でも また「整備性を向上させる」という店の都合にも優しい 「半面カバー」や「ピストル型ケース」だけに完全に移行することが必須。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼個人的にはイマイチな車種達 [9.4kg]●K.B(ホダカ)RAIL sakura 700x32C 86900円(税込) khodaa-bloom.com/bikes/rail/railsakura/ 「配色的に女性専用の印象が強い」 ●アルミフレーム 仏式バルブ ▲外装10段 ▲10速なので「チェーンの耐久性が下がり、スプロケ交換時のコストも増す」 [13.0kg]▲GIOS「ESOLA」53900円(税込) www.job-cycles.com/gios/collection/detail6.php?22-ESOLA-1 ロクにスペックを書いてない時点で「あまり売る気がない」と判断できるため 「買わないほうが良さそう」となる。 ●2021版も「ボスフリー」 www.cycle-eirin.com/blog/brand_info/167943.html ※2014年仕様「ボスフリー」 revoeliteibtakato.naturum.ne.jp/e2203024.html [13.3kg]▲シュウィン「ベルフィールド」700×28C 62700円(税込) schwinn-jpn.com/21bikes/belfield.html 「ラレーのCLB」に似ているが「ボスフリー」だったり「シートポスト径25.4mm」など完全に別物。 [12.3kg]●丸石自転車「バルボアスィンコ」700×32C ●丸石自転車「バルボアセイス」 www.maruishi-cycle.com/2022/12/02/バルボアセイス/ ●丸石自転車「トライアングルsf」 www.maruishi-cycle.com/2022/11/29/トライアングルsf/ ●丸石自転車「アーバニティーal」 www.maruishi-cycle.com/2022/11/30/アーバニティーal/ ●アサヒサイクル www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2023/index.html www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2024/index.html 「全車ボスフリー」。 ▼THIRDBIKES ※14-28Tはボスフリーのみ thirdbikes.com/products/ hodaka-bicycles.jp/branding/ thirdbikes.com/products/fesresort/ thirdbikes.com/products/fescross-light/ thirdbikes.com/products/fescity/ thirdbikes.com/products/feswork/ thirdbikes.com/products/surfside/ thirdbikes.com/products/supersonic-chill-e/ thirdbikes.com/products/supersonic/ thirdbikes.com/products/fescool/ |13.8kg|外6▲B|SUPERSONIC|TB-22-007|スチール|前後C|700×32C|▲英式|35200円|黒・黒/桃|160cm~| |18.9kg|外6▲B|SOON|TB-22-008|スチール|前 C後 RB|26×1.50|▲英式|46200円|薄紫・薄緑・薄茶|160cm~| thirdbikes.com/products/fesmtb/ ※▲前サスなので省略 ●その後探してみたものの・・・ 主要メーカー(代理店)の車種には、 フロントシングルでも「ディスクブレーキ」であれば、それなりに見かける。 リムブレーキでも「フロントダブル・トリプル」の場合もあり、 なかなか全ての条件もクリアしている車種は少ない。 ▲他、多くの5万円未満の車種 搭載コンポーネントからして「安物ママチャリの延長でしかない」にも関わらず、 主な用途を考えると、(乗り降りのしにくさや後ろカゴ搭載運用も困難で)積載力も劣るためメリットは少ない。 ▽型フレームで構造的な強度を得られることで、全体的な鋼材の質自体が低い可能性も考えられる。 ▲▲▲論外:一覧掲載の価値なし▲▲▲サカモトテクノ「オールストリート」53900円(税込) www.sakamoto-techno.co.jp/cn3/cn21/SPORTS.html 相変わらず仕様確認すら独特の作法が必要なサイト。 分かりづらく検索にもヒットし辛い表示にメリットはあるのだろうか。 ↓ 改めて確認すると・・・ www.sakamoto-techno.co.jp/img/sports/allstreet_a.jpg ▲右側「700Cオールストリート」とあるのに「27.5×1.95」←27,5であれば「650B」 ▲右側「シフト:外装7s」とあるのに、左下には「チェンジ:外装6段」上側にも「外装6段標準装備」 ↑ 単純なスペックすらまともに記載できないような車種に購入メリットなしと判断。 ──────────────────────────────────── ◆ディスクブレーキ高額車種の懸念点【整備拠点】【費用】など ●「機械式・油圧式ともに」ディスクブレーキは・・・ → 「車輪を固定する駐輪機との相性」や、「駐輪場での雑な扱い」で不具合が起きる可能性が高まる。 → その後「雑多な自転車店では整備しようと思っても整備スキルも工具もないので不可」のケースもある。 ●雨上がりなど「プォーン」という音鳴りが出やすいという欠点(仕様)もある 「ブレーキパッドを外して「やすりがけ」 → 中性洗剤で洗って十分に乾かす」で改善はするようだ。 ●「ブレーキパッドの摩耗消耗具合が確認しにくい」 ●機械式は「値段安め」でも「整備頻度が多くなる」 ●油圧式は「値段高め」で「整備費用も高くなる」&「オイル入れ替えに時間もかかる」 つまり、「後のことを考えず、気軽に購入してしまうと後悔する確率が高い」。 拠点は自転車用ロードサービスに加入しておくことである程度カバーできるとしても、 自転車にかけられる費用が殆どないのに、 無理をして軽く10万円を超える自転車を買うと後々困ることになる。 (※7~10万円車種でも「きちんと整備」で、結果的に一番得出来る可能性が高いが、やはり「店選び」は重要。) ●「油圧ディスクブレーキ」でも「真っ当に整備できる店がある」とか 「ブレーキ整備費用が(距離次第とはいえ)例えば半年ごとに1万円でも何ら問題なし」であれば このような油圧ディスクブレーキのフロントシングル車種でも良いだろうし、 www.riteway-jp.com/bicycle/bombtrack/bikes/arise-geard2021/ www.riteway-jp.com/bicycle/bombtrack/bikes/munroe2022/ ●「機械式ディスクブレーキ」でも 「頻繁且つ適切に自分で整備できる」、「店に定期的に整備を依頼するので問題なし」というのであれば 特に気にするほどではない。 ◆ディスクブレーキ特有の課題がクリアできるのであれば、 「強度を確保しつつリムを軽くできる」メリットもあるので選ぶ価値もある。 スポーツ自転車メーカーであれば、補修部品の管理コストも考えると、 「スポーツ自転車と共通規格に移行させてしまったほうが都合が良い」というのはあるので ディスクブレーキへと移行してしまっているが・・・、 現実的に「ふらっと立ち寄って整備できる店があるかどうか」の差を埋められるほど 「実際に使用する地域的に恵まれているかどうか」 「整備費用をかけられるだけの経済的余裕があるかどうか」を よく考えた上で購入することが望ましい。 ※規格のアレコレページより ▲「(油圧&機械式)ディスクブレーキ」関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#Disk-b (主に油圧ディスクブレーキの問題点について掲載) ────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/157.html
最終更新日:2022.7.10 ●[千葉]思考停止している地域の指導は相変わらず「ながら」最優先取り締まり 2022.6.19 ●[群馬]指導警告の最多は「並進」なのに何故か記事名に使われるイヤホン 2022.5.29 ●[栃木]「大音量でのイヤホン使用」への赤切符?、●[長野]スタントマンショー(スケアードスレート) 2022.5.22 ◆[安全運転月間]全国一斉の自転車指導で各地域警察と放送局等の認識差が明確に 2022.05.15 ▲どさくさ紛れに雑情報を混ぜるTBS、●[山形]「無駄な実験」から浮かぶ疑問の数々 2022.05.08 ▲[新潟]何故か「並走とイヤホン使用が違反の代表格」扱い 2022.04.24 ●「若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない」という芸人のジョーク 2022.01.16 ▼基本的な内容 ▼遮音関連(イヤホン・ヘッドホン・カーオーディオ等の規制)━━━━━ 単純にイヤホンとしなかった理由に関しては、カーディオ規制も含む場合もあることを一切考慮しないことへの懸念。 ●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる www.npa.go.jp/news/koho/index.html 各種報道機関において、警察行政に関し様々な報道が行われております。 しかしながら、これらの報道の中には事実誤認と思われるものや、 説明が十分でないために国民に誤解を与えかねないものも見受けられます。 このページ内では一部の週刊誌報道に対するコメントとしても まさに遮音関連の 「自転車乗車中のイヤホンは着用(使用)だけで違反」という"事実誤認"を真っ先に思い浮かべる。 ▲「規制根拠となる条文自体を全く確認していない」 ▲「どういう規制なのか"中身"を理解していない」 というケースが目に余る。 ────────────────────────────────────────────────── ●3つのポイント 【1】着用だけで違反とは言えない 【2】原付等の免許取得時に「聴覚は不問」 【3】大多数の事故防止のためには【徐行・一時停止・確認】を厳守することが先決 分かりやすさ重視で簡潔な解説。 1:「交通に関する音等が"聞こえない"状態」でなければ違反ではない 2:自転車だけ聴覚重視することへの明確な矛盾 3:"事故の傾向を見れば"遮音を優先的に問題視すべきとは思えない 他にも色々あるが・・・ 「救護義務の重要性」や「印象論に影響されない判断力」も 忘れずに覚えておきたいところ。 ────────────────────────────────────────────────── 現状「片耳・両耳問わず」全都道府県で”使用そのものは”禁止されていないと認識しています。 問題は「交通に関する音または声が”聞こえるかどうか”」の「定義が不明瞭」なため、 「自動車の走行音」や「警官が道端から呼びかける声」さえも聞こえなければならないという風潮があること。 実際は「大音量」等の使用音量を記載していること、また、カーオーディオへの規制も含むため、 「サイレン音」や「拡声器を使用した場合の警官の声」が聞こえなければならないとは思いますが、 聴力がない自動車運転者への許可もあり、聴力そのものを問題視することに疑問があります。 「危険運転」と「遮音状態」は必ずしもイコールで結びつけることはできないというのが見解です。 「カーオーディオ、カーステレオ」、または「車両全般」も含む地域が大半。 (わざわざ自転車に限定しているのは「青森・岩手・秋田・山形」のみ) ※警告表(イエローカードや地域独自のレッドカード)は交通違反切符ではありません 注意された=違法というのは大きな勘違いであり、「注意して運転してください」という啓蒙活動の一環。 但し、「事故を起こした場合」、や著しく正当性を主張することで 他にも危険運転を引き起こす意思があると判断されれば、ピンク色の赤切符(交通違反切符)が発行される可能性が ゼロとはいえないだけに外すよう勧告されれば従ったほうが良いとは思いますが。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■遮音(イヤホン・カーオーディオ)規制のQ&A 今一度、遮音規制について考えてみる(個人的解釈も含む)。 以下の解釈に至った経緯については長々と書いてあるこのページを全て読み込んでみてください。 まず大前提として「(同様の内容もあるが基本的には)各地域で規制文が異なります」。 「道路交通法で”直接”イヤホン着用で自転車運転が規制されているという事実はどこにも存在しません」 ▼片耳ならセーフだけど両耳はアウト? 両耳でも「音量等の条件次第」であり、 基本的には「交通に関する音または声」が聞こえていれば、両耳でも問題は無いと解釈。 ▼使っても問題ないとか書いてたけど実際注意された!(警告カードを渡された) (現状の条文を見る限りでは)「大音量」での使用でも問題ないと書いたつもりは全くないです。 「口頭で注意・警告」「警告票」「警告カード」等は「赤切符のような交通違反切符ではありません」 「何回注意されても」「何枚累積しても法的拘束力は一切ありません」 「3枚で講習受けさせられるとか、赤切符に変化するという効果も一切ありません」 (もし本当にそういう事実があれば、その証拠と共に経緯を教えてください。事実確認後に紹介します) 実際の目的は 「事故になる危険性もあるので運転を見直して安全を心がけましょう!」というアドバイスの意味があるもの。 但し、そこでゴネて過剰に反抗的な態度をとると「反復的な犯罪を起こす意志がある」と判断されて 「警告票のつもりだったが赤切符に変更」という可能性がゼロとは思わない。 ▼「大音量」などの条件がわざわざ書いてあるのは何故? 小音量でも規制してしまうと、 自動車のカーオーディオ使用+窓を閉め切った状態でも規制にかかる可能性が高いため。 ▼交通に関する音または声って何? 主に「救急車やパトカーのサイレン音」が該当。踏切音も該当すると思われる。 個人的には「警官の”拡声器使用で”の交通整理」も含まれていると解釈。 「手招きをするアクションを一切なしで道端から呼びかける声」では 自動車である程度の距離が離れていては聞き取ることは不可能と判断できるため。 ▼「警察官の指示」ってあるけど道端から呼びかける声も聞こえないとダメ? 自動車やオートバイでも「誘導棒やアクションで気付く前に」 「道端から呼びかける声での内容をはっきりと聞き分けられるのであれば」、 自転車でも道端から呼びかける声を聞き取れないと違反になるだろうと考えているが、 現実的には不可能なので、拡声器を使わない声量で聞こえる必要はないと考えている。 ※各地域の条文だけを見れば基本的には「救急車やパトカーのサイレン音」が聞こえていれば十分に思えるが、 確認時はイヤホン・ヘッドホンを外さない状態で呼びかける声も聞こえなければならないこともあるらしい。 しかし実質的に環境音レベルまで聞こえる必要があるのかどうか疑問。 ▼「警官の存在に気付いて停止してからイヤホンはずしたらアウト? 自動車で停止して窓を開けること、オートバイでフルフェイスのヘルメットを外すことと何ら違いはないのでは? 窓を絶対に開けない、フルフェイスヘルメットをいかなる場合でも脱がずに交通取り締まりに応じることが 「普通」であれば、(自転車で停止してイヤホンを外す前の)耳につけたままの状態の違反を問えるかもしれない。 ▼「青森・岩手・秋田・山形」は「自転車に限定」してるけど何で? 自動車の場合、聴覚障害でも特別に許可された場合に道路を通行できるため、 その整合性がとれないことを考慮したものと考えられなくもない。 しかし、制定時期は不明ながら、単に、他地域を参考にせず深く考えずに定めたに過ぎないような気もする。 (他の多数の地域では特例として処理しているため考慮していないと見ている) ▼条文に「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないように」とある地域では着用しているだけで違反では? よくある勘違い。 「イヤホンやヘッドホンを書いている地域は規制対象で、書いていない地域でのイヤホン・ヘッドホンは規制対象外」という話ではなく、 交通に関する音または声が「聞こえない状態」を規制していると見るのが正しい見方。 「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないこと」 「イヤホンやヘッドホンを付けて”交通に関する音または声が聞こえない状態で”運転しないこと」 正しく理解するためには、両者は似て非なる内容ということを把握しておく必要がある。 ※秋田県の「周囲の音が十分に聞こえないような状態で」も「聞こえない状態」を規制しているため同様と解釈 ↓ 【どういう状態が違反になる?】 △イヤホンまたはヘッドホン着用で自転車に乗って走行していた ↑遠くからでは「状態が分からない」ので判断できない。交通に関する音または声が「聞こえない」状態で使っていれば違反。 ※使用者自身で判断する場合は踏切音が聞こえるかどうかを基準にすれば十分なはず。 ○(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえる状態で」自転車に乗って走行していた ↑法的には問題なし ×(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえない状態で」自転車に乗って走行していた ↑これは違反 基本的に停止させて確認しなければ分からないため、遠目で確認しただけで「違反」とは言えない。 「注意力が散漫になることで事故を頻繁に起こしそう」という 「イメージ優先」で危険性を語るのは、事故防止の本質を見失っている恐れが強いので要注意。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼基本的な内容 ◆「原則」として、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り、 「原則的に」自転車走行中に「交通に関する音などが聞こえる状態で」イヤホンは使えます。 「自転車走行中で"音量などの条件関係なく"イヤホン使用運転禁止」というのは、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り 【拡大解釈】となります。 ※そのため「違反すれば罰則のある徐行や一時停止」を軽視し、 歩行者優先を蔑ろにしているとしか思えない警察の街頭指導は 「優先度を履き違えた誤った(時間の無駄)指導」という認識が必要です。 ●警察に「注意される」というのは 「見ただけでは状態が分からないので【確認】の際に、 【重要:法的拘束力はない】が、イヤホンで音を聞いていないほうが「少しはマシ」というだけのこと。 (※一方で、警察官判断で危険な状況と判断されてしまうようであれば、不本意でも外すことに従うしかない?) ↓ (しかし、道交法第63条の10は「制動装置」に関する内容なので拡大解釈で、 道交法第70条、第71条の6が根拠とする場合、 概ね「交通に関する音などが聞こえる状態では規制されていない」ことになっていても、 やはり、サイレン音等以外で他者の足音や話し声まで聞こえなければならないはずがないのだが・・・) 「イヤホン自転車ではなくても」、 ▲「普段から見通しの悪い交差点で徐行なんてしない」 ▲「歩行者軽視は当たり前。歩行者優先のために一時停止なんて絶対しない」 ▲「予測運転って何?」 という感覚であれば、非遮音状態でも安全ではない。 反対に、「ほぼ遮音状態でも安全が確保できる」ことは、【自動車のカーオーディオ使用時と同様】に 「ブレーキ操作可能」「視界も確保」「予測運転も可能」なことが証明している。 ↑ ※万が一、遮音状態でこれらの行動が制限されるのであれば、 「条件設定など設けず」「自動車も含め」全国的に聴覚を遮ることそのものが一律で禁止になっている。 そもそも「明確なdB数の提示すらない規制」など、本当に法的拘束力のある規制として有効とは到底考えられない。 「ダウンロード禁止法のようなもので"形だけは一応存在する"」程度のもので、 警察が街頭指導で利用する理由は「対象者数が丁度良く街頭指導しやすい」ために、 「仕事している感を出すための恣意的運用」がされていると考えておきたい。 ◆もし、本当に「街頭指導で交通安全が目的」であれば、 片っ端から 「歩道での徐行無視&止まれの標識がある場所」で、 「一時停止しない自転に、警告カードや赤切符の発行」という状況が、当たり前の光景となっている。 ●学校での指導のため? 「若年層相手の指導内容であれば、使わないほうがいいと案内するのが妥当」という観点も妙な話で、 使わないことが安全のためには絶対不可欠のような考え方そのものが、むしろ安全軽視。 「カーオーディオ全般」同様に、窓を閉め切っていても安全に走行するためには 「地方条文での間接的な規制などではない」 「道交法で直接規制のある」各種の法令遵守「徐行・一時停止」から、 明文化されていない「予測運転」や「前・後・左・右の(予想と)確認」など、 特に「その地域で」「守らなかったために直接的な事故になった原因」を 徹底して紹介することが絶対的に最優先すべき内容であり、 「条件関係なく禁止のような"拡大解釈"」の「広報スピーカー」になる意味はない。 むしろ、音情報に頼り、「確認を怠ることそのもの」が危険。 例:アスファルトが綺麗に整地されていて、自転車のスプロケのラチェット音よりも 静かな走行音の自動車やオートバイが近づいてきているのに、 「音がしていないから急に曲がっても問題ない」と判断してしまうと事故になる。 ●「注意力が散漫になるから危険」という考え方を作り出している原因とは 遮音規制は多数の地域で車両全体への規制ということで「自動車」も含まれる。 では「カーラジオ・カーオーディオ」が問題視されないのは何故だろうか。 集中力を欠くという点で言えば「車内での会話」も十分に気を取られる要因になる。 「寝不足や考え事」でも危険に繋がると言える。 それらに対して「免許があるから気を付ける」とすれば、 「(条文の理解/読解力も含めた)交通教育が不十分」ということになるのだろう。 逆に言えば、自動車免許を持っている人であれば、 自転車で「(一応音量条件は問題ないとする状態で)両耳で音楽を聞いている状態でも」 「気を付けるのは当たり前なので、問題にならない」ということになる。 ●一方で、「環境音が全く聞こえない状態」が危険かどうか 「聴覚がなくても運転免許が取得できる」ことを健常者でも再現するなら、 「イヤホンやヘッドホンをしていても、音楽やラジオなど全く流れていない状態」で 「ノイズキャンセング」のみとすれば近いだろうか。 その場合、「音に気を取られるということがありえない」ため 「環境音の情報量は減る」として、少なくとも「注意力が散漫になる」という構図は成立しないため 「着用=悪」のような見方自体に無理が生じる。 むしろ「音がない」ことで、減った環境音の情報を補うために「集中力が増す」とも考えられる。 ●肝心なことは「徐行や一時停止や状況確認」 これらを徹底的に守るだけで事故の7割以上は防げるのでは?と思うだけに、 それを無視して、遮音状態に優先的に警告カードを発行しているようなこと自体が あまりにも不思議。 事故データとしても遮音状態だったから事故に遭ったとか事故を起こしたというケースが 全国的にも多いとは到底思えない。 事故に遭っている高齢者の多くがイヤホンやヘッドホンを着用していたとも思えず。 街頭での警告カードの発行対象として 「少なすぎず多すぎず、状況が分かりやすく、交通安全活動していることも分かりやすい」という 「都合の良い存在」として扱われているような印象が強い。 これがもし「徐行無視や一時不停止」に警告カードを優先的に発行するようにすれば 交通量が多い時間帯であれば1分どころか1秒で1人以上配る必要すら出てくるので困難を極める。 それでも自動車などのスピード違反取り締まりのように、 列の先頭の者に対して連続で次々と発行したほうがいいのではとは思うが、 今度は自転車への注意を優先するあまりに 自動車取り締まりでの徐行義務違反まで徹底していないことへの不公平感が増すことになる。 諸々考えて「色々と難しい」としても、誤解の温床となっている警告カード発行基準は見直して欲しいと思うが、 通年でのまともな交通教育が浸透するまでは、今のような誤った解釈を続ける者達が続くことだろう。 ────────────────────────────────────────── ●自転車イヤホンは危ない? (遮音状態ではイマイチ伝わりにくい可能性もあるので今回は分かりやすくイヤホン表記) 事故防止の観点から 「徐行や一時停止などを徹底厳守できる」のであれば、過度に危険視する必要はない。 「危険だと言われているから」「なんとなく危険だと思うから」を鵜呑みにせず、 「何がどう危険なのか」を冷静に判断することが重要。 もし危険な状況になったのであれば 「その状況に陥らないために」(音以外に)何をどうすれば良いかを考える機会とする。 ・常用速度が交通状況を一切考慮しない危険な速度(過度な急加速や急ブレーキも多い) ・交通状況の確認をしない(追い抜きや追い越し時/歩道→車道/車道→歩道) ・生活道路の交差点で飛び出しを予測しない これらのように「安全走行を軽視する」のであれば、 イヤホン使用していても、していなくても「どちらでも危険」。 特に「生活道路の交差点」は要注意。 オフィス街・住宅街など見通しの悪い場所こそ最も気を付けなければならない。 ●具体的な場面を想定 例えば、カーブミラーが設置されていない路側帯のある交差点で 左側通行を厳守していない(=右側通行)自転車が 速度をほとんど落とさずに曲がってくる場合を想定すると、 「その自転車の走行音を聞いて、どの位置に避ければ衝突を防げるか」分かるだろうか。 速度を出しているのであれば直角に曲がってくることは考えにくいが 左端を走行していたとして、相手が一旦外側に膨らんでからこちら側に向かってくる場合は 速度差から予めこちらが減速し速度が遅ければ遅いほど、または完全に停止していれば 回避しやすいとはいえるが、 初めから相手がこちらを確認する前から衝突コースを辿っていた場合は 「その自転車の走行音が聞こえていたとしても」絶対に避けられないという可能性も高い。 この場合でも「聞こえなかったから危険」で済ませて、 「聞こえていれば事故防止できた」と判断してしまうと、 同じ状況でも「聞こえている状態で遭遇して防げなかった場合」は 「相手が悪かった」だけで済ませるのだろうか。 「状況判断の切り分け」が、いかに重要かということになる。 ●結局のところ 「他車の走行音や環境音にまで依存しなければ安全な走行ができないような速度や状態」そのものを 「事故を防ぐ気がない」という見方もできる。 ────────────────────────────────────────── ■批判的な考え方への回答 ◆「自転車走行中にイヤホンで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 というなら 「自動車走行中にカーオーディオで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 という構図が当たり前として成立するだろうか。 ◆カーオーディオは「耳までの距離が違う」「ある程度の音は聞こえる」 というなら 自転車でも「適度な音量」で「骨伝導やオープンエア型」を使っていれば問題ないことになる。 こうして比較すれば、自転車イヤホンを悪として決めつけることに無理があることがよく分かる。 ★最も重要な点は「一時停止を日常的に守るかどうか」に尽きる。 「自転車で一時停止は日常的にしていないから問題にしたくない」けど、 「自転車イヤホンは自分はしないから消えて欲しい」というような 「交通安全とか本当はどうでもいい」という感覚で、 もはや単なるレッテル張りのような「都合のいい批判」を繰り返していれば いずれその矛盾に気付く人が増えたときに 「イヤホン自転車の批判は交通安全に繋がるはずと思っていたが、 実際はそれよりも優先すべきことがあった」と分かるはず。 ●「イヤホンをして自転車に乗っているような奴らが交通ルール遵守するわけがない」 と言う人達は 自ら徐行や一時停止を遵守しているのだろうか? 歩行者に配慮した走行ができているだろうか? 「なかなか予期しないような突発的な状況に遭うことも十分にある「公道」ということを気にせず、 身勝手に公道レースを楽しむような感覚で無闇に速度を上げて走行していないだろうか?」 己の事故防止への意識の低さと安全軽視を棚上げにして 「あいつらは危ない」ということにすれば、交通安全が保たれるのだろうか。 そもそも、大抵のイヤホンをせずに自転車に乗っている人も「交通ルールなんて遵守するわけがない」 という感覚で走行していなければ、現実的な事故防止にならないと思うがどうだろうか。 ●「強引な解釈で危険なイヤホン走行を合法のような錯覚をさせようとしている」 という人がいれば、とりあえず 「こちらで47都道府県の遮音関連の条文を全て提示している【遮音(47都道府県別)条文】ので、 お住まいの地域(都道府県)の条文を確認してください」と言いたい。 その上で短い条文を読み込んでも違反と信じてやまないのであれば 警視庁・道府県警単位の「"一般人にも口調が丁寧な道交法の詳しい人"に」直接 単に「イヤホンなどを着用し音楽を聞いていること"だけ"で違反に問えるかどうか」 確認してみることを薦める。 その際「交通に関する音などが"聞こえるかどうか"は無関係で」ということを 念入りに強調して確認してみれば、 「聞こえているのかどうかという主旨のため、聞こえるのであれば法的に問題がない」と分かるだろう。 「但し、事故を起こせば違反に問われる」という場合でも、 道交法71条「その他の規定」から派生する条例である遮音関連の"間接的な"因果関係を導き出すことに時間をかけるよりも、 道交法72条で直接規定のある「救護義務に違反するひき逃げ」や、 道交法70条「適切にブレーキ等の操作を行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」のような、 「悪質な人命軽視や事故の結果」を優先される可能性は高いと見る。 「徐行・一時停止無視」が原因でもあまり優先されている傾向が見られないことは残念だが、 (専門家風の人達も含む)マスコミ的には本質を一切考慮せず、 根拠の乏しい感想や印象論で「イヤホン自転車は危険」と当面は過度に問題視するのだろう。 ●規制の意義? ───────────────────────────────────── そもそも自転車の加害者・被害者に含まれる全ての事故で 遮音状態の自転車が「「実数として」」どれだけあるのだろうと考えると、 規制対象に置くことそのものへの疑問がある。 ───────────────────────────────────── 「全ての自転車事故で遮音状態が半数以上」であれば 規制することに一定の意味があると考えるが、実際は 数えるほどの件数が物珍しくニュースになるくらいではないだろうか。 遮音規制は実質的な用途では迷惑装置でしかない「警音器の装着義務」や、 使えば危険な状態にもなり得る「手信号」のような、 "意味を成さない規制"に思えて仕方がない。 例えば、音情報を過信するあまり、選挙カーの爆音が原因により、 交差点で侵入する他の自転車の存在に気付き遅れ衝突した場合、 選挙関係者を相手取って裁判を起こして勝てるだろうか? この場合、音情報を阻害した選挙カーに問題があるとは認定されず、 自転車側が「徐行・(標識標示があれば)一時停止の義務を怠ったことが原因」 とされるのではないだろうか。 そもそも、そんなに音情報が大切であれば 真っ先に「カーオーディオ全般を規制」していなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もし「他車の走行音のような環境音が聞き取りにくい」ことを槍玉に挙げるつもりであれば 普通自動車でもトラックでもオートバイでも 「走行音がうるさい車種も公道走行不可」でなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「運転に集中できなくなる」→ 「考え事」や「寝不足」はなぜ問題視しない? もし耳までの距離を考慮するなら「音量等を適切に使いましょう」と案内すればいいだけ。 「免許がないから」 → 義務教育・家庭内での交通教育が全く足りないからでは? 「イヤホン使用は違反!」と言うことで間違いなく自転車の交通安全になる あまりにも的外れ。「事故を"防止"すること」が最優先ではないのだろうか? 交通教育で事故防止のために 「非遮音状態であることは一時停止・徐行よりも優先されなければならない」と 本気で信じているとすれば、 「実は事故防止など全く考えていない」と思わざるを得ない。 ●「交通に関する音や声」について jitensha-hoken.jp/blog/2018/01/earphone-violation-criterion/ 主に音情報についての内容。 条文は提示していないが、「最初から根拠が無茶苦茶な違反が前提」ではない ある程度は理解していると思われる。 自転車のベルを鳴らしてクルマのドライバーに聞こえるかどうかは微妙だけれど 自転車ベルの音量規定が法律で定められていない時点で、実際には「自転車ベルの存在自体が無駄」。 聞こえるかどうか怪しい音色を響かせる動作をとる前に「回避・停止」が最優先であり 「歩行者が大音量で音を流していて"相手が"全く聞こえていない場合もある」ので、 自転車側が発すべき音としては一応「適切な注意を促す言葉を発せばいいだけ」。 人前で声を出すことが苦手な人であれば、 「特別な装置として許可を得て警音器を取り付け」という方向がむしろ正しい。 確実に聞こえるとは言えないのに主に歩道で違法に歩行者をどかせるために使う という用途に使われることが正しいわけがない。 自動車も自転車でも音が聞こえなければならない理由は 条文内に具体的な内容のある地域の例を借りれば主に「緊急車両の警告音」が該当する。 しかしここでは触れていないが、 (聴覚障害者への特別措置は常に慎重な行動を要求されるため状況が異なるというとしても) そもそも原付免許などでの聴覚試験はないという事実がある。 何故一般的な生活自転車よりも早い原付などの免許には免許取得時に「聴覚が不問」なのに、 「走行するにあたっては聞こなければならないのか」という疑問もある。 公道走行のために必要であれば、最低限の試験を行うのは当然ということになる。 つまりこれも、「自転車での手信号のような矛盾した内容」ということに他ならない。 ※「手信号を使えば安定を失う恐れがある」「確実にブレーキ操作ができなければならない」は相反する。 逆に両耳にイヤホンをして音楽を聴いていても、警察官が呼び止めた際、 無視せずに止まれば外の音が聞こえているということで法律違反の対象にならずセーフである。 あくまで安全利用のためのものであり、片方の耳だからオッケイ、両耳ならダメという話ではないのだ。 以前、妙な記事があったので、京都府警ではないが警察署に確認したときは 「道端から呼びかける声も聞こえないとダメなんですか? (一部地域を除き)車両全般の規制なので窓を閉めている車内で、 ましてやカーオーディオ使ってたら遠くで呼びかける声なんて聞こえないですし、 (無改造でも走行音がやたらうるさいオートバイなどであれば聞き取れるわけがない) ジェスチャーで誘導されてそれに従うことができれば問題ないですよね?」という問いに対して、 「止めているのは状態を確認するためであって、止めた後に確認して聞こえていることが分かれば開放している」と 実際に返答をもらったことがあるので 「遠くから"一切ジェスチャーなし"でも呼びかけている声に反応できなければアウトにはならない」と言える。 結局のところ、優先順位を勘違いして 単に「イヤホンを目の敵にして指導しているのは"交通事故防止を最優先で考えていない"マニュアル悩」 という見方もできる。 注意されたとしても「交通に関する音などが聞こえる状態であれば」あまり深刻に考える必要もない。 何より、予測運転を徹底無視する非イヤホン使用者よりも遥か上の優位に立てる、 「徐行や一時停止を徹底的に遵守し、予測運転を常に心がげている」ことは、誇るべき安全な志向。 「公道では"音情報に依存するオラオラ運転"よりも、"慎重な運転"こそ最強の安全」と覚えておきたい。 一方では「交通の流れを阻害する恐れもある」という理由で 横断歩道に渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しないほうがいいという酷いマナーがあるくらいなので、 「経済優先感覚では人命よりも優先されなければならないものなのか」という怖さがある。 ●音情報を過度に信頼する考え方への疑問 無論「聞こえないよりは聞こえていたほうがいい」という意味であれば分からなくもないが・・・、 例えば「(違法改造ではなく)最初から走行音そのものが煩いオートバイ」の場合、 「細かい音が聞こえるとは思えない」以前に、聴覚試験自体ない(※)というのもある。 そもそも音情報がそんなに交通安全に寄与する絶対的な要件であれば、 カーオーディオ搭載が禁止されていて、 窓も閉め切った状態に出来ないような構造にされていなければならない時点で 「適正な速度と走行方法・ブレーキ操作・徹底した安全確認」に比べると、 交通に関して(踏切音やサイレン音のような特例を除けば) 一応は故障に気付きやすいというのはあるとしても、 音情報を過度に気にする意味はないと常識的に理解できるはず。 (自己判断力が低い幼児子供などを除き)ヘルメットや保険にしても言えるが、 守らなければ危険に直結する一時停止や徐行を置き去りにしてでも最優先で気にすることが重要なわけがない。 (※) k-ds.co.jp/course/price/ 大型二輪免許、普通二輪免許、小型特殊免許、原付免許については、 「聴力」の適性試験がなくなり、聴覚に障害のある方もこれらの運転免許の取得ができます。 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/license/acq/tyoukaku/index.htm 聴力試験を必要としない免許種類 取得出来る免許種類 ・原付免許 ・小型特殊免許 ・普通自動二輪免許 ・大型自動二輪免許 ▲車両運転中の携帯電話についての記事にイヤホン等に関する完全な蛇足 [自転車だけでなく自動車も含む車両全般に対する内容] kuruma-news.jp/post/315858 また、運転中は、車外の音が常に聞こえる状態でなければいけません。 よって、両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら別の違反になります。 例によって勝手な意訳。 ▲間違い(1)「運転中は、"車外の音"が常に聞こえる状態でなければいけません」 主に「"サイレン音などの"交通に関する音などが聞こえていなければならない」という規定であり、 「車外の音」が聞こえなければならないという条文など存在しない。 どの程度の距離からどの程度聞こえなければならないのかという具体的で明確な定義も存在しないため、 「車外の音が聞こえなければならない」だけで括ってしまうと 「窓を閉め切ってカーオーディオを使用すると車外の小さめの音までは聞こえないので違法状態」と言える。 ▲間違い(2)「両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら違反」 両耳イヤホンとかヘッドホンかどうかは「無関係」。 骨伝導もだが「オープンエア形式のヘッドホン」という存在すら知らないのだろうか。 そして、主に"交通に関する音など"が"聞こえているかどうか"が重要なので、 形状等よりも、音量等の調整で「聞こえる状態であれば違反ではない」。 なぜこうも否定論者達は「道具」そのものに過度に執着するのだろうか。 「物事の本質を捉えよう」という概念が欠落しているとしか思えない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼条文を概ね正しく読み解いている希少な記事達 ◆珍しくほぼ正しい内容でもあと一歩惜しい記事 www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/21/news019.html 日本の場合、国が定める道路交通法では 自転車運転中のヘッドフォン、イヤフォンの装着は明確に禁止されているわけではないが、 各都道府県により扱いが異なる。 例えば、東京都では道路交通規則 第8条 (運転者の順守事項) により、 「高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」 と明記されている。 【明確に禁止されているわけではない】と【聞こえないような状態】。 不可解な警告カードの優先度の影響から 「着用だけでも禁止されていると勘違いしている人」は 未だに多そうなイメージなので、しっかりと条文を紹介しているのは素晴らしい。 しかし、骨伝導なら絶対に聞こえないような状態にならないかといえば ポータブルアンプなど幾重も繋ぎ、異常なほどの爆音を響かせ "サイレン音さえ聞き取れないような状態になっていれば"「違法」になってしまうので注意が必要。 宣伝のような紹介記事なので商品に否定的なことは書けないと思われるが、 「骨伝導なら絶対大丈夫とも言い切れない」という落とし穴があることは知っておきたい。 ◆「イヤホンをしているだけでは違反ではない」という"事実"の紹介記事 bike-news.jp/post/234597 「オートバイ」サイトの記事ではあるが、基本的な自転車と同じ「2輪車仲間」として 殆どの地域で「車両=4輪の普通自動車と同じ規制」という意味を 把握してない人達にも少しは理解されやすいはず。 しっかりと根拠条文を提示していることも含めて「これこそ真実の遮音関連記事」。 ※多くのイヤホン自転車記事では「法的根拠を全く示すことなく」、 もしくは「道交法70条"だけ"」を提示し、 「人の話声や他車の走行音が聞こえなくても違反」のような 「誤解でしかない内容を」既成事実化しようと必死な記事だらけで辟易していた。 例えば、神奈川県警は2011年5月1日に 「神奈川県道路交通法施行細則第11条(運転者の遵守事項)第5号」を改定しています。 改定内容には、「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」と 記載されています。 ↑ この時点で警察庁が具体的な違反内容(サイレン音など)を挙げた上で 【「人の話声や足音」「他車(自転車も含む)走行音」は含まれない】 (↑そもそも通常走行音の煩いオートバイが存在する時点で絶対に無理) 【"着用そのものは違反ではない"】と明言していれば その後に「優先的な指導に無駄極まりない人手を割いて、 「補聴器まで外すように言うような狂った指導」や、本来の事故防止のための交通安全に必須な 【徐行や一時停止を蔑ろにする】"意味不明な状況"に突入することはなかったはず。 「安全な運転に必要な音又は声」とは、 「クラクションや緊急自動車のサイレン、警察官による指示などのこと」を指します。 ↑ こうしてきちんと紹介している記事を今まで見たことなかった。 ━━━━━━━ ●音量の大きさ云々ではなく「サイレン音が」聞こえていたかどうかが重要 例えば、緊急車両のサイレンが聞こえないほどの音量で、音楽等を聴いている場合などは、 違反に当たる可能性があります。 そのため、実際に警察に違反と判断される場合は、 音量そのものについてではなく「安全運転義務違反」が該当する可能性があります。 ━━━━━━━ つまり、ドライバー及びライダーがただ音楽を聴いているだけ、 イヤホンをしているだけで違反になるというわけではありません。 周囲の状況を把握できる音量であるかが、ポイントとなります。 ↑ そう、まさしくこの通り。 ★【音楽を聴いている、イヤホンをしているだけで違反になるわけではない】 ★【周囲の状況を把握できる音量であるかがポイント】 ひとつ目のイヤホンを使用する方法に関しては、明確に法律で禁止されているわけではありません。 しかし、安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合、罰則が科せられる可能性があります。 片耳のみの装着でも、周囲の音が聞こえていないと罰則対象になる場合もあります。 ↑ 【安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合】罰則がある可能性 そのため、ある程度「恣意的運用」をされてしまう危険があることが懸念点。 しかし、これを「止められた時点で違反」だの「交通指導票(イエローカード等)を渡された」ことを 違反と思い込み 「着用=違反という完全な嘘」を吹聴しようとする「理解力の低すぎる人間がいる」から始末に負えない。 ◆もちろん「自転車は交通弱者であり、安全のためには"なるべく着けないほうが良い"」 という意味であれば理解できる一方で、 ▲「着けていることは(罰則ありの)違反になる」と 都合の良い変換をするようなことは、もはや本来の条文規制を逸脱した「悪質な風説の流布」。 ツーリング中や通勤通学中の渋滞に音楽を聴くと、気分が高まるだけでなく 長時間の運転による苦痛を和らげるなど、ライダーにとってさまざまなメリットを感じるかもしれません。 ↑ 既成事実派の常套句として「注意散漫になる」を挙げるのもいるが、 むしろ運転中に音楽を聞くことで「リラックス効果がある"場合もある"」ということは、 余りにも都合が悪いために、一切「耳に入らない」のだろう。 音楽を聴く行為自体は法律違反にあたりませんが、 それによって安全運転や周囲への注意を怠ってしまうことは、大変危険です。 走行中に音楽を聴く際は、十分にマナーを守り、節度を持って楽しむという意識が求められます。 ↑ 締めも「周囲への配慮」を欠かさないことが重要とあるのが素晴らしい。 唯一、惜しいと言えるのは そのために「徐行」「一時停止」を筆頭に「予測運転」も忘れず、常に安全運転を心がけて運転しましょう。 となかった点。 [△]中途半端に正解なパナソニックの見解 ec-club.panasonic.jp/bicycle/contents/earphone/ ○ 自転車のイヤホン走行は違反ではない! 法律違反となる「危険行為」にイヤホンの使用が含まれるかどうかが気になるところですが、 結論から言うと改正道路交通法ではイヤホンの使用を明確に禁止しているわけではありません。 そのため、イヤホンを使用すること自体が法律違反となるわけではありません。 ただし、実際には「警察官にイヤホンを外すように言われた」 「イヤホンの音量を確認されて、指導・注意を受けた」といった例も少なくありません。 このような例は交通違反の取り締まりではなく、 警察が事故防止のために指導・警告を行うもので、 「自転車指導警告カード」という黄色いカードが渡されます。 ↑これは正解 × また、道路交通法では明確な違反とされていない「イヤホンの使用」ですが、 各都道府県で定められている道路交通規則や条例においては、 イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。 そのため、都道府県によっては、条例や規則違反となって 罰金が科せられるケースもあるので注意が必要です。 【イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。】これは間違い。 (※京都などの目標を掲げているだけの条文は"罰則なし"の条文のため論外) ↓ 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】であり、 上にもあるようにイヤホン走行自体が禁止されているわけではない。 × 自転車でイヤホン走行は片耳でもダメ! 大見出しが間違っているのに・・・ ↓ ○ 【埼玉県「道路交通法施行細則について」より】 周りの音が聞こえない状態で運転してはいけません。 開放型のイヤホン、片耳の使用が大丈夫ということにはなりません。 大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということで 「片耳か、両耳か」「骨伝導式か」といったことを理由に、 イヤホンの使用が認められるわけではないことがわかります。 実際の取り締まりでも「警察が呼び止めた時に気づかなかった」という場合、 「外の音声が聞こえていない」と判断されることがあるようです。 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】 つまり正しくは「片耳でもダメ」ではなく、 「片耳でもダメな状態とは?」になる。 (京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例) これは正式な道交法関連の条文ではないので同じ項目に載せるのはNG。 「赤切符発行要件になり得ない罰則のない条文」を 赤切符発行要件になり得る罰則ありの条文と並べて正しい判断ができるはずもない。 まるで「カニ」と「カニカマ」は「遠目から見れば両方カニです」のようなことを 真剣に正しいと思っていることになるので間違いに早めに気付いて欲しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●[千葉]思考停止している地域の指導は相変わらず「ながら」最優先取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/4bce464fdc50b88916ce48be55667f21c36acb75 県警は7月10日から19日までの夏の交通安全運動で、自転車の交通量が多い 県内41か所の「指導啓発重点地区」を対象に、 スマホやイヤホンを使っての「ながら運転」などの指導や取締りを実施するということです。 県警の担当者は「自転車も車両の仲間。 歩道では徐行をするなど、ルールを守ることを徹底してほしい」と呼びかけています。 ↑ 6月はほぼ報道もなく、7月は夏の交通安全運動で「1ヶ月ぶりに」他の地域も報道するのだろうか。 そして、スマホ画面注視とイヤホンを使っての「ながら運転」を相変わらず同一視する「思考力の無さ」。 イヤホン自転車が全て消えれば、歩道で徐行する自転車だけになるとでも思っているのだろうか。 歩道で徐行を徹底させたいなら まず「歩道での徐行違反に」最優先で指導警告を出さなければ改善するわけがない。 どうしてこうも「イヤホン無関係」の「目の前にある違反」を悉く無視するのか理解不可能。 こういう「ほぼ無駄なことに人員を割くようなこと」で警察不信に繋がり、 事件への情報提供などの協力関係に亀裂が入るとは微塵も考えないのだろう。 ●[群馬]指導警告の最多は「並進」なのに何故か記事名に使われるイヤホン news.yahoo.co.jp/articles/941d770b46c8a294f574bfc08b497a2662497fd6 「自転車は車両」イヤホン取るよう女子高校生に注意…走行マナー重点取り締まり(読売新聞) ━事故の分析 県警によると、県内では昨年、自転車が絡む人身事故が2002件発生し、 前年比16・8%増となった。死者も8人に達し、前年比で倍増した。 ━指導警告表の実数 昨年は違反への指導・警告も5万5746件あり、「並進」が3万2168件と最多で、 「一時不停止」「無灯火」と続いた。 並進が過去にどれほど事故の直接原因になっているかと考えると、 果たして指導警告を優先すべきなのかという問題もある。 ━街頭指導の内容紹介では・・・ 重点路線として公表された前橋市箱田町の交差点では8日、近くの高校の下校時刻に合わせ、 前橋署員4人が目を光らせた。ここでは自転車の並走や携帯電話を使用しながらの走行が多いといい、 イヤホンをつけて乗っていた女子高校生に同署員が「イヤホンを取ってください」と注意していた。 県警交通企画課は「『自転車は車両だ』という意識を持つことが大事。 ルールの周知に努めていく」としている。 ↑ ここで唐突に実数として出ている3つの違反ではなく、 "その他"扱いのイヤホンを注意している様子の紹介。 「自転車は車両だ」という意識を持つこと」 に対して 「イヤホンを取ってください」 へ繋げてしまう謎。 ※「自動車も車両なので、窓を閉めてカーオーディオ全般を使わないでください」となっているなら分かるが・・・。 ▲「文言を選ぶ編集者の"意識の問題"」か ▲「前橋署員の現場担当者の"指導姿勢の問題"」か。 実際の交通事故を減らすという意味では「ほぼ無意味」でも 一応「並進が最多」であれば、ちゃんと並進への指導を紹介すべきだったのではと。 ●半ば常識のように多くの地域で「一時不停止」への警告をしている様子を報道しない現状 「一時不停止は事故に大した影響を及ぼさない」と思うほど 「想像力が完全に欠落」している人達が、交通安全を語るほど恐ろしいものはない。 ●徐行に至っては指導警告の報道自体を見た記憶が皆無に等しい 100歩譲って「歩道に歩行者の通行が少ない」ならまだしも、 歩道に歩行者が多い地域であれば、 片っ端から徐行違反に警告カードを1日何百枚でも発行しようと思えばできるのに 全くそのような気配すらない。 ↓ 結果として歩道爆走する自転車は減らないどころか ベルを鳴らして歩行者をどかせようとする無法者まで野放しという。 ↓ 多くの自転車事故の直接的な原因ではないイヤホンを槍玉に挙げるのであれば まず歩行者の安全を守るために徐行違反の取り締まりを行うべきに思えるが 何故か重要視されない。 (見通しの悪い「止まれの標識がない」交差点での徐行違反取り締まりのほうが 更に事故防止には効果的) ↓ もし「歩道ではそんなに事故は起こっていないから、そこまで徐行を気にする必要はない」というなら (遮音状態でもブレーキ操作は可能なため) 「(ブレーキ操作が正しく出来ていなかったではなく)イヤホン使用が"直接の原因"」の事故が 存在していたのかすら怪しい時点で 「イヤホンをそこまで気にする必要はないのでは?」となってしまう。 ●[栃木]「大音量でのイヤホン使用」への赤切符? news.yahoo.co.jp/articles/674294284a63094b24fbea7078aa4d19e7bd91ef 自転車の一斉取り締まり 大音量でイヤホン使用など5件 (とちぎテレビ) 栃木県内19の警察署が今月20日に73カ所で自転車の一斉指導・取り締まりを実施した結果、 大音量でのイヤホン使用など合わせて5件の取り締まりと143件の指導を行ったということです。 やはり「イヤホン自転車」をそこまで目の敵にするのか本当に分からない。 「警察としては"単に若年層狙いのために利用している"だけ」でしかないのに、 それに感化されて「一律で違反と思い込んでいる人達」も湧いてきている始末。 そこまで音情報にこだわる意味も根拠も不明。 「聞こえたほうが安全」という意味であれば、まだ理解を示せるのだが・・・、 それを法的に規制するほどの意味があるのだろうかといえば、やはり疑問。 止まれの標識での一時停止遵守よりも「イヤホン自転車は違反」などと警察が無意味なことをしているから 「本当の意味での安全」が蔑ろことになっているのに気付けない。 カーオーディオと比較すると耳までの距離が近いから注意散漫になりやすい? 寝不足・考え事・体調不良を問題視できない時点で無理があり、 単に、音楽を聞くと速度を上げて走行するかどうかでいえば、 音量ではなく「使用者の安全意識と遵法精神による個人差」でしかない。 免許がない若年層を理由に挙げる場合、 「普通自動車免許があれば、カーオーディオ全般が問題になっていないように、 (サイレン音等が聞こえれば)イヤホン自転車でも何ら問題なし」になるとしても、 結局は「主に自転車月間だけ、優先度を根本的に勘違いしている街頭取り締まり」では意味がなく、 通年での交通教育の実施がなければ、絶対に事故は大きく減ることがない。 それにしても、 各地の報道を見て思ったのは 「現場の警察が優先度を履き違えている」という問題が大きいとはいえ、 「テレビ局職員の法の捉え方」にも問題がある。 弁護士かどうかではなく、 「何のための啓蒙活動なのか」という意味を理解していれば、 本当に必要なことが見えるはずなのだが・・・ 地方でもテレビ局といえば「エリート」の部類のはずなのに、 こうした警察の無意味な活動の広報スピーカーと成り下がっていて、 「実際には"真意を汲み取る思考力"が皆無」と分かってしまうのが残念。 ●[長野]スタントマンショー(スケアードスレート) news.yahoo.co.jp/articles/7ab54a69df14a3a6e0f79afc523af9c45765d83d このほかに、携帯電話を操作したり、ヘッドホンで音楽を聴いたりしながら自転車で走るといった、 高校生などで目立つ違反行為も実演し、正しい自転車の乗り方を説明しました。 一時停止の危険性も伝えていても「止まれの標識の向きが逆」だったり、 単に「スタントマンショーに"現実"の条文を重ねて考えること自体に無理がある」というべきかもしれないが、 「最初から聴覚などに頼らず」周囲を警戒し、正しくブレーキ操作しないことが問題という意識はないようだ。 そもそも「音楽を聴きながら運転することが自体は違反ではない」 「サイレン音のような音が聞こえない状態」が違反というだけ。 ◆[安全運転月間]全国一斉の自転車指導で各地域警察と放送局等の認識差が明確に 普段全く赤切符も警告カードも発行していないような地域であればあるほど 「渋々駆り出された結果」が、 お上(警察庁)のお達しにあるという「イヤホン重点指導に従えばいいだけ」という 「思考停止に陥っている」傾向が強いような気もしたが、 対照的に「静岡・広島・愛媛」のように一時停止を最優先している地域もある。 (※一時停止のページに掲載) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/159.html 赤切符発行数の多い兵庫・大阪・東京の様子が全く報じされていないのは 「こういうときしか報道しないような地域とは違う」という意味なのだろうか。 いや、単に「警察のアピール」よりもっと優先報道すべきことが多いというだけかもしれない。 それにしても、全国一斉という話として、5月は恒例の自転車月間として行っているのは分かるが、 今後年間通じて「毎月」「全国一斉」の街頭指導が、果たして継続できるのだろうか。 北は北海道から南は沖縄まで「全く報じられていない多数の地域」の警察にしてみれば、 そもそも人員不足ということでもあれば、優先度の低い自転車に「人員を割けるわけもない」ので 数名で1時間ほど街頭に立って「はいちゃんと街頭指導してましたよ」と テキトーに報告しているだけような気もする。 実際、事故データ検証して事故再発のための構造的に工作物設置や 学区内の学校や地域住民に対しての危険個所としての報告や、 道路に凹凸を付けるかどうかといった「直接的に意味のある具体的な対策」には 熱心に取り組んでほしいとは思うものの、 それに比べると、「街頭での声かけ運動」に、どれほどの意味があるのだろうかという。 それにもし年間継続したとして 少なくとも「イヤホン自転車への警告カード最優先発行しているような地域」では まず間違いなく交通事故の総数は変化なしかせいぜい「微減」でしかないことは、 「これまでの経緯」から明らかであり、またそれ以前に、 全自転車乗りに占めるイヤホン自転車の割合で分かり切っていることなのだが・・・、 よくこんな「深く考える必要など全くない簡単なこと」すら、 頭の中で考えられない人間が多数なことに恐怖すら覚える。 ▲警察側の想像力皆無な人達には・・・ (1)全ての自転車関連の交通事故の詳細を紙に出力 ↓ (2)一件一件事故の「状況・原因」を確認 ↓ (3)「イヤホン自転車が含まれている事故」は、そのうち何%でしたか? ▲一般市民の想像力皆無な人達には・・・ (1)一番自転車が多い場所で丸一日じっくり 街行く自転車を眺めてイヤホン自転車と、そうではない人の「実数」を数えてください ↓ (2)「イヤホン自転車」は、そのうち何%でしたか? これが「90%以上」でもあれば、真っ先に警告カードを発行する意味も"少しは"理解できる。 そんなわけがない時点で「明らかに無駄」と、何故考えられないのか。 参考◆事故の形態 bunshun.jp/articles/-/54449 警察庁の統計によれば、2021年中に発生した交通事故のうち、 自転車が関与したものは約23%であり、うち約79%が自動車相手の事故である。 事故の形態としては、自転車事故の約半数が「出会い頭」での衝突だ。 主に交差点で、異なる方向から進行してきた車両同士が接触する形である。 実際に、車・自転車を問わず、信号機のない交差点などでヒヤッとした経験のある人は多いだろう。 ●「出会い頭」での衝突を防ぐために重要な「徐行・一時停止」は、イヤホン自転車には出来ない? 逆に「イヤホン自転車でなければ徐行・一時停止を厳守する?」 ↑ 「どちらも間違い」と分かる。 多くの事故原因としては、「適切に停止しなかったこと」のはず。 それを「遮音状態が原因」に繋げようとする魂胆が全く理解できない。 そんなに聴覚が重要なら自転車より速い乗り物たちの ◆「カーオーディオ全般も完全に違法にしてください」 ◆「原付等の免許に聴覚試験を復活させてみてください」 ◆「走行音の煩いオートバイの走行を規制してください」 と言う。 一部良識のある地域・記者・局もあるが、 中身がほぼ「雑」もしくは「間違い・曲解・意訳」に溢れているのは、 条文の中身など一切見たことがないような記者達が 警察側の「広報スピーカー」として利用されていることに 何ら疑問を持っていないからに他ならない。 本来、「地域ごとに」具体的に自転車が関する「事故」を精査し「環境の改善」や、 一過性の街頭指導ではなく、「当たり前=常識」を身につけさせることこそが 重要のはずなのに、「報道機関としての役割は何処へやら」で、 「考える力すら消え失せている」ことがあまりにも残念。 「交通安全になど興味なし」(むしろ事故の派手な画は視聴率稼ぎには都合が良い) 「警察の年中行事的な"お仕事紹介"が出来れば良い」くらいにしか考えてなさそう。 それでも「記事内にチラっとイヤホン(ヘッドホン)が出てくる」ならまだマシ。 (一時停止や徐行など完全無視で) 「記事名にイヤホンやヘッドホン」と書き、その部分に注目させることは 「本来の安全のための優先度を蔑ろにする問題」とは微塵も考えず、 「真の意味での交通安全の意義」が薄れてしまうことには全く気付いていない様子。 罰金とか厳罰化すればいいというコメント欄にあっても、 それは「自分は自転車には乗らないから無関係」で、 「目障りだから金取ってやればいい」くらいの感覚でしかないのだろう。 ●[鹿児島]危ない事例でイヤホンを挙げるも事故データなし 5月は自転車指導月間 自転車利用者に指導・取り締まり 鹿児島 (鹿児島ニュースKTS) news.yahoo.co.jp/articles/eddff207b06ee67131a704a1a7fad08f230e4914 鹿児島西警察署 吉見和彦 交通課長 「携帯電話、イヤホンをしたままの運転で危ない事例が多い。 基本的なルールの順守をお願いしたい。」 ↑ 基本的なルールとは「一時停止・徐行の遵守」「歩行者優先」では? ●[鹿児島] (同上) news.yahoo.co.jp/articles/061acc2041e1625282413d1f2db70f43de65a51d 自転車指導月間に合わせ全国一斉取り締まり (鹿児島読売テレビ) 鹿児島西警察署の管内では、 ながらスマホやイヤホンをつけて走行するなどの交通違反が目立つという。 鹿児島西警察署の吉見和彦交通課長は 「身を守るためにヘルメットの着用、自転車に乗る場合に 車道であれば左側を通るというような基本的なルールの順守をお願いしたい」と 注意を呼び掛けた。 ●[鹿児島]メインは傘差し運転への指導でも・・・ news.yahoo.co.jp/articles/f893f9b0bcd1569cbb2d373d3980e899c32fc4a1 傘さし運転もだめです 自転車の悪質運転一斉指導取り締まり始まる (南日本新聞社) 同署によると、無灯火やイヤホン、携帯電話使用の違反が多い。 ↑ 何度書いても「条件問わずイヤホン着用使用だけで違反にはならない」。 ●[香川]左側通行が最重要のようだ news.yahoo.co.jp/articles/f7f6e203b08a99110cadf886bf41b7d2bb4bd7d7 香川県警が自転車運転の取り締まり 右側通行で検挙も (KSB瀬戸内海放送) 高松市では通勤・通学の時間帯に合わせて 香川県警の警察官約30人が、自転車を運転する人が右側を通行していないか、 イヤホンを着けていないかなどをチェックしていました。 ↑ 香川県では「止まれの標識で止まらなくても何の問題もなし」でしょうか? 20日朝の取り締まりでは、高松北警察署管内で右側通行で2件を検挙。 警告は20件でした。 ●[岩手]矛盾 岩手県内の指導・警告105件 全国一斉自転車取り締まり (テレビ岩手) news.yahoo.co.jp/articles/3f1468c4922b516a5cd6b2ec980bac126a168365 管内では2022年、自転車が絡む人身事故が19日までに 119件発生していて、署員は、横断歩道では自転車を降り、 運転中はイヤホンを外すよう指導していた。 (盛岡東警察署・細田直樹交通第二課長) 「自転車は軽車両に区分されているので、運転する際には 「車」だということを認識して、 交通ルールやマナーを守って安全運転に努めてもらいたい。」 ↑ 「自転車は車両」と認識していたら、 「音情報=カーオーディオ全般」まで問題視する意味が分からない。 「思いやりの気持ちで運転を」 自転車月間 全国一斉に交通指導/岩手・盛岡市 (IBC岩手放送) news.yahoo.co.jp/articles/4ed07c4d4103f7462467e504afbb8b131f208b61 (盛岡東警察署 交通第二課 細田直樹課長) 「イヤホンをつけたまま自転車に乗ったり、並んで自転車に乗ったりすると 非常に危険です。お互いに思いやりの気持ちをもって運転していただきたい」 ↑ 非常に危険というのであれば具体的な事故データがあるはず。 しかしそのような年間データは存在しない。 ●安全確保の方法が並走やイヤホン走行への警告??? news.yahoo.co.jp/articles/48948b6d506e8358f7b66b5078fa42b0b241d0b2 5月は“自転車安全月間” 通学路で自転車の安全指導 交通ルール順守を呼びかけ【新潟】 (NST新潟総合テレビ) 警察官は交通量が多い道路や時間帯に児童の安全が確保されるよう、 自転車を利用する人たちに交通ルールを順守するよう呼びかけました。 「歩行者"絶対"優先」が先では? それは ★「歩行者の通行を妨げないためにはどのように走行すべきか」であり、 「徐行・一時停止の遵守」でなければならない。 また、自転車の並走や両耳のイヤホン着用などの違反者には 口頭の注意だけでなく、イエローカードを渡して指導しました。 ↑ 「聞こえて"いない"ことを確認しているのであれば」問題なしだが 単に「両耳イヤホン=違反」であれば完全な誤報となる。 ●[福岡]相変わらず優先度を履き違えた指導 news.yahoo.co.jp/articles/dbb16a2183f8779e493f30bf8ffadd00bd4ed299 南区は東区とならび福岡市内で高校の数が最も多く若い世代の自転車の利用が目立ちます。 福岡県警によりますと去年、南署管内では243件の自転車が絡む事故が発生しました。 今年は博多署管内に次いで多い75件が発生しています。 事故を防ぐため信号無視やイヤホンをつけての危険な運転には指導が行われました。 「イヤホン自転車がその243件の事故にどれだけ関与しているのかというデータすらない」のに 守らなければ事故に"直結する"一時停止・徐行の遵守や予測運転よりも優先指導する意味とは? こちらの記事でも同様。 news.yahoo.co.jp/articles/3200d8aea8baf64d21b66859334fb77b73681214 「歩道では徐行」という札を掲げていても、 「徐行速度を超えていると思われるほぼ全ての自転車を無視」の一方 現場では、イヤホンをつけて走行する自転車や信号無視をする自転車に対し、 警察官が停止を求め口頭で指導・警告するとともに、交通ルールなどが書かれたカードを手渡していました。 本当に一体何の意味があるのだろう。 「非遮音状態でなければ絶対に安全運転できない」"わけがない"ことくらい分かりそうなものだが・・・。 南警察署によりますと、自転車が関連する事故は、交差点などでの出合い頭で発生するケースが最も多いということです。 少なくとも「なぜ、[止まれ]の標識での一時停止を指導しないのですか」とは聞いてみたい。 ●[石川]信号無視よりイヤホンが先 news.yahoo.co.jp/articles/0e92a67969393c74856c6c4946a76291b7e17ed7 悪質自転車に目光らせ 石川県警、56カ所一斉取り締まり 「重点地区」選定し初 重点地区に指定された金沢市の県道元車交差点では、 金沢東署員12人と白バイ隊員2人が取り締まりを実施。 イヤホンを使用し周囲の音が聞こえない状態で走行する高校生らを呼び止め、 「指導警告票」を交付した。信号無視や並走をする自転車にも注意をした ●[香川]内容が歪んでいる指導 news.yahoo.co.jp/articles/f7f6e203b08a99110cadf886bf41b7d2bb4bd7d7 香川県警が自転車運転の取り締まり 右側通行で検挙も 高松市では通勤・通学の時間帯に合わせて香川県警の警察官約30人が、 自転車を運転する人が右側を通行していないか、 イヤホンを着けていないかなどをチェックしていました。 ↓ (香川県警交通指導課/田中孝典 課長補佐) 「自転車は非常に便利で手軽な乗り物なんですけれども、 車両の仲間ということで、基本的な一時停止とか信号を守る、 右側通行はだめですよという基本的なルールを守っていただきたい」 イヤホンを着けていると 「基本的な一時停止とか信号を守る」が出来なくなる根拠は? ※注意散漫は「個人差」でしかなく、寝不足や考え事でも同じ。 ●[山形]単なる苦情対応? news.yahoo.co.jp/articles/0942124aa0a86b561dba128f7dfd19cda9279ac6 通学中の高校生に警察が自転車マナー指導 山形 (さくらんぼテレビ) 山形警察署は付近の住民から苦情が多い山形市幸町の通学路で 自転車マナーの指導取締りを行いました。 現場ではイヤホンを付けたり道路の右側を走行したりしていた違反者36人に イエローカードを配りマナーの徹底を指導しました。 「苦情に対応」の結果がイヤホン自転車への警告という 「啓蒙活動しているアピール」にしかなっていないという。 (山形警察署佐藤秀幸交通第一課長) 「自転車も車両の仲間ですので交通ルールをしっかり守って 交通事故のないよう安全な運転を心がけて頂きたい」 音情報が「交通事故のない安全な運転」に不可欠であれば、 カーオーディオを問題にしない理由にはならないが、 実際には不問という時点で「イヤホン自転車だけ槍玉に挙げてもほぼ無意味」。 ───────────────────────── ───────────────────────── ▲「イヤホン等」を記事名に含む問題のある記事 ───────────────────────── ───────────────────────── ▲▲早々に繰り返す懲りないYTS山形テレビ 朝日系列ゆえに「誤報意に関せず」というところだろうか。 news.yahoo.co.jp/articles/d3b68541064a4628e244b5b9ee4aa2d46c152908 【山形】「自転車月間」イヤホンなどの違反者取り締まり 「イヤホン、だめ」 20日、安全に運転するための音や声が聞こえず、 事故につながりかねないとして、 両耳にイヤホンをした人たちが注意を受けていました。 【山形警察署 交通第一課 佐藤秀幸 課長】 「自転車も車両の仲間。交通ルールをしっかり守り、 交通事故のないよう安全な運転を心掛けてほしい」 今年、県内では自転車の事故が50件発生していて、けが人は51人にのぼっています。 「交通事故のないよう安全な運転」のために、 イヤホン自転車に警告カードを出して撲滅できれば この50件の事故が全て発生しなかったと断言できるだけの根拠が一体どこに? 繰り返しになるが「安全に運転するための音や声が聞こえること」は、 「徐行や一時停止を遵守すること」よりも優先されるような内容? 啓蒙活動している「アピール」に、遮音を"利用"していることは「異常」。 ▲TBS系列のTUYでも、やはり「イヤホン記事」 news.yahoo.co.jp/articles/6198d4c08530080e3f3f5eef0c4f025e1c67856b newsdig.tbs.co.jp/articles/tuy/50063?display=1 「イヤホン」に「右側通行」“自転車”一斉取り締まり「車の仲間という意識をもって」 警察官が、右側通行やイヤホンをしたまま走行するなどの違反を取締まり、 運転者に注意を呼びかけていました。 ────────────────────────────────── ★一方で、山形県でも日テレ系の「YBC山形放送」は、「普通」の内容。 「自転車月間」安全な利用や事故防止 一斉に呼び掛け news.yahoo.co.jp/articles/d36ad779326ea9487a9a2f421f864f0a56a0defb 例年、自転車の事故は新学期が始まる4月から増加し、 6月に最も多くなるという。 中でも、中学・高校ともに「1年生」の事故が多いことから、 ヘルメットの着用や、交差点での安全確認の徹底を呼び掛けている。 ↑ ヘルメット着用優先はともかく、 イヤホン云々は一切出さず、 【交差点での安全確認の徹底】を紹介しているだけで全く違う。 (止まれの標識と赤信号での一時停止、見通しの悪い場所での徐行義務も伝えて欲しかった) ────────────────────────────────── ▲[愛知]「イヤホン」と記事タイトルに記載(メーテレ) 自転車の全国一斉取り締まり 携帯電話やイヤホン使用に警察官が警告用紙 愛知 news.yahoo.co.jp/articles/c3a2751f76c872ce2628861441e6b7d076dd6836 愛知県内では55カ所で約280人の警察官が取り締まりに当たり、 このうち名古屋市西区の浅間町交差点では、 自転車に乗りながらイヤホンや携帯電話を使用している人らに、 警察官がルール違反であることを警告する用紙を渡していました。 「自転車にからむ事故が多発している状況で、 自転車の安全利用を働き掛けるのが主たる目的です」(西警察署 木村紀夫署長) ↑ 「自転車にからむ事故が多発」している中でイヤホン自転車の割合は? ▲[愛知]本文にだけイヤホンが登場する記事(中京テレビ) 自転車の交通違反 県内55か所で一斉取り締まり 愛知県警 news.yahoo.co.jp/articles/9e22fb13d336c42244b7ee5fc9e4e910812daefd 愛知県警は、県内55カ所で、自転車の信号無視や、 イヤホンを装着したまま運転する「ながら運転」などを取り締まりました。 名古屋市西区にある西警察署の木村紀夫署長は、 「信号を守る。交差点を通るときには、速度を下げるということ、 一時停止は車と同じように守っていただきたい」と話していました。 ↑ ではなぜ一時不停止には注意警告せず「ながら運転」を目の敵にするのかと。 言ってることとやってることが違い過ぎて無茶苦茶。 ────────────────────────────────── ★同じ愛知県でも誤った解釈を含まない内容「CBCテレビ」 news.yahoo.co.jp/articles/dabfa09b14d5646d40134d54585474410e2fc112 (動画内こそイヤホン自転車停止の様子を映してはいるものの記事内には出ず) 愛知県内では去年、自転車が関わる人身事故のうち、 乗っていた人のおよそ7割に、信号無視や一時不停止などの法令違反がありました。 こうした違反をなくそうと、20日は愛知県警の警察官10人が、 名古屋市西区の交差点に立ちました。 (西警察署 木村紀夫署長) 「周囲に自分の動きが分かるような安全速度で、走っていただきたい」 西区内では、20日午前中、信号無視で1件が検挙され、 また23件の違反が指導・警告されました。 こう見ると「テレビ局側の職員の理解度の問題」ということが分かる。 ────────────────────────────────── ▲[鹿児島]この記事内容そのものが大丈夫ではない news.yahoo.co.jp/articles/55a369cd40a721d570a110d7330f7d2a3389df03 傘さし、イヤホン・・・ 自転車ルールは大丈夫? (MBC南日本放送) そして、ヘッドフォンやイヤフォンをつけたまま走ることはできません。 鹿児島県例規集 内容現在 令和4年3月31日 鹿児島県道路交通法施行細則 http //g-reiki.pref.kagoshima.jp/pref.kagoshima2/reiki_honbun/q701RG00001010.html (9) 大音量でラジオ等を聞き,ヘッドホン,イヤホン等を使用するなど, 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が 聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 【聞こえないような状態】が禁止。 つまり 「両耳を手で押さえて音が「聞こえる」けど両耳を塞いでいるからNG」は間違い。 「両耳を手で押さえて音が「聞こえない」からNG」が正解。 ▲[宮城]人身事故とながらの関連性が不明 【宮城】自転車利用ルール呼びかけ 県警 ヘッドホン・携帯電話を使いながら自転車利用しないなど (ミヤギテレビ) news.yahoo.co.jp/articles/090ea83d9f7bbe3c356601aedeace6342f67ca85 自転車事故を防ごうと、仙台市内では県警による事故防止の声掛けや 取り締まりが行われた。きょう5月20日は「自転車の全国一斉指導取締日」。 青葉区内では警察官が通行量が多い交差点に立ち、 ヘッドホンや携帯電話を使いながら自転車に乗らないなど、 利用者に対して事故防止の声がけを行った。 県警によると、ことし4月末までに県内で発生した自転車に関わる人身事故のうち、 7割以上が交差点で起きていて注意を呼び掛けている。 ↑ 宮城県内では交差点事故でヘッドホン着用者の割合が100%? ▲[宮崎]画面注視の記事に遮音まで違反と思い込んでいる人達 news.yahoo.co.jp/articles/2438099ead403589dd394cd4a8bc9c1d96bc107f 自転車「ながらスマホ」罰則は? 常態化 年500件超警告(宮崎日日新聞) 「画面注視」に関しては多くの地域で禁止されている一方、 コメント欄では相変わらず音量等など無関係でイヤホンも一律で違反と勘違いしている人達もいるようで、 事故防止に直結する徐行・一時停止の重要性を差し置いてまで 警察の「優先順位を勘違いしている警告カード発行による"成果"」というべきか。 ▲[神奈川]無駄な規制条文の発端なだけに酷い運用になっていても諦めるしかないというべきか (カナロコ:神奈川新聞) news.yahoo.co.jp/articles/d05ae028aef1a38221f05ae90deca94c3b5d2261 自転車事故が神奈川最多 平塚署「サイクルポリス」が注意喚起 走行中にイヤホンを使ったり、傘を差したりするなど安全運転義務違反に相当するケースも確認されているという。 ↑ 未だに傘と遮音を同列に並べる有様。 徐行や一時停止の重要性を蔑ろにさせるきっかけを作った 問題のある遮音規制条例を最初に作り上げた地域というだけでなく、 そもそも「全国で有数の問題山積みでお馴染みの神奈川県警」なだけに、 この記事を書いた条文を理解していない記者だけでなく、 この程度の認識で運用しているとしても特に驚きも落胆もないが・・・、 組織そのものが抜本的に変革しない限り、 いつまで経っても「無駄極まりない方向」にだけ注目するつもりなのだろう。 ▲[神奈川]一時不停止とイヤホンが同列という謎 一時停止違反、イヤホン装着… 神奈川県警が自転車一斉取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/5f78f800ef926048fcd5f289e6345c48a9cb2854/comments www.kanaloco.jp/news/social/article-911810.html (カナロコ:神奈川新聞) 自転車の交通ルール違反に歯止めをかけようと、県警は20日、重点的に指導啓発する地区・路線(重点地区)で 一斉取り締まりを行った。 午前7時半~8時半、県内66カ所に警察官約320人を配置し、 一時不停止や信号無視などの違反行為に目を光らせた。 相模原署員らが「一時停止線で止まって」「イヤホンをつけて運転しないで」などと注意した。 一時不停止を指摘された自転車利用者が「止まったじゃないか」と声を荒らげる場面も見られた。 「まともに"通年で"交通教育を受けていない」のに、 こういうときだけ「ちゃんと交通指導してますよ感」を醸し出されるのが何というか素直に滑稽。 それでも、珍しく一時不停止問題を挙げていることは評価できるものの イヤホン装着を同列に並べていること自体が無意味。 まるで「金と河原の石が同価値」とでも言っているような違和感しかない。 コメント欄でも盛大に勘違いしている人達が 条文を意味を理解している人の内容にBADを押していて呆れるが 「無意味な遮音規制発祥地の神奈川県警の陣地」だけに「無駄な交通指導」の賜物というところか。 ▲どさくさ紛れに雑情報を混ぜるTBS news.yahoo.co.jp/articles/cd5794c8be7b42519259f854e027f1c54eb6da04 Nスタ 「音楽を聴きながら電動キックボードを乗っています」イヤホンを付けての運転は東京都では“条例違反”。 毎度繰り返しで・・・、 「イヤホンを付けての運転は東京都でも“条例違反”ではありません。」 www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ (内容現在 令和04年3月15日) 東京都道路交通規則 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。(以下略) ↓ カーオーディオ全般の使用が問題にならない=イヤホン等の使用の有無そのものではなく、 【聞こえないような状態】が禁止されているのであって、 「聞こえる状態」は禁止されていない。 NHKの自転車バラエティ番組ですら雑なのだからTBSに期待するだけ無駄というのはあるとしても、 自転車や電動キックボードだけがイヤホン着用運転してはいけないという主旨ではないのに、 なぜ着用=禁止という「嘘」を繰り広げようとするのか。 ●[山形]「無駄な実験」から浮かぶ疑問の数々 www.yts.co.jp/news/news-73953/ 村山総合支庁では、高校生の自転車の交通事故防止などを目的に、毎年交通安全教室を開いています。 11日、山辺高校の1年生75人がイヤホンで音楽を聞きながら自転車に乗っていることを想定し、 後ろから自動車が近づいて来た時に、どれだけ気づきにくいか危険性を学びました。 【生徒】 「思っていたより、あまり聞こえなかった」 「(イヤホンをしていると)車がすぐ来ているのが分からないので、怖いと思った」 まず「後ろから自動車が来ていることが分かる走行音が (1)"聞こえたら、"具体的にどのような安全な自転車走行"に繋がるのでしょうか?」と聞きたい。 + (2)なぜ自動車やオートバイの運転では、後方から近づく自動車やオートバイの走行音が聞こえる必要がない? (※バックミラーには死角があるので絶対の信頼は出来ない) + (3)なぜ一般的なママチャリよりも速度を出しやすい原付等の免許に聴覚試験がないと思いますか? 本当に安全走行のために必要であれば、今でも聴覚試験があるのでは? ▲「後方を確認せずに」 →「方向転換する」 →「駐車車両を避けるために急に移動する」 →「道路横断しようとする」 という 「危険行為」が問題では? そして、 「走行音が"聞こえていれば"危険行為はしない」と言えるだろうか? ↓ 想定:「あくまで危ない状況や事故になる"確率は下げられる"」と断言? ↓ では山形県内の自転車事故で ────────────────────────────────────────── 村山総合支庁によりますと、県内では高校生の自転車乗車中の交通事故による負傷者数が、 去年1年間で88人と全体の約7割を占めているということです(母数:127人)。 ────────────────────────────────────────── この中に占める「イヤホン自転車(遮音状態)が原因の事故」は過去1年間で何件ありますか? ↓ 当然、わざわざ遮音状態を槍玉に挙げるくらいなので「圧倒的多数」ですか? ↓ (更に言えば、もし仮に遮音状態であったとしても) 「予測運転・徐行・一時停止を徹底的に守っていれば防げた事故」と比べて、 実際にどれほど危険性がありますか? 「山形県内では全国でも珍しいほどイヤホン自転車が圧倒的に多い」からこその この実験に意味があると考えているのであれば"少しは"分かるものの、 「多くの事故とは関連性がない」のであれば、 「後ろから近づく自動車の音が聞こえにくくなって何の問題があるのか」 明確な危険性に繋げること自体に違和感しかない。 ─────────────────────────────────────── en3-jg.d1-law.com/yamagata-ken/d1w_reiki/reiki.html 内容現在:令和4年2月25日 ▼第15編 警察、消防 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「山形県道路交通規則」 第15条 法第71条第6号に規定する車両の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (7) 道路において、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽等を聞くなど、 安全な運転に必要な音や声が聞こえないような状態で自転車を運転しないこと。 ─────────────────────────────────────── そもそも「他県と違い、"自転車に限定している時点で"明らかに交通安全の主旨からズレている」。 繰り返しになるが、 「免許とバックミラーさえあれば、自転車よりも速い自動車やオートバイは遮音状態でも特に問題なし」? それ以前に、雪国でもある山形県内で年間の自転車事故自体をさほど気にするまでもないことは、 警告カードやら赤切符発行のときに「全く話題に上がってこない地域」なだけに こういうときだけ 「交通安全の啓蒙活動してます"感"」を醸し出すのがどうにも解せない。 ▲[新潟]何故か「並走とイヤホン使用が違反の代表格」扱い news.yahoo.co.jp/articles/07ee9f4d0ce92188ad60542b9b6aebd7538b0e53 新潟市中央区の市道弁天線の歩道上では、 警察官などが自転車で通行する人に対し、正しい自転車の乗り方を指導。 6日朝は横並びの走行やイヤホンの使用などの違反がみられ、 違反者に対しイエローカードを渡して交通ルールの徹底を呼びかけました。 ────────────────────────────────────────────────────── ▼新潟県道路交通法施行細則 www1.g-reiki.net/pref.niigata/reiki_honbun/e401RG00001112.html (7) 大音量でカーステレオ等を聞き、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して両耳を塞ぎ携帯音楽機器等を聞くなど、 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 (以下略) ────────────────────────────────────────────────────── 「違反」と断定している以上は、「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態」かどうか、 「しっかりと確認した上で」警告カードを渡しているとしても、 (※もし確認していないのであれば、その時点で警告カードの意味すら薄れる) 「歩道での正しい走行方法(原則的に徐行・歩行者優先)」よりも イヤホン着用や並走へ警告カードを出すことが大切と思えるだけの 「事故削減のために」正当性のある理由が分からない。 まず並走とイヤホン使用への優先取り締まりに意味があると本気で思っているような警官達に聞いてみたい 「並走とイヤホン使用が完全になくなれば事故が"圧倒的に"無くなりますか?」と。 そもそも並走やイヤホンが「"直接の"原因」としての事故が 「圧倒的多数を占める」というデータがあるとは到底思えない。 言うまでもなく、「カーオーディオ全般が問題とされることがほぼない」ように、遮音状態かどうかではなく、 「安全走行ができていない・止まっていない」ことが原因での事故が多いのが当たり前。 しかし、何故かそのために必須の「徐行・一時停止」を遵守されることは重要視されず、 「事故割合から見れば明らかに"優先順位の低い"並走やイヤホンを優先的に目の敵にする」 無意味さには毎度ウンザリする。 明らかに「事故そのものを"防ごう"という思惑は限りなく低い」にも関わらず、 恐らく「並走やイヤホンが"目障り/邪魔/鬱陶しい等"の短絡的理由だけでクレームを入れるような困った人達」か 「完全に思考停止している警察官僚の思いつき」のようなものに振り回されていると思われるが、 ちゃんと交通啓蒙活動をしているように「見せかけるためだけ」の「アピール時間」として"浪費"され、 「警察官の公的な時間の完全な無駄遣い」を続けさせようとすることは、 もはや「税金泥棒へ加担している」という見方すらできる。 それを何ら問題とすら思わない「単なるスピーカー化しているマスコミ」も一因だが、 「いつまで経っても有るべき交通指導の方向性が改善されていない」という自覚は全く無さそう。 ●「若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない」という芸人のジョーク news.yahoo.co.jp/articles/c98f758db9c5fb823016c9557fe3dfd00f42e0c5 さらに、「そうでなくても、自転車のマナーったらないんですよ。 若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない。オバサンなら何も見えない」と苦笑い。 ↑ 「スマホを注視しているので、周りが見えない」ならわかるが・・・、 「オバサンなら何も見えない」と付している =実際にはそんなわけがないので「ジョーク=冗談」と分かる。 ↓ 「並走しながら周囲と会話をしている」などでもなく、 「じゃあ(自転車に乗っている側が)オジサンなら見えるのか」という ツッコミ待ちの意味もあるのだろう。 万が一「聴覚遮断で視覚まで遮られる」とすれば 「耳穴の中に眼球がある」ことになるわけで・・・ それは「人間ではない未知の生物」に違いない。 ※「集中力・認識力」という意味で言えば、繰り返しになるが、 「寝不足」「考え事」「体調不良」など 「"非遮音でも"前方不注意に直結する様子」の人達が珍しいとは思えないので、 これらの人達を糾弾できない(しない)時点で無理がある。 ▲ゴシップ系雑誌サイトの「イヤホン自転車」記事 jisin.jp/life/living/2049643/ 否定内容を強調し表出させていること自体がゴシップ媒体らしいなという感想。 この元記事だけを見て影響されやすい人であれば、 こちらでどれだけ少しだけ考えれば分かる物事の見方で否定しても イヤホン自転車=悪という概念で染まってしまっている以上は「馬耳東風」なのだろう。 残念ながら、この世の中、自ら情報精査し「考える」という力を持たない 「大衆」と呼ばれる存在が居ることは否定できない。 だからこそ、「徐行や一時停止など大した問題ではない」と思い込まされている人達は、 いつまで経っても、「自分に」不都合ではない事柄だけ 「目の前に飛んでいる虫」のような感覚で、本質を見ようともせず、煙たがり続ける。 イヤホン自転車でも、歩行者優先で、徐行や一時停止も徹底することで事故防止は可能ということは 「絶対にありえない」と信じて已まないのであれば、それ以上のコミュニケーションは不可能。 イヤホンせず「聞こえていても」徐行や一時停止をしないことで事故は起きることを 「安全とは何か」と本当に考えているのであれば、 1人でも真剣に向き合ってくれる人が増えることを心の底から願う。 ▼個別のケースについて見てみると・・・ 前から近づいて来るのに、こちらに全く気づかずぶつかられそうになった。 (こちらがギリギリ避けた)(50代・女性) ↑ 相手が「歩行者・自転車・自動車」に限らず、「▲前方不注意」 は遮音関連とは無関係。 逆に、イヤホン非着用自転車は全て気付いてくれるのだろうか? 曲のリズムにのって軽快に自転車を運転しているためか、真正面しか見えていないようで……。 すれ違いざまに歩いている私のバッグと買い物袋をこするように 無理やり追い抜かれたことがあります(30代・女性) ↑ 曲のリズムにのって運転すると真正面しか見えなくなるという根拠がない。 元々「▲歩行者優先の概念がなかった」ことが問題。 急に自転車が飛び出してきて、子供がひかれかけた。 イヤホンで子供の声に気づかなかったよう(30代・男性) ↑ これだけでは「子供側が急に移動していなかったかどうか」分からない。 「子供の声に気付いていれば子供がひかれかけることがなかった」とは限らない。 イヤホン着用で自転車に乗っていた男性が左右確認なしに曲がってきたところ、 信号待ちの為自転車で止まっていた私に横から衝突……。 勢いで倒れて膝を打撲し、1ヶ月以上痛みが残りました。 相手の方は謝罪だけしてすぐその場から逃げるように消えました……。 逃げなくてもと残念な気持ちです(40代・女性) ↑ 見通しの悪い交差点かどうか分からないが「▲交差点での徐行無視」が濃厚。 それ以前に「事故」なので「救護報告義務違反(ひき逃げ)」に遭っている。 正面からぶつかりそうになりました。そして、イヤホンをつけているから、 こちらの抗議や怒りに反応出来ないんですよね。 悪びれる様子も無く、ただ「すいません」だけで去っていった。腹が立った(40代・女性) ↑ これだけでは「ぶつかりそうになった状況」や「原因」がよく分からない。 そして、抗議に対して真摯な態度を示すことは「個人の性格」であり、遮音状態とは無関係。 歩道を歩いているときだけでなく、車を運転する際に危険な思いをする人も多い。 車の走行音やクラクションが聞こえておらず、ドライバーにとってはやっかいな存在のようだ。 ↑ 「自転車だけ車の走行音が聞こえなければならない」という規定は存在しない。 走行音が聞こえなければならないとすれば、全ての窓締め自動車や 走行音の煩い高級スポーツカーなどまで公道走行は禁止になってしまう。 車を運転中、自転車の人が車の接近や、クラクションに全く気付かない事がありました(40代・女性) ↑ まず、クラクションを鳴らす必要があったほどの状況が不明。 仮に、「車道で駐車車両を避けるときに、一時停止もせず、後方確認していなかった」のであれば、それらに問題がある。 自転車の後ろを車で走っていたら、いきなり道を横切って反対側へ……急ブレーキを踏みました。 轢いたら車を運転している私の責任になるので怖かった。 音が聞こえないから、後ろに誰もいないと思ったのかもしれないが、非常識(20代・女性) ↑ 逆に「音が聞こえていれば後方確認しなくても問題ない」・・・?そんなわけがない。 「無灯火でも自分は見えるから必要ない」と同意義になる。 車を運転しているとき、イヤホンを付けて自転車を運転していた20代ぐらいの男性が、 後ろを一度も見ることなく車道を左から右に横断して轢きそうになった。 クラクションを鳴らして反射的に睨んでしまったら、相手側もかなり睨んできた。 自分が違反運転をしていることなど全く思ってもいないような態度でイラッとした(30代・女性) ↑ これも後方確認をせず無謀な横断をしていることに問題がある。 被害の声が切実なイヤホン運転だが、実際にイヤホンを付けて自転車を“運転したことがある”と 答えた人は31%だった。そのうち26%がイヤホンを付けての運転中に、危険な思いをしたり、 事故を起こしたことがあると回答。 ↑ 「イヤホン運転者31%中で危ない状況になったことがあるのが26%」というが・・・、 この回答は典型的な「詭弁」。 何故なら、公道も車両も出てこない「建物内や階段で転びそうになる危険性は?」と考えれば、 「いかなる状況でも危険は存在する」ため、「質問自体が無意味」。 周りの音が聞こえにくく注意力が散漫になり信号無視しかけた(50代・男性) ↑ 聞こえにくくなることと、注意力散漫は「個人の問題」であり、 「イヤホン走行ではなくても」考え事をしていたり、 寝不足や体調不良であれば誰でも注意散漫になる危険性はある。 同様に、耳の距離が離れている「カーオーディオでも」 「注意力が散漫になり信号無視しかけることが絶対にないとは言えない」が、 なぜこちらは問題にしないのだろうか? 何故全面規制する必要がないのかくらい「考えれば分かる」と思うが・・・。 車のわずかな音が聞けず、目視で確認できない車に気付けなかった(30代・男性) ↑ 上記「無謀横断」などと比べると「まともに目視で確認している」という時点で 「イヤホン走行すれば後方確認が疎かになるという意見を真っ向から否定できている」のが面白い。 そして、「目視で確認できない状況」ということは、 「見通しの悪い交差点」や「駐車場からの車両の出庫」などが想定できるが、 根本的に「予測運転」が出来ていないことが問題。 背後の左折する車の音に気付かず接触しかけた(20代・女性) ↑ 音が聞こえてさえいれば、背後の接近車と接触しそうにすらならなかったとは限らない。 イヤホンをつけて音楽を聴いていて車のクラクションの音が聞こえなくてぶつかりかけた(30代・女性) ↑ これも、「クラクションを鳴らされるような状況で走行していること自体」が問題。 もしも、車道左側端を走っているのにクラクションを鳴らして側面ギリギリを走り抜けていった場合は、 「鳴らした側が異常者」というのもあるが、「"狭い"車道を走行すること自体の問題」でもある。 事故は無いが10年以上前、高校生の頃。 イヤホンで音楽を聴きながら自転車に乗っていて、 落とし物に気付いたすれ違った人が追いかけて来たことがある。 赤の他人だけど息を切らしていて、申し訳なさでその日からイヤホン運転はやめた(20代・女性) ↑ 単に物を落とさないように気をつけて工夫すれば良いだけでは・・・? 落としても音が出ないハンカチのような物なら落としても気付くとは思えない。 片耳だけでイヤホンしていたのですが、ちょうどしている側の方からくる歩行者の方と ぶつかりそうになったことがありました(20代・男性) ↑ 自身の自転車のラチェット音よりも歩行者の足音が聞こえるほど静かな状況? イヤホンをつけたまま自転車で横断歩道を渡っている時に、 自分の右側から車が来ていることに気づかずはねられたことがあります。 幸い自身には大きな怪我はありませんでしたが、 自転車のボディーが折れ自身も2メートル先まで飛ばされました。 それ以降二度とイヤホンをつけたままの自転車走行はやめています(20代・女性) ↑ 詳しい横断状況が不明だが、速度を上げて急侵入で渡ったのであれば「完全に自業自得」。 徐行状態であれば、右側から来ていた車が「踏み間違い」や「酩酊状態だった」など、 速度や状況によっては、どのみち避けられなかった可能性が高い。 まさかのカバンごと落としても気づかなかったってことがあり、 イヤホンつけたらあかん! とおもいました(40代・女性) ↑ 前カゴなら気付くわけで、後ろであれば重さで気付かないほど軽いバッグであれば、 後ろカゴにファスナーカバーつけて乗せれば良いだけでは・・・? もしくは「荷紐バンド」をオートバイ用のものを使うとか。 学生バッグなら「フィックスキャッチ」での荷台拡幅がオススメ。 ◆要は「イヤホンを槍玉に上げれば済む」と「完全に勘違い」していて、 「加害者・被害者ともに、本当の危険性を"全く"理解できていない」ことが問題。 警察の優先度を履き違えた遮音状態への不適当な「警告カード」の優先発行に象徴されているのは、 実際には「分かりやすい&数が丁度良い割合のために利用されやすいだけ」としか思えないのだが、 そうした「印象論」に釣られてしまう人が後を絶たないことで、 「徐行」や「一時停止」の前に、 この場合「安全のために」「歩行者優先(弱者優先)」という「基本理念」が 完全に忘れ去られていることこそ社会問題とすべきことに気付いていない。 (今頃になって誤りに気付いた地域では徐々に横断歩道等の「一時停止」を重点に置いた指導に ゆっくりではあるが方向転換している兆しもあるが、「思考停止地域」では相変わらずの印象) まるで「陰気な雰囲気」があれば「犯罪者に違いない」と断罪しているようなものであり、 深く考えなくても「遮音状態かどうかとは直結しない」と分かりそうなものなのに、 本来の目的である「安全」とは何なのかということなどどうでもよく、 「ただ目障りで鬱陶しいから」という怒りのやり場に利用されてしまっている現状。 端的に言えば「イヤホン自転車は邪魔な存在」よりも、 (歩道では特に)「歩行者が優先」を理解してもらうための意見こそ必要。 ※自転車を降りて押し歩きしている状態であれば、立場は同じ「歩行者」なので 押し歩き自転車よりも自転車を押さずに歩いている人が優先というわけではなく、 (ぶつからないように配慮しつつ)歩く速度が早い人が先へ行くだけ。 ●歩行者を優先しなければならないのは当然「歩道を走る電動アシスト自転車」も含むのだが、 何故か、歩行者優先の概念のない「歩道暴走電動アシスト自転車」は、子育て層を敵に回したくないからか、 妙に弱気で殆ど話題に上がっている様子がない。これもおかしな話。 一応、最後に地方条文を紹介していることは評価したい。 ■片耳だけのイヤホンなら大丈夫? 国が定める道路交通法は、自転車を運転中のイヤホン使用を明確に禁止しているわけではない。 都道府県によってはイヤホンに関する規定があるものの、使用自体を禁止しているものは少ない。 ↑ 惜しい。「使用自体を禁止」していても、「それらの条文には罰則なし」について 触れるか触れないかで意味が違う。 たとえば、東京都ではイヤホンの使用について以下のように規定している。 《高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。》 (東京都道路交通規則の第8条(5)より) このように東京都の場合“安全に運転できない音量”で、 イヤホン等を利用して音楽などを聴くのは違反となる。 しかし、安全に運転できない音量がどれくらいなのかは、明記されていない。 ↑ 若干意訳?「聞こえないような状態」の箇所よりも、 「安全な運転」(に必要な交通に関する音)を重視しているようだ。 ということは・・・ 「自動車やオートバイでは必要ないが」 「"自転車では"安全のためには歩行者の足音や話し声まで聞こえる必要がある」と 繋げる意図があるのだろうか? ↓ しかし、「予測運転→早期減速→徐行→一時停止→前後左右確認」を徹底すれば 逆に(自動車やオートバイで"小さい"音情報が重要ではないことを証明しているように) 「危険になるような状況が想定できない」わけで、上記意図では無理がある。 このように、違反となる明確な基準が存在しないことが多いため、 片耳だけならば大丈夫、との意見も見られるイヤホン運転。 しかし、今回のアンケートには 片耳イヤホンでも危ない思いをしたことがあるという経験が寄せられている。 安全のことを考えれば、両耳でも片耳でも、着用しての走行は避けるのが無難だろう。 仮にどうしても着用する場合は、自分だけでなく 誰かの命をも危険にさらすリスクが上がることを認識し、 いつも以上に注意をはらって運転してほしいものだ。 こう見ると、もしかしたら、長い長い感想の前段は 「実際の根拠となる条文の内容を知らずに否定する人達に対するアンチテーゼ」の意味も 「僅かながら」含まれているのかもしれないが・・・・、 うーん・・・・・・・・。 やはり、腑に落ちないのは「だったらどうすれば"安全"」に繋がるのかという観点が足りない。 むしろ期待していた感すらある「誰かの命をも危険にさらすリスク」から、 もはや「定番ネタ」とも言える「自転車保険とヘルメット着用を薦める"明々後日オチ"」に 繋げてもらえると「青汁CM」っぽくて良かったのだが。 単に「イヤホン走行さえしなければ直ちに安全になる」【わけではない】ことは 上記感想の多くの場合「歩行者優先の概念が欠落している」「確認をしていない」 問題があると分かるはず。 だからこそ、呼称するとすれば「自転車でも安全走行徹底厳守者用フルセット」こと、 「臆病運転 → 危険個所察知 → 予測運転 → 早期減速 → 徐行 → 一時停止 → 前後左右確認 → 慎重運転」 を徹底することの「1つ」でも紹介して欲しかったのはある。 ついでに、イヤホン自転車の危険性を無闇に強調し、「使用を強く否定する」ことは、 何度も上げているように 「カーオーディオ全般」「走行音の煩い自動車やオートバイ」 まで否定することに繋がるという危機意識まであるのかどうか。 つまり・・・「走行音の煩い自動車」といえば、 「様々な関係先の各種高級スポーツカーの存在ごと否定する」ことになるので 結局「間接的に自分達の首をしめていることになる」ように思えて仕方ないが そんな先まで見据えられるようであれば、最初から雑記事は上げてないか・・・。 もし、「未成年者や免許のない人達だけ」とするのであれば 一過性の「スケアードスレート(スタントマンショー)」や「根拠も何もかも雑な交通講座」の問題に 切り込んで「自転車メンテの重要性」から「交通教育改革」まで話を進めることも出来たはず。 ◆結論 「視野は"広く客観的に"持ち、状況と情報は的確な想像力を以て精査し、物事はちゃんと"自分で"考えよう。」 ●グレーな表現方法とオートバイのサイトでの自転車記事への雑感 bike-news.jp/post/237073 このように、自転車にも列記とした法律は定められているのですが、自転車の運転には免許が不要なため、 必ずしもすべての人がルールを把握しているわけではありません。 そのため片側1車線の道路で真ん中を走る人や、 無灯火、イヤホンをしながらの運転も目立ち、ヒヤッとさせられることも多々あるでしょう。 ルールを守っていない自転車は追い抜きにくく、邪魔となるだけでなく危険です。 うんざりするほど毎回お馴染みの「イヤホン走行(だけでも罰則のある)違反」と 直接的に「嘘」繋げているわけではなく、 今回は、 「イヤホンをしながらの運転も目立ち、ヒヤッとさせられることも多々ある」という 「筆者が思う"個人的な感想"」を述べているに過ぎないので、 問題表現というほどでもないのかもしれないが・・・、 上記で「無灯火」については 無灯火の場合は5万円以下の罰金が課せられることになります。 と「罰則のある違反と併記」しているため 「誘導されて誤解する人もいるかもしれない"巧妙な表現方法"」というべきか。 元々、地方条文まで確認している人向けに記事を書いているとは到底思えないのもあり、 イヤホンだけ違反の根拠を出していないところを見ると、 (地方条文を出せば"聞こえない状態"に触れない時点で"違反"とする論理は破綻する) 「知らずに誤解される人を誘導できる」という思惑も少なからずあるのだろうかという穿った見方も出来る。 ▼それにしても・・・、「バイク」という呼び方には トライアスロンの種目やロード"バイク"等で分かるように「自転車」も当然含まれるとはいえ、 メインは「オートバイ向けのサイト」なのだから、 「自転車の内容メイン」で記事を書きたいのであれば、 www.cyclesports.jp こちらの「サイクルスポーツ」に寄稿したほうが良いのではと思うが・・・。 公道(車道)を共有する主に2輪車の車両同士とはいえ、 なぜオートバイ向けサイトで自転車の記事が散見されるのだろうかという疑問。 タブーと思われる「自転車の車間距離」に触れたくないであろう既存のスポーツ自転車メディアでは あまりルール関連を表面化したくないとすれば、 独自に「自転車の車間距離」にも堂々と切り込む自転車用の新Webサイトを立ち上げて欲しいものだが、 運用資金というよりも、根本的に需要の無さから「間借り」という形にならざるを得ないのだろうか。 ▲相変わらず誤解を与える内容:BS社員 www.cyclesports.jp/news/others/58960/?all#start [画像]安全利用5則の安全ルールを守るの中に イヤホンなどの使用きんしなど という条文内容とは"異なる"内容を教えている問題。 ◆警視庁の紹介する安全利用5則の中にイヤホンは一切登場していない www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/five_rule04.html それでも、どうしても内容に含めたい場合、 「"使用禁止ではない"が、安全のためには使わないほうが良い」なら分かる。 講演するのはいいとして、 「実際の条文を確認した上で」講演出来ないのだろうか。 ◆[東京都]警視庁にある自転車関連の条文の抜粋 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/ho_kisei.files/hou_kisei.pdf (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 【安全な運転に必要な交通に関する音又は声】が【聞こえないような状態で】車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合に イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ↑ 「イヤホンなどを(自転車走行中に)使用禁止という条文など、何処にも存在ない」 ▲子供向けの警視庁のパンフ www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/leaflet.files/child.pdf イヤホンで音楽をきいたりなど、まわりの声や音が聞こえないようにしてはいけません。 しかし画像は、「救急車」でしかないという。 つまりこの場合の声は「救急車から拡声器を通して話している声」であり、 「道路で普通に話している人の話声」が聞こえなければならないと思わせるのはミスリード。 ※万が一「道路で普通に話している人の話声」が聞こえなければならないとすれば、 全ての自動車やオートバイが「違反」となってしまう。 講師は【ブリヂストンサイクルの社員】というから、ある意味納得。 www.bscycle.co.jp/news/notice/2021/9460 警察官でも弁護士でもない人が(警察官や弁護士でも間違えていることもあるのに) 独自の「誤った認識」で「誤解を与える法解釈」を広めているのが現状。 「たぶんこの内容で大丈夫"だろう"」と思っている時点で、交通"安全"からはかけ離れている。 イヤホン使用で必ず危険になるという「全国の事故統計データ」が存在するわけもなく、 「他車の走行音や話し声が聞こえないと危険」というのであれば 「原付オートバイなどに聴覚試験がないのは何故」と1回でも考えてみたことがあるのだろうか? 若年層だから少しでも注意散漫になる原因を避けたい? いや、その前に「その地域での実際の事故統計情報を基に」 「予測運転」「徐行」「一時停止」など 特に印象に残るように要点を絞り込んで「基本の徹底こそ」 安全のために"まず最初の一歩として"重要では? それに、漢字もまだそれほど認識していない子供に 「車道左側走行」の原則論を伝えること自体が時期尚早。 とりあえずの定型文として、杓子定規の内容を提示すればいいとは思えない。 ▲▲「イヤホン自転車」を強調する無意味さ news.yahoo.co.jp/articles/709d98c5e15e7435aa3085688558ad7a84a1b538 www.fnn.jp/articles/-/279372 “イヤホン運転”の高校生が接触 車道に倒れた高齢男性 トラックにひかれ即死 単に「状況を提示しただけ」と言うかもしれないが・・・、 いや待てと。「歩道を」「徐行で」「歩行者"絶対"優先で通行すること」は、 そんなに「報道するに値しない情報」? 「交通事故」を紹介することに「交通"安全"を守る」意味はない? 「イヤホン自転車走行」は「歩道に歩行者が居たら」 「避けて走行することができなくなる」??????? 常識的に思考力があれば「そんなはずはない」と分かるはず。 原因はもちろん、(今回は無灯火も問題だが) 「歩道は基本(=普通自転車通行指定部分がない場合)徐行」を・・・ ↓ 【知らない】=「歩行者優先の概念がなかったから」 ↓ 「衝突した」 としか思えない。 (今回は無灯火も問題だが) 「イヤホン使用で走行していたから」 ↓ 「注意散漫になって:(視界が霞んで?)」 ↓ 「前方の確認が遅れ」(※特に書いていないのでスマホ注視なしと判断) ↓ 「衝突した」 ↑ と断定(断罪)している印象しかないが、 これが、もし・・・ 「イヤホン使用で走行していなければ」 ↓ 「注意散漫にならず:(視界が霞まず?)」 ↓ 「歩道での歩行者優先の概念がなくても」 ↓ 「衝突しない」??????? となると思っているとすれば、「このあまりにも無茶苦茶な論法」に気付かないほうが恐ろしい。 ↓ なぜ「イヤホン使用→「前方確認が遅れる」が成り立つと思えるのか。 「オカルト論を含まず」に、どういう思考力でそうなるのか。逆に興味が湧く。 ↓ 「歩道には挙動が安定しない歩行者がいる」と 「常に恐れていれば」 「歩行者優先が絶対は当たり前」。 イヤホン自転車を槍玉にあげることは 「実際の規制条文を一回も読んでいない」か、 見た(読んだ)上で「着用使用だけでは違反ではないことが全く理解できない」のであれば、 「私には読解力がありません」と「自ら証明しているようなもの」。 そして、「自動車でのカーオーディオ全般も規制したい」 「原付オートバイなどでの聴覚試験を復活させたい」と主張しているに等しい。 やはり、実際に事故を"防ぐ"という観点が欠落していると「絶対に気付かない」のだろう。 しかも「明確な違反の無灯火」よりも優先で表題にするあたり、 もはや怒りを通り越して心の底から呆れる。 ▲ご丁寧にCG再現までしている日テレ news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-20211202985320.html バトンホイールまでは許すとしても、ブレーキが無いのは・・・? ●[大阪]久々の誤解を生む記事 news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASPCM5G0GPCDPTIL02Q.html 「スマホを見ながら、イヤホンを聞きながら、傘差しながらはダメなんです」 11日午後、吉本興業のお笑いコンビ「ツートライブ」が、 大阪市西区の市立靱幼稚園の園児や保護者計約100人に呼びかけた。 ↑ 相変わらず、これを冒頭に持ち出す意味もなければ、 イヤホンをながらに含めること自体が根本的に間違っている。 保護者向けの場合であれば 子供へのヘルメット着用に関しては説明の必要があるとしても、 「正しい乗せ下ろしの方法」とか、 「安全に歩道を走行するための心得」など 「より目の前にある実用的な中身」を提示することが肝心。 お笑い芸人なら客に合わせてネタを選ぶことも当然と分かっていると思うが、 用意されていた台本をそのまま読むだけのスピーカーとしての役割であれば、 工夫が一切出来なくても仕方ない。 そんなに「ながら」を問題視して傘も出しているのであれば 「傘の支持具に傘を固定して使用する場合、 押し歩きはOKですが、"走行した時点で"違法です」と 何故ちゃんと紹介しないのだろう? 歩道の走行は、「自転車通行可」の標識がある場合と、 運転するのが13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者で、 車道を走行するのが危険な場合などに限られている。 ↑ 大抵のユーザーが歩道走行する理由の「"など"」が省略。 路上駐車が多く、車道走行に不向きな場所も少なくないことから 歩道を徐行・一時停止を駆使しての安全な方法で走るほうが良い場合もある。 ※左折巻き込みや対抗右折車は飛び出し同様に 「交差点の正しい走行方法の周知」が全く足りないことが問題。 歩道を走るときも、「車道寄りを徐行」し、 歩行者の邪魔になりそうな場合は自転車側が一時停止しなければならない。 ※但し、「普通自転車走行指定部分」がある場合は、 歩行者がいないことが明らかであれば徐行走行の必要なし。 というか・・・簡潔に ▼「タダで出来てお得な交通安全」と称して ●「安全な方法で適切に止まること!止まれの標識以外でも事故防止は止まる!」 ●「歩道は歩行者が優先!(ベルは使わない!)」 ●「信号がない見通しが悪い交差点では特に絶対に徐行!」 ●「無理な横断はしない!」 が最優先事項で、通行場所云々はその後。 ▲法的根拠を知らず違法と勘違いしている例 www.buzzfeed.com/jp/hiroshiishii/aftershokz-aeropex 「東京では自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着は違法なんだけどな…」 ↑ これは嘘で「イヤホン・ヘッドホンの装着そのものが違法になるという事実は存在しない」。 ◆法的根拠:東京都例規集(内容現在 令和03年7月15日) https //www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ 第16編 警察 ┗第4章 交通 └ 東京都道路交通規則 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ▲「イヤホーン等を使用して車両等(自転車含む)を運転しないこと」という条文は存在しない。 ※「厳格にすれば速度の速い自動車カーオーディオが全面禁止になり」 「交通に関する音に他車走行音まで含めると通常走行音の煩いオートバイが公道走行禁止になり」 実際には音情報は重視されていないもう1つの根拠として、 「原付免許などに聴覚試験なし」でもあるため、自転車"だけ"過剰な制限を敷くことは絶対に不可能。 大切なことなので繰り返しますが、 自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着が禁止されている自治体があります。 もちろん骨伝導イヤホンも。 ↑ 概ね「交通に関する音などが"聞こえないような"状態」が禁止されているのは把握しているが、 イヤホンやヘッドホン着用そのものが「罰則付き」で禁止になる地域など存在しない。 (努力義務はあくまで"目標や指針の提示"であり、法的拘束力は存在しない) ※骨伝導でも、交通に関する音などが「聞こえない状態であれば」違法になるが、 イヤホンやヘッドホン同様に装着だけで違法になる法文など当然存在しない。 もし存在すると豪語するのであれば、 是非とも具体的に、どの都道府県が「何の"法文"によって」 「イヤホンやヘッドホン装着そのものが禁止」を提示してもらいたい。 「イヤホーン等を使用して、安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」 を 「自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着は違法」に変換してしまう困った人達が後を絶たないのは、 「交通"安全"を徹底軽視し、事故"防止"を蔑ろにし、優先度を履き違えた酷すぎる指導」の賜物ではあるが、 今後もこうした「勘違い」や「大嘘」を展開する人達は 「原付免許などに聴覚試験なし」という事実も知らず、 こういう"実質無意味な法文"が消えない限りは続くのだろう・・・。 そして、仮に遮音状態の自転車が完全に居なくなったとしても、 ●「遮音状態での事故統計データすら存在しない」 ●「街中で遮音状態と思われる自転車自体の割合が明らかに少数派」が証明しているように、 交通事故全数に対して"微々たる影響しかない"ので、目の敵にする意味があまりにも薄い。 ●弁護士サイトでも誤解 www.bengo4.com/c_2/n_13416/ また、自転車の運転中にはいずれも禁止されている 「雨天時に傘をさして片手で運転することはあるか」、 「イヤホンで音楽を聞きながら運転することはあるか」、 「スマホやタブレットを使用しながら運転することはあるか」の3点について質問しました。 ↑ 自転車の運転中に「「イヤホンで音楽を聞きながら運転すること」そのものは禁止されていません。 何度も書いているように「交通に関する音などが"聞こえない"」状態が禁止されているのであって、 自転車でのイヤホン着用使用走行自体が禁止されているわけではありません。 ※多くの地域で自動車も含む"車両"についての条文であり、 カーオーディオの使用が原則的に禁止ではない以上、 自転車でも同様に原則的にイヤホン走行は禁止ではありません。 2014年当時に北村弁護士が解説していたように www.ntv.co.jp/horitsu/20140504/1-a.html 「自転車のイヤホンをつけての運転は、法律的に大丈夫なのか?」 条例ごとに罰則規定 北村弁護士の見解 乗る事自体は道路交通法上は直接は禁止されていません。 但し、 安全に走行するために必要な音や声が聞こえない状態で運転した場合には、 これは違法になります。 あとは、立法化云々は蛇足。 「カーオーディオ同等の規制だが自動車では取り締まりしている様子がない」 「一般的な自転車の常用速度域」と「原付などの免許取得に聴覚試験なし」という事実。 「事故時の遮音自転車の割合データなし」「常態化している徐行や一時停止の完全無視の危険性と比べた優先度」など、 「明らかに必要条件に満たない」と判断できる。 ●分かりやすい印象操作 news.yahoo.co.jp/articles/81d4af6aac00e7caf7f3bcfc3569616b12fcaf11 東京・小金井市の道路で3日、右折してきた自転車が、一時停止中の車に衝突した。 イヤホンをしながらうつむき加減で運転している自転車に乗った男。 前方の車に気付かなかったのか、慌ててハンドルを切るも間に合わない。 「ちょっと降りて」被害者が呼びかけるも…“イヤホン男”当て逃げの瞬間 東京・小金井市 普通に「白の長袖肌着男」とでも呼称すればいいだけにも関わらず、 「音量など未確認なのに」 まるで「イヤホン走行自体が問題」と言わんばかりのタイトル。 これが、もし自動車が加害者の場合、 「窓を締めきって運転していた自動車が当て逃げ」となるだろうか? そもそも(多くの地域では) 「カーオーディオでも交通に関する音などが"聞こえない"ような状態では違反になる」 という事実を理解していれば、 自転車でもイヤホンどうこうというタイトルなど付けるわけがない。 そして、イヤホンで聴覚完全遮断していると仮定した場合であっても・・・ ▲「前方の車に気付けない」? ▲「慌ててハンドルを切るも間に合わないような状況になる」? ↓ もちろん、「気付けるし、余裕でハンドルを切ることができることは」 自動車でも自転車でも"普段から脇見運転せず前方を見ていれば常識的に"可能。 つまり、聴覚云々は無関係で、「予測運転が出来ていない」ことから、 「前方周囲の確認をしていなかったことが原因」は明らか。 そもそも見通しの悪い交差点は"徐行"が義務(違反すれば罰則)なので、 前方さえしっかり見ていれば、速度的に回避は難しくない。 普段から見通しの悪い交差点に、公道レース感覚で勘違いしながら、 「徐行速度まで減速したくない」という身勝手極まりない理由で(ほぼ)減速せず侵入しているとか、 「たぶん他車は居ない"だろう"から前方なんて時々確認するくらいで良い」という スマホ見ながら走行と同様の「他人に期待しすぎている輩達だけの問題」であり、 イヤホン着用走行自体を(音量や交通に関する音などが聞こえていなかった状態かすら個別に確認していないのに) 問題があるような風潮そのものに違和感が拭えない。 実際の"多くの事故の傾向"を捉えることのない 「優先度を履き違えた"極端に狭い範囲だけ"に注視してることに気付いていない」とすれば困りもの。 もしもイヤホン着用走行がゼロ=交通事故が限りなくゼロに近づくという 思い込みや印象ではない"根拠"があれば、最優先事項として引き合いに出すが、 まず「自転車及び自動車それぞれの遮音状態車での事故統計すら存在しない」ため、 「絶対にありえない」と分かっている以上は、 街頭指導などによって「非遮音こそが絶対」と影響されてしまった人達の思考停止状態を憂う。 ●「優先度など関係ない」という細かい人であれば・・・ 違反全てを問題視するなら「泥はね運転の禁止」までカバーするとか、 ・車両である自転車に該当する罰則の有無で分けて違反項目を全て列挙するとか、 ・前後ともブレーキ装置の不備がないように定期的なメンテの重要性を訴えかけるとか、 最終的に罰則の有無すら関係なく条文になっていない「安全規範」として周知すべき項目であれば、 「考え事・体調不良・寝不足」でも事故の危険性が高まることを 重点的に知らせることに注力すべきに思える。 「靴が気になる」という人がいて「この靴紐の中の1本の繊維質が重要」と説いているような状態に意味があるのだろうかという。 「構成要素の1つ」としては必要でも、それ自体を深堀りしても何かが出てくるというわけでもない。 狭い範囲だけに捉われてしまうと、"全体的な安全が遠のくだけ"に思えて仕方ない。 ●毎度お馴染み【イヤホン運転を罰則対象】とかいう誤解を広める記事 kuruma-news.jp/post/401679 このほか、雨の日に見られる傘差し運転や、音楽を聞きながらの運転など、 注意が散漫することで、事故やトラブルに遭う危険性が非常に高まります。 ↑ 「考えごと」「寝不足」での注意散漫は問題ではない? 何故「カーオーディオでは問題がない」と言い切れる? ※「年齢」「免許の有無」「耳までの距離の違い」のような弱い理由では足りない。 一時停止こそ触れているが、 音に頼って走行し、全く登場していない「徐行」をしないことは 事故に直結するという危機感が全くない。 自動車(クルマ)サイトだから仕方ないというのもあるが、 恐らくは「自転車憎し」という安易な理由で、 「こういう大嘘を並べ立てること」自体が問題。 ↓ なお、都道府県によっては各条例によってながらスマホやイヤホン運転を罰則対象としています。 さすがに「妄言も大概にしてくれませんかね」と言いたい。 各都道府県の道交法細則にそのような条文は存在しませんが? 「もしイヤホン着用"だけ"で、罰則対象であるならば、その"法的な"根拠となる条文を提示してください」 【自転車でのイヤホン着用運転走行そのものは罰則対象には"なりません"】 単にイヤホン着用だけでの自転車運転走行は"罰則のある"法的には何ら禁止されていません。 "概ね"交通に関する音などが「聞こえない状態が」規制されているだけです。 「常用速度を抑える」「予測運転を欠かさない」「減速を躊躇わない」 「徐行を全ての交差点や歩行者に対して実行」 「一時停止は事故防止の要」「周囲の安全確認を怠らない」 これらを徹底的に守ることこそが、真の事故防止に繋がる。 ●[石川]注意の矛先の誤りと不十分な指導力 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-282390.html 自転車乗る高校生を指導 小松署 小松署などは三十日朝、小松市沖町の沖町東交差点で 自転車通学の高校生に街頭指導をした。 通学時間帯の生徒に、歩行者にやさしい安全運転を呼び掛けた。 千葉県で児童五人が死傷した交通事故を受けて、通学中の児童たちにも安全に気を付けるよう声を掛けた。 小松署の出口喜義署長や署員、小松地域交通安全活動推進委員、市少年補導員連絡協議会員ら計二十三人が参加した。 参加者は歩道に立ち、「自転車のマナーアップ」などと書かれたのぼり旗を持って 「気を付けてください」と声を掛けたり、 イヤホンをしたまま自転車に乗っている生徒を注意したりした。 石川県の自転車ニュース自体が珍しいが、 街頭指導のきっかけが「遠く離れた千葉県の自動車事故」。 そして「高校生に街頭指導」という違和感。 一応、「通学自転車は歩道走行も珍しくないので歩行者優先」という意図であれば、 単に「気を付けてください」という曖昧な声掛けでは分かりにくく、 「イヤホンをしたまま自転車に乗っている生徒を注意」ではなく、 ◆周囲の状況をしっかりと確認し、歩行者が最優先なので傍を通るときは「止まる」か「徐行する」か 特に子供の場合は周囲を全く確認せず、突然走り出す可能性も非常に高いため、 「歩道ではなく予め車道に移動しておく」とか「道幅があれば十分な側方距離をとる」のような 具体的な内容が不可欠。 ●[宮城]警察も然ることながら記者の安全意識の問題? www.fnn.jp/articles/-/187046 自転車の一斉取り締まり 宮城県内24カ所の交差点 「運転中のイヤホン着用」「信号無視」など警告 25日の取り締まりでは、「運転中のイヤホン着用」や「信号無視」など、1時間で9人が警告を受けました。 県警本部交通事故総合分析室 北野原聡 室長 「交差点を通行する場合ではどうしても歩行者や自転車と交差することが多いので、 『徐行』を守っていただきたい」 県内で今年発生した自転車と車の事故のうちおよそ4割で自転車側にも違反があったということで、 警察は今後も指導を続けていくとしています。 『徐行』を守っていただきたい」 ↓ 「運転中のイヤホン着用」や「信号無視」など、1時間で9人が警告を受けました。 ????? 「信号無視」は一時停止と同意義なので勿論分かるが、 自転車だけ「運転中のイヤホン着用」に警告の意味が分からない。 同様に「カーオーディオ」にも警告を出していなければ正当性が皆無だが、 自動車への交通安全指導期間に事例があるのだろうか? 一応「など」とあるので「徐行無視」にも警告をしていると思いたいが・・・、 表題を見る限り少なくとも、 この記事を書いた記者は「徐行は最重要項目ではない」と思い込んでいると言えるが、 こういう安全への意識の低さが、「本来防ぐことができるはずだった事故」を 減らすことができない原因の1つともなるという危機感が全くない。 本来、 警察は見通しの悪い交差点や歩道で自転車の徐行が徹底できていないことを問題視し、 「歩道や見通しの悪い交差点などで、徐行不足の自転車に一斉に警告カードを発行していました」 でなければならないはず。 「運転中のイヤホン着用」していないことで「徐行する」へと 必ず繋がるとは言えないので、努力の方向性を見誤っていると言える。 ●[神奈川]マナーとしても解せない感覚 www.kanaloco.jp/news/social/article-513026.html 本筋内容は、一方通行の標識に「自転車を除く」がない箇所が多いが 特に取り締まりもしないし、直ちに標識を増やす気もないという実態。 当たり前の話で、ロクに取り締まりする気がないなら標識は存在しないようなもの。 背景には、スマートフォン操作や、イヤホンで音楽を聴きながら運転するなど、 免許を必要としない手軽な自転車利用者のマナー低下が深刻な問題となっていることがある。 ではなぜ 「カーオーディオで音楽を聴きながら運転するなど、 免許が必要な自動車利用者のマナー低下が深刻な問題」 とならないのか甚だ疑問。 ▼[根拠]神奈川県の例規集より www.pref.kanagawa.jp/docs/y8e/cnt/f7406/ ○神奈川県道路交通法施行細則 (5) 大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。 【自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。】 もしかしたら「自動車」という漢字が読めないか理解できないのだろうか。 「自転車だけは音楽を聴きながらでは歩行者に配慮できなくなる」という効果があるわけもない。 ●耳までの距離が近いから? → スマホ注視のように視野が狭くなるわけではないので無関係 ●自転車ミラー装備義務がなく周囲を確認しにくい? → ミラーに頼るのが安全なら法的に義務付けが必要 ●未成年が多く免許がないから? → "通年"での交通教育不足の問題 たまに見かける防犯登録のような「罰則がない」地方の条例を持ち出してきて 「罰則がないのに」なぜか「違反を強調」というケースも理解できないというか、 だったら「その(空虚な)地方条例の自転車政策全般について書かれている内容に、 「"一時停止を遵守させるための取り組みなどの具体的な内容"」 及び「"一過性ではない通年での"交通教育が足りない」こと自体を憂うのが、 "真に事故を防ぐことが目的であれば"どう考えても先。 「目先の目障りと思っているであろう違反が消えても、事故が減らなければ意味がない。」 通学路の近隣住民からすれば「並走」、 個人的には周知不足なわりに安易に使われ過ぎてしまっている「違法な2人乗り表現」を問題視しているが、 「見通しの悪い交差点での徐行義務」や「一時停止」の、実際の事故"防止"への有効性に比べると 遥かに優先度は低いので、"多くの"事故防止の観点からは積極的に注意喚起しようとは思わない。 道交法には「泥はね禁止」のような項目もあるが、 「全ての細かい箇所まで絶対遵守しなければ道路を使うべきではない」という極端な道交法信仰が過ぎれば、 まず歩道での徐行義務違反で自転車が9割消えることになる。 要は、「より事故を減らす方向で、適正な方法を使用する」という"機会と理解"が足りないというだけの話。 学校任せが無理なら、それを補うめに各家庭での教育に使用してもらうための冊子や、 「とりあえず禁止」ではなく、 むしろ逆に「イヤホン着用でも安全に走行するために必要な方法を学ぶ」という方向で考えるべき。 何でも「規制さえすれば安全」という短絡的な思考に陥るのは危険。 「警察は立場上"危なそう"であれば全て否定するしかないのは当たり前」の話でも、 現実的には「使う=危険・使わない=安全」の2択ではない、 第3の選択肢として「安全に使う方法」の提示や施策は必要。 もちろん「誰にでも推奨するわけではない」ので、この点は絶対に勘違いしないでもらいたい。 「安全に使う気が無いのであれば」、危険を及ぼす可能性が高いと判断できるので、 そういう人の権利が制限されるのはやむを得ない。 ただ、「誰でも簡単に通販で自転車本体を買えてしまうこと」や 「歩道を混乱させたいとしか思えないような速度UPまで狙っているような自転車もどき」は やはり規制すべきに思えて仕方ない。 ●[東京]単に「イヤホンつけての運転が法令違反になる」を反証 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1394852651502759940 傘刺しやイヤホンつけての運転は違反ですよ~と言って お店から離れたとこで傘刺したりイヤホンつけてるのが視界に入ります 法令違反だから言ってるわけでして…… そんな制服の着方注意された学生みたいなことしなくても 傘は不安定になる「おそれがある」ので持って走行した時点で違反で間違いないが、 イヤホンに関しては毎度おなじみで、 中途半端に(実際の事故の直接原因に起因しない無駄な)警察の指導や 聞きかじりの情報だけ鵜呑みにしていると このような勘違いをしていても無理はない側面もある。 確かに「個人レベルでの勘違いは常態化している」ので、挙げればキリがないが、 報道関連や講演しているような人達まで間違っていたのが 見てきた限り「9割以上」なので、本来由々しき事態。 ▲【詳しくないので知らない】=【勘違い】を、 自転車店員向けとして分かりやすい例を挙げるとすれば、 「よくある自転車に詳しくない人達の」 「他店購入の自転車を、無関係な自転車店に持ち込んでも、初期点検は無料」 と思い込んでいるようなもの。 どれだけ「保証書をよく読んでください」と伝えても 「一向に見てもらえない・分かってもらえない辛さ」は 身に染みるほど理解されていると思うので、 その客と閲覧者の一部の相手向けとしても SNSの性質上「伝える側の立場」を意識してもらいたいところ。 ▼反証 最初に「ソース元として参考にする箇所」は書かれていないが、 案内している人で選ぶのではなく、 (警察のサイトでも意訳が含まれていることが多々あるので要注意) 保証であれば保証書を確認、組立であれば組立の説明書を見るように、 しっかりと「実際の条文を」確認するのが肝心。 ◆東京の場合「東京都例規集」より「東京都道路交通規則」 www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/HAS-Shohin/jsp/SVDocumentView (運転者の遵守事項) 第8条 法第71条第6号の規定により、 車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (法第71条=道路交通法71条:各都道府県ごとに定める規則) (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】で 車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ▲「高音で」 条文通りであれば「低音であれば何ら問題がない」という不的確な用語。 いい加減気付いて改訂してもらいたい箇所でもあり、 わざわざ「大音量」への意訳が必要な時点で気にするほどでもないが、 「又は」とあるので、高音が前半のラジオ等に限定されているとしても、 イヤホンの着用だけで違法性を問えるとすれば 「イヤホーン等を使用して車両等を運転しないこと。」と 「付帯文なし」でなければならない。 別のどうでもいい内容としては、条文には「イヤホーン」とあるが 「イヤホン」「イヤフォン」「イヤーフォン」なので違うとか、 逆に「ヘッドホンなので問題なし」という見方も出来るが無理すぎる解釈。 ◆最重要箇所は、違法性云々を声高に叫ぶ人達は何故か誰しも 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】 という箇所を、とにかく存在しない部分として無視する。 「イヤホンをつけて音を流すと絶対に聞こえないような状態にしかならない」わけがない。 両手で耳を覆ってみれば、聞こえにくくなっても完全に聞こえないことはないことから分かるように、 イヤホンのカナル型でも音量次第では聞こえ、 ヘッドホンでもオープンエア型や小音量なら聞こえる。 ───────────────────────────── ◆どの程度聞こえなければならないのか 警察の現地確認方法としては、 「イヤホン等着用状態で後ろから話しかけたときに聞こえてるかどうか」とされていることがあるが、 窓を締めきって大音量気味でカーオーディオ使用している自動車や 違法改造ではなくても通常の走行音が異常にうるさいオートバイがあることから、 正直「不当に厳しい判断基準」と言わざるを得ない。 ───────────────────────────── どうにか無理矢理に違法で通そうとすれば、 「聞こえない状態」ではなく 「"ような"とあるので聞こえていても違法」との展開を仮定。 では、車両=「自転車に限定されていない自動車もオートバイも含む」ことから、 「違法性を助長する全てのカーオーディオ及び、窓を締めて運転することは (自転車のイヤホン着用で音量や状態を"確認せず"着用だけで違法とする場合) 当然、自動車やオートバイでも同様に未確認段階で違法となりますがよろしいでしょうか?」 となってしまう。 更に言えば「原付きなどでの免許取得時の聴覚試験がない」ということからして、 「実のところ安全のためにはそこまで聴覚は重要ではない」と何よりの証拠として挙げる。 なぜ常用速度域も遅い「自転車だけ」違法性を強調するのか考えたときに、 未成年が多いことを上げるとすれば、 やはり歩行者優先や交差点安全通行のために必須の 「徐行」や「一時停止」の遵守率の低さを問題視するのが、 「事故そのものを無くしたいのであれば」どう考えても先。 「目につく違法(かもしれない)行為を減らしたい」と「実際の事故を減らしたい」は別。 「注意散漫」であれば、イヤホン無関係で「寝不足・考え事・体調不良」の心配が先。 そもそも、実際にイヤホン着用で音楽を聴いているであろう自転車の事故で 「適切に一時停止しなかったことと完全に無関係で」 年間何件発生しているのか具体的なデータの提示もなく、 警察含め、闇雲に違法云々を強調することに何の意味があるのか分からない。 この条文の発祥警察からして「信頼すべきかどうか」を考え、 安易に追随しない賢明な地域が多数であれば 今のような無駄な誤解が広まることもなかったが手遅れか・・・。 状況を見極められない場当たり的対応の結果が今の惨状。 "通年での"交通教育も絵に描いた餅で「考えられない人」を世に量産してしまった。 しかし、典型的な勘違いをしているのは今の惨状から仕方ないとはいえ、 法令遵守を訴えかけるのであれば、 "全ての生活道路も含む見通しの悪い交差点"手前で徐行義務があると言う点まで 理解できているのかどうかという疑問が常にある。 作品中で道交法遵守を訴えかけるわりに、 別のエピソードでは「何の注釈もなく」違法になる2人乗りが登場するようなもので、 半分ギャグのつもりなのだろうかというケースもある。 反対に直接自転車とは無関係な作品で 2人乗りが違法なことに触れて対策をギャグにしていることもあるのが妙な話。 保険加入してヘルメット着用すれば事故が防げるわけではないのと逆で、 イヤホン着用でも適正音量と、それ以上に神経質に走行していれば、 違法性が問えないだけでなく、 むしろ聴覚以外の周囲の状況に敏感になって"集中して乗る"ことも 人によっては不可能ではないと考える。(万人に薦めるつもりはない) そのため、もし同じ状況で具体的に言うとすれば、 「雨合羽を使わないと赤切符切られるかもしれないですよ」 「イヤホンは職質に遭えば外すように言われるかもしれませんが、その時は一応従ってくださいね。 音量を下げて、歩行者最優先で、交差点に気を付けて、無理な横断はせず しっかりと確認も忘れず徐行・一時停止を徹底的に守ってくださいね。 事故になったら被害者でも加害者でも困りますよね?」 という案内であって欲しいが、 「同調圧力」で難しいという側面もあるのかもしれない。 否定的な立場であれば、 「出来るだけ情報を多く得て走行するためには使わないほうがいいと思いますよ」 と「感想を言うだけ」という方法もあるが・・・ やはり「適切な方法を案内する方向へ軌道修正を試みる」ことを優先したほうが、 内容を聞き入れてもらえる可能性が少しは高くなるはず。 ●状況判断力が足りない内閣府解説 www.gov-online.go.jp/featured/201105/index.html 8割以上が自動車との事故。その半分以上が出会い頭衝突による交通事故 これが非遮音状態なら絶対に防げるというわけでもない。 イヤホンやヘッドホンで音楽などを聴きながらの運転 イヤホンで音楽を聴きながらの運転は、音楽に気をとられて注意散漫になったり、 後ろから近づいてくる自動車の音が聞こえなかったりして、事故に遭う危険性が高まります。 逆に言えば「後ろから近づいてくる自動車の音が聞こえていれば」事故に遭う危険性が低くなるのだろうか? 後方から自転車を轢くコースを辿っている(酩酊状態や気を失っている場合も含め) 自動車が「全く前方に注意を払っていない」ような状況で、走行音が聞こえていて果たして回避できるだろうか? ●言うまでもなく「実験」であれば、 「後方から近づくということが予め分かっている」ので避けやすいのは当たり前。 もし「実際の公道」で「1ヶ月くらいの期間を設け、後方から予告なく轢く実験」であっても、 「轢きに来られる」という危機感を持って走行するということは、 走行場所などに注意して走行するので、これも遮音・非遮音状態は大した問題になるとは思えない。 ●遮音状態の例になっている挿絵をよく見て考えよう (1)まず遮音状態ということよりも「目をつぶっている」ことが大問題。 (2)次に肝心なことは【路地裏の道路の中央を他車の存在を意識せずに走っている】こと →●「目安として約1.5m以上空けて自動車が側方を通れるだけのスペースがあるなら」 その道の端のほうを走行していればいいだけ。 →●「狭い道や用水路などがあり自動車が通るだけの側方の距離が十分に空けられない場合」 遮音状態がどうかではなく、そもそも側方を自動車が通過すること自体が、 明らかに「危険な状況」に陥るため、自動車がその狭い道を 「速度を上げて走行しようとすること」も「無理に前に出ようとすること」も 「煽り運転」に該当すると思われる。 非遮音状態なら後方から来ている自動車の走行音を把握しやすいから、 「状況的に必ず避ける(避けやすい)ことが正しい」わけがない。 比較的道が広ければ「自転車側の走行場所の見直し」をすればいいだけ、 狭ければ状況によって自転車側が遮音状態なことを問題に挙げること自体お門違いになる。 ◆若年層で免許が無いからのような理由以前に、 【どのような場所】を【どのような速度】と【方法(状態)】で走行することが安全なのか】を理解させず、 思考停止で 「走行音が聞こえていれば避けやすいですよ」という「実質的には誤った感覚」を 植え付けること自体が、安全軽視と言わざるを得ない。 自転車にバックミラーを付けて自動車免許があっても、適切な自転車走行ができるとも限らない。 結果どうなるのかという「想像力」を以て、 状況判断を正しくできる「思考力」を身につけさせることが肝心。 ▲ついでに、政府広報といえば・・・ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html#id_7fb2a647 ●厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財の映画ポスターで自転車の2人乗り のような事例を問題視するのが先なのではないだろうか。 ▲例によって偏向報道 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004EFE0.html イヤホンつけて走行など2時間で52人に警告 自転車の一斉取り締まり その結果、後輪にしかブレーキがついていない自転車で走行していた男性1人が、 道路交通法違反容疑で検挙されたほか、 走行中にイヤホンをしていた人など合わせて52人が警察から警告を受けました。 「外の音が聞こえるイヤホンなので、周囲の音が聞こえるから大丈夫かなと」 (警告を受けた男性) まさしく「聞こえる状態であれば違反ではない」のだが、それには一切触れていない。 大丈夫=周囲を警戒し安全に走行できるかどうかは「カーオーディオが証明しているように」 遮音状態とはほぼ無関係。 警察もこうした遮音"未満"の確認に時間を費やし警告カードを発行する暇があるなら、 「徐行」「一時停止」を遵守させることに徹底尽力すべきであり、 真の交通安全や事故防止を到底理解していないような偏向報道の姿勢そのものを危惧する。 ▲東海テレビ news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20200910-1931-139837.html ウーバーイーツ配達員の危険運転…警察がついに取り締まり わずか2時間で配達員16人に「警告」 タイトルこそイヤホンはないが 10日は、イヤホンをしたままの運転やスマホのながら運転、さらには信号無視まで…。 わずか2時間の取り締まりで、警告を受けたのは52人、そのうち16人がウーバーイーツの配達員でした。 ここでもイヤホン走行=問題行動に繋げている。 ●共同通信 news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020091001002020.html ウーバーに交通ルール順守を要請 愛知県警、苦情相次ぎ こちらは真っ当にイヤホンの文言なし。 もし「イヤホン走行で注意力が劣る」というなら 「寝不足」も「考え事をしてそうな人」も「体調が悪そうな人」も片っ端から止めて 一律で警告カードを発行していなければおかしい。 ↓ 「それらは分かりにくい」を理由に上げるなら 同様に「イヤホン着用でも交通に関する音などが聞こえていない状態」かどうかは 確認しないと分かるわけもないので同じなので、 恣意的運用をされていることを警戒しなければならない。 イヤホン走行に「継続的に見えていて分かりやすいから」という理由も少なからずあるとすれば、 同様に、継続的に目視しやすいという点でいえば 「歩道を徐行しているかどうか」は一目瞭然だろうになぜか警告すらなさそうな始末。 一時不停止も「止まれ」の標識の影にいればいくらでも赤切符発行しようと思えばできるのに こうした偏向報道では警告カードすら発行しているという様子がない。 毎度の繰り返しで、 「イヤホン非着用(未使用)でさえあれば歩行者を気遣う走行になる効果などありえない。」 徐行や一時停止を徹底的に周知徹底させていないことが事故の根本的な原因であることは明らか。 ●[自動車]35都道府県ではイヤホン(運転)禁止という不思議な説を暴く clutch-s.jp/p000417/ 自動車関連の情報だが、やはりというか案の定というか間違い。 クラクションなど、外の音が聞こえる程度の常識的な音量での通話なら問題ないと思うのですが、 千葉県などではイヤホン(補聴器を除く)をして運転すること自体が条例違反となります。 都道府県によって内容に違いがあるので、注意が必要です。 ※2016年11月現在、条例の定めがある35都道府県 (北海道・宮城県・福島県・新潟県・茨城県・群馬県・千葉県・埼玉県・ 東京都・神奈川県・山梨県・長野県・富山県・石川県・福井県・静岡県・ 岐阜県・愛知県・奈良県・和歌山県・滋賀県・京都府・大阪府・岡山県・ 鳥取県・香川県・徳島県・高知県・愛媛県・福岡県・大分県・長崎県・ 宮崎県・鹿児島県・沖縄県) ※青森県・秋田県・岩手県・山形県だけは、 何故だか適法とは思えない奇妙なことに基本常用速度の遅い自転車に限定しているので、 今回は自動車は無関係として 残り8県を書き出すと・・・ ↓ 兵庫県・島根県・佐賀県・熊本県・山口県・栃木県・三重県・広島県 ↓ 最後に追加された「栃木県・三重県・広島県」 ※栃木県は2015.9.1以降から ※広島県は2015年12月1日から ※三重県は2016年4月から ↓ こうして2016年11月の投稿時点で全国で出揃っていることになるので、 47(-4県:自転車限定規制) =「自動車の場合」43都道府県では何らかの遮音規制あり。 ↓ そもそも「規制根拠となる条文を載せてない時点で」首を傾げるしかないが、 なぜ「35都道府県では規制対象」と思ったのか、 自転車限定の4県を除き、 「残り8県もの地域の条文は何処が違うのか」を明記していない時点で 残念ながら「この元記事自体の信憑性が低い」と言わざるを得ない。 ▼8県の謎 ●兵庫県・・・イヤホンとは書いていないから? ●山口県・・・イヤホンとは書いていないから? ●佐賀県・・・イヤホンとは書いていないから? ↑ではなぜイヤホンやヘッドホンを書いていない千葉県は違反に該当するのだろうか。 ●島根県・・・? ●熊本県・・・? ●栃木県・・・? ●広島県・・・? ●三重県・・・? どこの古い情報を流用したのか定かではないが、投稿時の情報が反映されていないというのはどうにも。 また、自転車でもそうだが、自動車の携帯電話の使用に関しても 基本的に「遮音状態とは異なる別項目での規制」となるため、 イヤホン使用状態と同じ項目で論じることは避けたい。 ●木を見て森を見ない人々 news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/hochi-20200819-OHT1T50180.html 市川海老蔵、自転車配達員が「イヤホン付けてる方見ると危ないよーて思う」 「危ないと思うことは自由」でも、思考がそこまでしか及ばなければ本当の交通安全は望めない。 何より、「一見して危険を認識できているなら」危険度は低い。 反対に「見えない場合からの自転車が危険な例」として挙げるなら、 交差点で一時停止せずに曲がってくる状況があるが、 危険な状態は「イヤホンの使用しているかどうか」ではなく、 「イヤホンの有無に関わらず"止まらずに進行している"輩達」と よく認識してもらいたい。 規制根拠となる条文には、 多くの地域でカーオーディオにも同様の規制があることを知らないと思われ、 その「自転車イヤホンへの優先危険視」に同調する人々こそ心配。 本質的には"イヤホン装着の有無に関わらず" 「"一時停止"や"徐行"をせず"歩行者に配慮しない走行そのもの"」を危険と思わないことは問題 ということに気付くことはないのだろうか。 「イヤホンさえなければ絶対に歩行者に配慮した走行ができる」わけがない。 場所に応じた適切な速度を守り、ブレーキや降車を躊躇わないという 「常識」が存在しなければ、真の安全など夢のまた夢。 ●事故例の紹介だけで不安を煽られないように注意 jico-pro.com/magazine/114/ そんな自転車ですが、重大事故がたびたび発生しています。 最近は子どもが音楽やスマートフォンを操作しながら自転車に乗り、死亡事故を起こし、 高額な損害賠償請求を請求されることがあります。 2008年には、 「たびたび」というわりには2008年という杜撰さ。 たびたびは「自転車事故そのもの」にかかっているはずであり、 それは「高額賠償を請求されるような加害者」ではなく、 (例え自転車側に違反があったとしても) 「過失割合的には事故に巻き込まれた被害者」のケースが圧倒的に多いことに触れないのが 特徴的な「巧妙に仕組まれているロジック」。 また、2017年には神奈川県川崎市の路上で左手にスマートフォン、右手に飲み物、 耳にイヤフォンをした状態で電動アシスト自転車に乗り路上を走っていた当時20歳の大学生が、 スマートフォンをポケットに入れようと目を離したところ、歩いていた当時77歳の女性と衝突し、 死なせる事故も発生しています。 例によって、イヤホン自転車は絶対悪ということにしたい内容にしか見えず。 十中八九「本質的な違反としては徐行や一時停止を怠って発生した事故」とならない。 「サイト名に弁護士と書かれているから全て正しい」と思い込まず、 こうした「トリック」に嵌らないように、 「事故防止のために何をすべきか」の「思考力」を身に付けておきたい。 ■条文の「中身」を理解せず超解釈を広めたがる困った人達 相変わらず「実際の条文すら確認参照せずに既成事実を作ろうとしている」厄介な人もいるようで。 音情報を過度に神格化してしまっている人にとっては縋るべき絶対正義と 遮音=絶対悪として、「聞こえる状態かどうか」という条文を頑なに見ず認めることなく、 「悪を裏付けるような都合のいい内容から歪んだ解釈によって」を布教しているつもりなのだろう。 しかし残念なことに現行の「全都道府県の該当する条文」と 「カーオーディオ」「原付免許で聴覚不問」が有る限り、 「超理論で否定はできても違法という存在にすることは不可能」という事実は揺らぎない。 そもそもの意味不明な規制の発端として、 遮音関連の条文が始まったのが「神奈川県から」という時点で 話半分に聞くべきだったことに気付かずに全国に広めてしまったことに問題がある。 最初から事故の本質を見ずに「イヤホンが悪い」と叫び続ければ交通マナーが向上するなどと 本気で考えていたとは思えない。 恐らくは「スケープゴートとして使われただけ」のものを、 まるで「交通事故の根幹」かのような印象を植え付けられてしまい (現場の警察官も含め)本気で信じてしまっているような"洗脳されてしまった人達"が不憫でならない。 どれだけ丁寧に説明をして気付いて欲しいと呼びかけても 「物事を冷静に理解することを放棄し」心魂にまで染みつけられてしまって 「自分達は間違っていない」と思い込んでしまっていれば、 もはや救い出すことはできない。 その裏には「交通安全のために真にやるべきことを認めたくない」 つまり「徐行や一時停止を絶対優先的に守りたくない(守らせたくない)」 という思惑が潜んでいるような気もする。 指導にしても、音量など「聞こえない状態かどうかの確認もせず」、 着用自体が違法ではないとしてもそれを伝えることなく、 単に"印象論だけ"で問題があると決めつけて「外すように」と指導しているとすれば それ自体が「交通事故を防止するという面から見て」、 「交通事故例」と 「それを防ぐための対策として」は 「税金と時間を無駄に浪費している」のではないだろうか。 「もっと自転車事故を減らすための効果のある指導努力を」という目標を掲げる 市民団体がいてもよさそうなものだが、そういう真っ当に思える活動はむしろご法度なのだろう。 「口頭注意」や「警告カード」は「違法状態の改善を促すことが主目的なのだろうか?」 累積での赤切符に変化することもないため、 あくまで「全般的な安全走行のための啓蒙活動の一環」として捉えるべきだろう。 ●問題 【"常に予測運転をしている"イヤホン自転車】 【"予測運転をしない"が音情報が明確な状態】 どちらがブレーキ操作を確実にできますか? ※予測運転とは交通事故に直結する様々な状況を予想していることを差す 答えは考えるまでもなく「全てのカーオーディオの車両が証明しているように」前者。 「自転車では音楽を聞いていると、"どれだけ予測運転をしていても" ブレーキ操作の意志自体を削ぐ催眠効果がある」としか考えられない 「想像力に問題がある人」を除き、 免許の有無や耳までの距離で違いを言い訳にするとしても状況に大差はない。 なぜなら 少なくとも自転車よりも遥かに加害者になる可能性が大な乗り物で、 「免許を持っているにも関わらずまともに交通ルールを理解できていないドライバー」が 平然と公道を走っている恐ろしさからして、 「音情報を神格化」すること自体があまりにも奇妙な話のため。 全体の交通マナーの向上については、幼少期からの「"通年"教育」が絶対に必須のため、 「小手先の指導」や「罰則強化だけでどうにかなる」という底の浅い問題ではない。 先に書いているように「普通に考えれば[徐行一時停止などを駆使する予測運転が染みついているなら] 催眠効果などあるはずもないのだから」自転車だけ罰則強化する意味もない。 「もし強化できたしたとしても遮音状態を厳しくしたところで、 "全自転車事故に占めるの直接的原因ではないことは明らか"なので 全体の自転車の事故数が減るわけもないことを断言する。 もし片耳で過剰な音量でもないことが止めた時点で明らかであれば 外すように言うこと自体が事故防止に直接効果が高いとは思えないし、 違法ではない状態に対する「完全に行き過ぎた異常な"過剰"指導」。 なぜ"事故防止"のために「交差点での徐行や一時停止」を守ることは優先させず、 「側方距離や速度など歩行者に配慮しているとは到底思えない歩道走行」が野放しなのか。 「まるで数が多ければ許されるという歪んだ指導感覚」を是正することが先。 今はただ、「各種事故情報を鑑みれば明らかに優先するような内容でもない事項」を 優先指導しているように思えてしまう意味不明な体質の根幹には 「ほどほどに苦労もせず捕まえやすく分かりやすい、状態確認するという名目で停止させやすいことで、 "単に警察が仕事をしているように見せやすい"」以外に 一体どんな思惑が潜んでいるのかに興味がある。 各部の警察交通関係者に機会があれば是非とも聞いてみたい。 (優先度を誤った指導を続けているということに気付いていないのであれば) 本心では自転車の事故を減らそうなんて一切思ってないですよね?」と。 何度も書いているように「そもそも事故以前に全体でのイヤホン着用走行者数自体が 徐行・一時停止無視率と比較して過度に多いわけがない」ため 優先指導しなければならない合理的な理由も全く分からない。 自転車での事故者数を減らすには とにかくどんな場面でも「徐行・一時停止」の最徹底に尽きる。 車道を走るしかない自動車ではないのだから 「歩道を適切な方法で走行することが円滑な経済交通を妨げる」わけもない。 ★自転車イヤホンが(状態を問わない前提で)違反にはならない理由 ■第一の壁「車両全般に対する規制」 (原付免許取得条件との整合性を無視して自転車に限定している「青森・岩手・秋田・山形」を除き) 多数地域では自動車も含む「車両」に対しての内容のため、 自転車よりも遥かに速度の速い自動車でのカーオーディオが認められている以上、 自転車で(交通に関する音などが聞こえる状態で)音楽を聴きながら走行することは違法にならない。 ■第二の壁「交通に関する音などが聞こえない状態」を禁止 細かい条文は違えども、 この段階で全ての地域でカーオーディオ・イヤホン等を使用していても 「聞こえる状態であれば」違法性は問えない。 ■第三の壁「原付免許に聴覚試験なし」 もし一・二の壁を、自転車限定で(骨伝導含む)イヤホン・ヘッドホン等の着用そのものを禁止するように 条文が改訂された場合、 一般的な生活自転車よりも常用速度が速い原付の免許取得時に聴覚試験がない時点で、 車両の中で「自転車だけは音情報が必須という規制に正当性が存在しない」。 ↓ ●仮に「判断力が乏しい若年層も多いから」ということを理由に上げるなら、 そもそも「自転車が公道走行できる年齢そのものを規制するのがまず先」ではないだろうか。 いくら常用速度が遅くても幼児が自転車に乗って一人で自由に走行できてしまうのは危険。 ↓ 今度は小中高では「行動範囲が広くなる」と理由にするのであれば、 「通年ではなく地域や学校差も大きい交通教育の薄さ」を問題視しないことが異常な感覚と言わざるを得ない。 ●そして「全てのイヤホン(ヘッドホン等)自転車が消えたとして・・・"事故が激減するわけがない"理由」 遮音状態の徹底規制の先に待つのは本当に交通安全だろうか? ↓ 現在の警告カードの優先発行順位の異常さにも繋がっていることとして、 違法性のある「交通に関する音などが"聞こえない状態"での遮音状態」を敵視し、 外すようにどれだけ徹底したところで、交通安全への影響は「極僅か」でしかない。 ↓ なぜなら遮音状態で"一時停止をせずに"事故を起こしたというケースなら稀にニュースになっている程度。 更に「遮音状態"だけ"が直接的な原因での交通事故は存在していない可能性が高い」ため。 ※「適切に止まるということが出来ていない」から事故に遭う・起こすのは当たり前。 ▼"事故データを考慮しない規制"は無意味に近いと断言する 基本的に交通安全を考える場合、 まず「徐行」や「止まること」を徹底的に遵守させることが肝心。 場所で言えば住宅街を含む「交差点を要注意ポイントとして警戒する」のが一般的。 それにも関わらず、街頭の交通指導ではなぜか 「見通しの悪い交差点を進む際の徐行義務」や、 「止まれの標識がある場合の一時停止義務」を、 (地域差は大きいが)あまり積極的に注意喚起している様子は見られないのが妙な話。 「歩道は歩行者優先」が徹底できていないのも 「街頭指導でロクに注意してないから全くといっていいほど知らない状態で問題になる」とは考えたこともないだろうか。 事故を減らしたい、問題を解決するためには 遮音状態かどうか以前の「極々基本的な内容」を周知徹底できなければ話にならない。 物事を想像力を以て判断できず、深く考えていない人達の交通安全感覚には甚だ疑問であり、 想像以上に理解力が足りないことを危惧する。 ●[高知]誤情報の発信(簡略版) kochi-cycling.com/introduction/ イヤホンの使用は×! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は禁止されています。 ↓原因の1つ www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/bicycle_rule.html イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 ↓ ■反証■ www.reikisyuutou.pref.kochi.lg.jp/reiki/JoureiV5HTMLContents/ ▼第15編 警察・消防・国民保護 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「高知県道路交通法施行細則」 第11条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (9) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。(後略) ↓ (1) ×聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【必ず聞こえない状態となるわけではない】ので非常に紛らわしい表現。 → ○ 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態」は禁止 (2) ×高知県公安委員会規則 → ○ 高知県道路交通法施行細則 ↑ ●[高知]誤情報の発信(詳細版) バイラルメディア含め「主に受信側の個人単位で誤解している」のであればまだしも、 公的機関含む発信側の認識力の低さはさすがに問題があると言わざるを得ない。 kochi-cycling.com/introduction/ イヤホンの使用は×! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は禁止されています。 ↑この表現自体が×という。 ↓ 正確には イヤホンの使用は【控えましょう】! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は【推奨しません。】 こうでなければならない。 ▲こうした事実誤認を広めてしまっている原因として・・・ ↓ ▲高知県警サイトにある法的な規制根拠が杜撰 www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/bicycle_rule.html イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 【罰則】5万円以下の罰金 ↓ 道交法71条の6 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/viewContents?lawId=335AC0000000105_20200523_501AC0000000020#T 六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項 罰則:第六号については第百二十条第一項第九号 第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。 なぜか規制根拠となる条文に「間接的に他で定めていることを記しているだけ」の71条の6はまだしも、 高知県公安委員会規則第11条とはあっても、 分かりやすく「高知県道路交通法施行細則」とは書いていないのがどうにも解せない。 直接の規制根拠となる条文を記載している場所が分かると困るのだろうか? ↓ ■法治国家として法文主義に基づく反証■ (令和2年4月1日内容現在) www.reikisyuutou.pref.kochi.lg.jp/reiki/JoureiV5HTMLContents/ ▼第15編 警察・消防・国民保護 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「高知県道路交通法施行細則」 第3章 運転者の遵守事項 (運転者の遵守事項) 第11条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (9) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的に関し指令を受信するために イヤホーン等を使用する場合は、この限りでない。 ここでは明確に【安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で】とある。 ↓ 【1】小音量で(安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえる状態で)あれば問題なし 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等で車両等を運転しないこと。 用語としては「高音」という表現自体に問題があるが、 「高音の反対=低音=小さな音量であれば」カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用しても違反にはならない。 (※小音量でも安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえない状態では違反になる) または 【2】(音量とは関係なく)聞こえるような状態であれば問題なし 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態」を禁止されているので、 「もし高音でも」カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等していても、 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえる状態」であれば違反にはならない。 ↓ ★つまり「条文に誤り」もしくは「サイト内の表現に誤り」のどちらか。 ↓ ↓ 【A】■仮に高知県警サイト内情報が法的に適正とする場合 【条文の変更】 もし車両[自動車のカーオーディオ全てを含む]・自転車でもイヤホン走行が禁止されている条文であれば 「カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等で車両等を運転しないこと。」 となっていなければならない。 ↓ しかし、そうすると今度は原付免許などでの聴覚不問の整合性が取れなくなるので、 変えるべきは【B】になる。 ↓ 【B】■仮に高知県道路交通法施行細則サイト内情報が法的に適正とする場合 【高知県警サイトの内容を書き換え】 イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 ↓ (1) ×聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【規制根拠となる条文は↓】 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。 つまり「危険ですので禁止」という内容は存在しない。 ↓ ●「危険かどうかは"ただの感想"」 なぜなら「聴覚情報云々以前に、”予測運転”を実行できていれば、 「適切な一時停止が不可能になる事実も存在しない」ため。 ※自動車の運転手はカーオーディオを使用していても基本的に安全運用できている。 ※未成年を理由にする場合「教育不足」を補うために、特に「徐行」や、一時停止を蔑ろにしてまで 優先的に遮音関連に対して「法文内容を超えた規制」を敷くことが正しいとは思えない。 ※注意力散漫についても同様であり、その場合「寝不足等」への厳しい規制も必要になる。 (2) ×高知県公安委員会規則 →【高知県道路交通法施行細則】第11条 ▼もし「規則を恣意的に運用している」ということであれば問題。 「若年層への注意喚起のために必要なこと」というのであれば、 実際の事故データを基にした注意喚起を行ってもらいたいのだが・・・、 ↓ ■自転車警告書交付状況(令和元年中) (降順に並べ替え) 並進 2877件 通行禁止 959件 無灯火 844件 イヤホン使用 788件 一時不停止 697件 右側通行 538件 携帯電話使用 351件 その他 244件 傘さし 212件 信号無視 199件 二人乗り 61件 飲酒運転 22件 整備不良 1件 合計:7793件 ※内訳 中学生 1309件・高校生 2495件 ↓ ●まず並走への警告が多い理由が不明 (恐らく"クレームが多いから"程度の理由で「ほらちゃんと交通指導してますよ」 という反応のためだけの「単なる取り締まりアピール」というところか) 警告書の優先順位からして並進が3000件という有様。 余程熱心に取り組んでいるようだが、高知県では「並進で重大事故が多発」というデータでもあるのだろうか。 ↓ 改めて「見える危険は大して危険ではない」と言っておきたい。 何しろ並進の場合(車道や歩道を草レース気分で猛スピードで競争しているような特殊な輩を除き) 「楽しく会話をしている」ことが圧倒的に多いため危険度は低いと言える。 もっと具体的に言えば、「並進で楽しく談笑しながら"ゆっくりと"走行」する光景は普通でも、 「並進で楽しく談笑しながら"全力"走行」する光景は正直見たことがない。 ↓ 確かに交通の妨げになることで渋滞の原因になるようなことがあれば迷惑であり、 並進自体は違反であっても、さほど優先的に尽力すべき問題とは思えない。 実際それほど社会問題化するような課題とすら思っていないからこそ続けている人が多いのだろうし、 「並進が事故原因でした」というニュースも見たことがないので、 さほど危険視する必要もないのが現状ではないだろうか。 ※「急な進路変更で自動車の前に出てくるケース」というのは車道左端を走っていても、 「蚊柱などの虫アタック」「ガラス片など落下物避け」があるので、 並進特有の問題にはならない。 ↓ そもそも、最大の不可解な点は、 安全のために欠かせない「徐行無視」への警告が一件もないという事実。 さすがに「由々しき事態」というべきか。 これでは「歩道では歩行者優先」の感覚など育つわけもない。 ↓ ■更に、一時不停止は5番目、信号無視と合わせても並進の半分以下ということは、 「高知ではあまり止まることに注意を払う必要はないですよ」と 広報しているのと等しく成り果てていることに気付いているのだろうか。 これでは「横断歩道を渡ろうとしている歩行者のために 自転車も含む車両は"一時停止しなければならない"ということを知らない人が多い理由も頷ける。 ■「一目瞭然な危険」且つ「速度も遅い」=「容易に避けられる危険」 並進にしても遮音にしても、やはり優先的に気を付けるべきポイントがズレている。 単に「目の前にある目障りなモノさえなくなればそれいい」という、 真の意味で事故ゼロに向けての交通安全とはかけ離れた 「利己主義」な感覚が際立っているように思えて仕方ない。 2021.12.26 ▲ゴシップ系雑誌サイトの「イヤホン自転車」記事 2021.12.19 ●グレーな表現方法とオートバイのサイトでの自転車記事への雑感 2021.12.5 ◆「イヤホンをしているだけでは違反ではない」という"事実"の紹介記事 〃 ▲相変わらず誤解を与える内容:BS 〃 ▲▲「イヤホン自転車」を強調する無意味さ 2021.11.21 ●[大阪]久々の誤解を生む記事 2021.9.12 ▲法的根拠を知らず違法と勘違いしている例 2021.8.15 ●弁護士サイトでも誤解、●分かりやすい印象操作 2021.7.18 ●毎度お馴染み【イヤホン運転を罰則対象】とかいう誤解を広める記事 2021.7.4 ●[石川]注意の矛先の誤りと不十分な指導力 2021.5.30 ●[宮城]警察も然ることながら記者の安全意識の問題?、●[神奈川]マナーとしても解せない感覚 2021.5.23 ●[東京]単に「イヤホンつけての運転が法令違反になる」を反証 2021.3.14 ●音情報を過度に信頼する考え方への疑問 2020.12.6 ▲車両運転中の携帯電話についての記事にイヤホン等に関する完全な蛇足 10.25 ◆珍しくほぼ正しい内容でもあと一歩惜しい記事 9.20 ●状況判断力が足りない内閣府解説 9.13 ▲例によって偏向報道 9.6 ●[自動車]35都道府県ではイヤホン(運転)禁止という不思議な説を暴く 〃 [△]中途半端に正解なパナソニックの見解 8.23 ●木を見て森を見ない人々 〃 ●事故例の紹介だけで不安を煽られないように注意 6.14 ★自転車イヤホンが(状態を問わない前提で)違反にはならない理由 〃 ●[高知]誤情報の発信(簡略版)、●[高知]誤情報の発信(詳細版)
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2chテンプレ 現行スレ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part5 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1204367593/ テンプレ 〓SoftBank 920Pby Panasonic Part×× VIERAの技術をケータイへ 。 気軽に楽しむ、身近に感じる、VIERAケータイ。 2008年2月29日に全国一斉発売。 主な仕様(予定) 通信方式 国内 W-CDMA方式 海外 W-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900MHz) サイズ(幅×高さ×厚さ) 約49×106×18.8mm(折りたたみ時、突起部除く) 重さ 約135g 連続通話時間/ 待受時間 W-CDMA網 約220分/約580時間(静止状態、折りたたみ時) GSM網 約200分/約340時間(静止状態、折りたたみ時) 「ワンセグ」連続視聴時間 約4時間30分(ECOモード時:約6時間45分) ディスプレー メイン 3インチフルワイドVGA(480×854ドット) TFT液晶(最大26万色) サブ 0.77インチ(96×25ドット)有機EL(白1色) モバイルカメラ メイン 有効画素数507万画素/CMOS(オートフォーカス・手振れ補正対応) サブ 有効画素数33万画素/CMOS 外部メモリー/推奨外部メモリー容量 microSDカード(別売)/最大4GB カラーバリエーション メタルブラック、ゴールド、ホワイト、ライトブルー、ピンク 主な対応サービス・機能(予定) ワンセグ ミュージックプレイヤー Bluetooth 赤外線通信(IrDA)シンプルモード PCサイトブラウザ 世界対応ケータイ 3Gハイスピード デコレメール S!ミュージックコネクト 着うたフル 電子コミック S!アプリ(メガアプリ)S!速報ニュース Yahoo! mocoa S!タウン TVコール S! FeliCa S! GPSナビ S!おなじみ操作 ソフトバンクモバイルプレスリリース http //www.softbankmobile.co.jp/corporate/news/press/2007/20080128_09/001.html パナソニック920P紹介サイト http //panasonic.jp/mobile/softbank/920p/index.html 920Pまとめ http //www39.atwiki.jp/920p/ 前スレ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part4 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1204025331/ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part3 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1203145632/ 〓SoftBank 920P by Panasonic Part2 http //hobby10.2ch.net/test/read.cgi/keitai/1201767255/ 質問等はメーカーやキャリアのサイト、まとめサイトにも目を通していただいてから 質問して頂けるとありがたいです。
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峰床山 八丁平の西にある山。 低山しかない京都の山の中では標高第二位らしい。 峠位置 京都市左京区 道所在地 京都市左京区 距離 路面距離(計算値) 最大標高 970m 最大標高差 平均勾配 スタート ゴール 山頂 地図 Google Map ルート地図 峰床山山頂。 一部方向に景色が開けている。 八丁平から 鞍馬-百井峠-前坂峠-久多尾越林道-大黒谷林道-八丁平-峰床山 往復。 八丁平からは押し担ぎとなる。 担ぎ上げ出来ないようなところは無いが、ほぼ乗れないので、乗りたいならそのままオグロ坂峠へ。 自転車乗りの場合、ピークハンター以外には行く価値はあんまりない。 舗装状態 未舗装路、シングルトラック(登山道) 路面状況 一部荒れている。階段あり。 交通量等 なし、ハイカーなどのみ 普通の登山(というかハイキング)ならば自然満喫で楽しいのかもしれない。 マムシがいるらしい。 いてもおかしくない場所は確かにあった。 ヒルもいるらしい。 登坂走行ルート 八丁平から 登坂未走行ルート それ以外
https://w.atwiki.jp/pinballfx/pages/25.html
Biolab 参照。